16歳の小芝風花がスクリーンデビュー作「魔女の宅急便」で見せた眩い表情
2023.12.11(月)
宮崎駿監督が手掛けた名作アニメーション映画「魔女の宅急便」。その原作としても知られる角野栄子の同名ベストセラー児童文学魔女を実写映画化。"13歳になったら他の街に移り住み修行をする"という魔女の掟に従い、相棒の黒ネコ・ジジと共に旅に出た少女・キキが、周囲の人とのかかわりを通して成長していく姿を描く。主人公のキキを演じるのは、当時16歳の小芝風花。キキの持つ無邪気さや真っすぐさ、そして思春期特有の繊細さを瑞々しく、かつ大胆に演じ切った。
(C)2014「魔女の宅急便」フィルムパートナーズ
満月の夜、黒ネコのジジと、新たな街を探して旅立ったキキは、海辺の町・コリコで暮らすことを決意する。やがて、ひょんなことからパン屋「グーチョキパン店」のおかみ・おソノ(尾野真千子)に気に入られ、彼女の厚意でパン屋に居候させてもらうことに。キキはそこで、唯一使える"空飛ぶ魔法"を生かして、空飛ぶお届けもの屋"魔女の宅急便"を開業する。
(C)2014「魔女の宅急便」フィルムパートナーズ
全編通して言えるのは、小芝風花演じるキキがとにかくキュートだということ。快活で元気いっぱい空を飛びまわったかと思えば、心のままに笑って、怒って、悲しんで...。くるくると変わる表情はどれも魅力的で目が離せなくなる。相手にはっきりと気持ちを伝えたり、バカにされて文句を言ったりと、キキの芯の強さもしっかりと表現。弱冠16歳、しかも本作がスクリーンデビューとは思えない圧巻の演技力にただただ脱帽するばかりだ。例えば、冒頭のほうきで旅に出るシーン、広い海を見て目をキラキラと輝かせて大興奮するキキの表情は、朝日を反射して光る海以上に眩しくて、胸の高鳴りがこちらにまで伝わってくるほど。怖がるジジをスルーして水面に手を浸しはしゃぐなど、お転婆っぷりを発揮するキキのあまりのかわいさに、早くもとりことなってしまった。尾野真千子演じるオソノとの母と娘のような心温まるやりとり、広田亮平演じるトンボとときにぶつかり合いながらも、少しずつ心を通わせていく姿など、さまざまな表情を見せる小芝。時に悩み、傷つき、少しずつ成長していくキキの姿を、丁寧に、情感たっぷりに演じてみせた。
なお、本作での演技が高く評価され、小芝はこの「魔女の宅急便」で第57回ブルーリボン賞・新人賞、および第24回日本映画批評家大賞・新人女優賞を受賞。女優として一気に注目を集めることとなった。
2024年1月には主演ドラマ「大奥」(フジテレビ系)の放送が決定、さらに同年2月には主演映画「レディ加賀」が公開予定と、その勢いはとどまることをしらない。そんな、今最も注目の演技派女優・小芝風花の、初主演&初出演映画。生き生きとキキを演じる16歳の小柴のフレッシュな姿を、ぜひチェックしてみてほしい。
文=鳥取えり
放送情報【スカパー!】
魔女の宅急便(2014)
放送日時:12月18日(月)23:00~
放送チャンネル:WOWOWシネマ
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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