劇場版『はめふら」』で共演の内田真礼&小野賢章、初対面の時の印象を明かす「20代前半の頃に下北沢のカレー店で『売れたいね』って...」
2023.12.21(木)

石に頭をぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻し、自分がいるのが前世で夢中になっていた乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』の世界だということに気付いた公爵令嬢のカタリナ・クラエス。それと同時に自身がゲームの主人公の恋路を邪魔する悪役令嬢ということも思い出したカタリナが、ゲーム内に用意されている"破滅フラグ"を回避するために奮闘する異世界転生ラブコメディ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった...」。シリーズ初の劇場版が12月8日より全国公開されている。
今回、カタリナ・クラエス役の内田真礼と、劇場版新キャラクターのミステリアスな美少年・アーキル役を演じる小野賢章にインタビューを実施し、作品への思いなどを聞いた。

――内田さんへ質問です。劇場版制作決定の第一報をお聞きになった時、そして物語が原作者・山口悟先生による完全新作ストーリーだと知った際の感想をお聞かせください
内田「めちゃめちゃ嬉しかったですね。実はTVシリーズ第2期の放送が終了してからもう2年ぐらい経っていて...私自身も待ち焦がれていました。『やっと収録だ!』『やっと公開だ!』みたいな。(劇場版の)アフレコもこの間収録したところで、久しぶりにカタリナが動いているのを見て、感極まる感じでしたね。今回の完全新作ストーリーでは劇場だからこそできることがふんだんに入っていると思います。ストーリー的にも1話完結のお話なので、『はめふら』なんだけれど、どこか夢のようなお話...という感じがしました」
――小野さんが「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった...」という作品に抱いていた印象と、今回の劇場版で物語の鍵を握るキャラクターを演じることに決まった際のお気持ちは?
小野「『はめふら』という作品はなんとなく知っていて、とにかくタイトルのインパクトがすごく強かったですね(笑)。作品としては、『悪役令嬢』『破滅フラグ』というところで、『結構ドロドロ系なのかな?』なんて勝手に想像していたら、全然そんなことなくて。すごく明るくてハッピーになれるというか。観た後はとても爽快感があるなと思いました。
今回、新キャラとして参加させていただきましたが、第2期までに(カタリナたちが)積み上げてきた雰囲気があったので、そこに違う国の人が来たぞ!という感じを出せたらいいなと思っていましたね」

――お互いが演じるキャラクターの魅力を教えてください
内田「アーキルはあまり自分のことを喋らないからこそ、どんどん深堀りしたくなるというか、『見えないからこそ知りたい』みたいな、そういう部分がとても大きくて。しかもイケメンじゃないですか。 "ミステリアスキャラ"の王道を行ってると思う!笑わせたり、いろいろな表情変化を見たいというか、『本当は何を考えているんだろう』って勝手に考えて、沼にハマっちゃう...みたいなタイプかなと思います」
小野「『カタリナは人たらし』とキャラクター説明にもありますが、そのまんまだなって。自らこじ開けていくパワーがありますよね。人との関係もそうですし、事件に対しても、自ら解決していく。そういう力強さや前進する力にみんながついていくんだなというのを、今回初めて参加して、感じた魅力ですね」

――それでは、おふたりの初対面の時の印象を教えてください
小野「実は、お仕事で共演する以前から"友だちの友だち"という感じだったんです。舞台を中心に活動していた20代前半の頃に出会っていて、真礼ちゃんも何本か舞台に出演していて。声優もやっているという共通点があるのを知って、『どうやったらオーディション受かるんだろうね』『売れたいね』みたいな話を下北沢のカレー店でしたのをすごい覚えてる(笑)」
内田「そうなんですよ!だから共演者と言う以前に、友達っぽい感覚なんですよね。すごく若い頃から知っている感じがあって、賢章くんと会うと、なんか気が抜けちゃうというか。気付いたらお互い30代ですけど、出会った頃から、『いつも飾らない人だな』という印象ですね。初対面の時には『ハリー・ポッター』の吹替えを担当している人だと知っていたんですけど、長く芸能界にいても自然体な人なんだなと思った記憶はあります」
小野「声優として同じ作品に登場していても、実は今回のようにガッツリ絡む機会はなかったんですよ」
内田「そういう意味でも、今回は思い出に残る作品になりますね」
――最後に、映画の公開を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします
小野「今回、初めて参加させていただいて、自分にできることを全力でやらせていただきました。新キャラクターというのもあり、これまでとはまた違う『はめふら』を楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。最後まで観るともう本当にニッコニコになってもらえると思うので、おもいっきり楽しんでください!」
内田「『はめふら』の今までの楽しさをそのままに、劇場版のパワーアップ感がとても詰まっています。今まで観てくださっていた方はもちろん、今回初めて『はめふら』に触れる方も楽しめるストーリーになっていると思います。カタリナは今回も大変な破滅フラグに出会いますが、『はめふら』らしく解決していく姿がとても爽快なので、是非見ていただけたら嬉しいです」
取材・文=中村実香
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