田中圭×吉田鋼太郎の息ぴったりな掛け合いにハマる!個性派刑事ドラマ「死神さん2」
2023.12.25(月)
数多くの映画やドラマなどで、好感度の高い青年を自然体で演じている人気俳優・田中圭。一方で、狂気に満ちたシングルファーザーなど、クセの強いキャラクターも難なく我がものにする"カメレオン俳優"としても高い評価を得ている存在だ。
そんな田中が、独特のリズムで話す怪しげな刑事という、今までにないキャラクターを好演して話題を呼んだのが、人気小説原作の痛快刑事ドラマ「死神さん」だ。
黒いハットにボブヘアー、鼻には大きなほくろがあり、激しい猫背というビジュアルからしてクセの強い、再捜査専門の警部補・儀藤堅忍(田中)。証言や証拠の徹底的な洗い直しによって、迷宮入りした事件の真犯人を見つけ出す仕事ぶりから「儀藤が捜査した後に幸せになった人間はいない」と言われ、「死神さん」と呼ばれて恐れられている人物だ。「『逃げ得』は許さない」を信念に、迷宮入り事件の犯人を追う儀藤。そんな儀藤が事件ごとに相棒を変えながら、事件の真相を明らかにしていく姿を描く。
(C)HJホールディングス
2021年に配信された第1弾に続く、2022年配信の「死神さん2」では、事件関係者の感情にフォーカスを当てるストーリーが展開される。もちろん儀藤も例外ではなく、誰もが架空の人物だと思っていた儀藤の亡くなった妻・フローラにまつわる真実が明らかになるなど、儀藤のパーソナルな部分にも迫っていく。中でも最終話では、常にポーカーフェイスをキープしていた儀藤が血相を変えて爆走するという場面が登場。そのシーンで田中が披露する、今までにない切羽詰まった表情からは、儀藤がどれほど妻を愛しているのかが痛いほどに伝わってくる。
そして、第1弾で前田敦子が演じていた初代パシリ・南川メイに代わって、本作では山本舞香が、「不幸を呼ぶ女」を自称する超ネガティブ女子・小刀祢葵として新たに参加。祢葵のサポートも得ながら、儀藤は多彩な相棒と共に、闇に葬られようとしていた事件の真相をあぶり出していく。
また、第1話には儀藤に選ばれた相棒として吉田鋼太郎も出演。被害者の司法解剖を担当した監察医・灰田(吉田)はとにかく声が大きく、マッチングアプリに夢中な上に、女性を見ればすぐに口説いてしまう。そんな儀藤とは別ジャンルでクセの強い7代目相棒・灰田を、田中の出世作でもあるドラマ「おっさんずラブ」でも見事なコンビネーションを披露していた吉田が熱演。上目遣いでぼそぼそと小声の早口で話す儀藤と、オーバーリアクションでハイテンションな灰田という対照的な演技で、互いの魅力を引き出し合うことに成功している。
儀藤がさまざまな迷宮入り事件を解決し、因縁のある愉快犯・エンジェル伊藤との攻防もさらに混迷を深めていく第2弾。田中圭というカメレオン俳優が見事に作り上げた個性派刑事が、真実に辿り着くまでの軌跡を最後まで見届けてほしい。
文=中村実香
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