田中圭が変わり者の天才科学者を演じる!安田顕、倉科カナとの掛け合いにも注目の「らせんの迷宮~DNA科学捜査~」
2023.12.21(木)
親しみやすい笑顔と、どんな役柄にもリアリティを与える演技力の持ち主として、さまざまな映画やドラマで存在感を放ち続けている俳優・田中圭。そんな田中が熱血刑事とコンビを組み、難事件に挑む天才科学者役を演じたのが、ドラマ「らせんの迷宮~DNA科学捜査~」だ。
小学館ビッグコミック増刊号で連載された人気漫画「らせんの迷宮―遺伝子捜査―」を映像化した本作は、「DNAは嘘をつかない」が口癖で、数億桁の遺伝子配列を記憶するという天才遺伝子科学者が、熱血刑事や科捜研の美女と共に難事件や未解決事件を解き明かし、遺伝子捜査の裏にある人間の業に迫る姿を描く。
(C)夏緑・菊田洋之・小学館/テレビ東京/AX-ON
都内で、遺体に「X」の痕跡を遺す殺人事件が発生。事件を担当するはずだった刑事・安堂源次(安田顕)は、今回の事件が、かつて安堂の妻が被害者となった10年前の連続殺人事件と同一犯の可能性が高いという理由で捜査から外されることに。そこで安堂は、捜査本部には内密に、天才科学者と云われる神保仁(田中)に捜査の協力を要請する。事件の解決に全く興味を示さない神保だったが、何よりその奇想天外な行動と言動に安堂は振り回される。しかし、行動を共にする中で少しずつ息の合い始める2人は、捜査本部も気づかなかった「ある痕跡」を見つけ出す。
(C)夏緑・菊田洋之・小学館/テレビ東京/AX-ON
本作で田中が演じた神保は、細胞医療学科・ゲノム解析学研究室所属にして准教授の肩書きを持つDNAの専門家。趣味は個人的なDNAデータベースを作成することで、DNA研究に没頭するあまり常軌を逸した行動をとることがあり、周りからは変人と思われがちなタイプ。そんな神保を田中は、少年のようなピュアな表情と柔らかいセリフ回し、たすき掛けにしたカバンなどの小道具で、どこか浮き世離れしている神保の雰囲気を表現する。
そんな神保と事件解決のためにタッグを組む熱血刑事・安堂を支えるのが、倉科カナ演じる警視庁科学捜査研究所・所員の乱原流奈だ。研究所にいるだけでなく、安堂ら刑事と共に現場にも臨場する行動派なキャラクターを、倉科は美しい笑顔を輝かせながら、はつらつと演じている。第1話ではロングヘアだった髪を、2話からはボブスタイルへと一気にイメージチェンジするというインパクトを残す流奈は、第5話から本格的に捜査に参加することに。安堂や神保と共に、殺人事件の関係者でもある天才女性科学者・下村まどか(矢田亜希子)の元を訪れた際には、科学者として第一線で活躍する下村に会えた喜びを爆発させる。そんな流奈の心の動きを倉科は、憧れに満ちた眼差しや夢見心地な表情、細やかなしぐさで見事に表現した。
神保や乱原らとチームを組む刑事・安堂を演じる安田は、神保とは正反対で、涙もろく直情型の昭和な刑事であり、変わり者の神保に何かと振り回される役どころを文字通り"熱演"している。個性的なキャラクターたちが豊富な知識と推理力で難事件を解決していくミステリードラマを田中や安田、倉科ら俳優陣の演技に注目しながら楽しんでほしい。
文=中村実香
放送情報【スカパー!】
らせんの迷宮~DNA科学捜査~
放送日時:2023年12月23日(土)11:35~
チャンネル:ファミリー劇場
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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