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山下智久、乃木坂46、BE:FIRST、Mrs.GREEN APPLEら音楽シーンを彩るアーティストたちが集結「MTV Video Music Awards Japan2023」

2023.12.7(木)

Mrs.GREEN APPLE
Mrs.GREEN APPLE

「MTV Video Music Awards Japan」が11月22日に神奈川・Kアリーナ横浜で開催された。同イベントは全米最大規模の音楽授賞式「MTV Video Music Awards」の日本版「MTV Video Music Awards Japan2023」で、今年で22回目の開催を迎える。

櫻坂46
櫻坂46

撮影:上山陽介

イベントでは「Best Dance Video」を受賞した櫻坂46が登場し「Start over!」を披露。大いに沸き立つ観客たちをグループの特長である圧倒的なパフォーマンスで魅了し、華麗にオープニングステージを飾った。その後、同曲でセンターを務める藤吉夏鈴が「まずは、いつも応援してくださっているファンの皆さん、本当にありがとうございます。そして、このミュージックビデオに関わってくださった(加藤)ヒデジンさん、TAKAHIROさん、Remi(Takenouchi)さんをはじめとする皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。また面白いミュージックビデオ作りができたらと思っています。本当にありがとうございました」と喜びを語った。また、キャプテンの松田里奈は「毎シングル少しでも多くの方に楽曲を届けたいという思いで活動しているので、今日こうしてミュージックビデオを評価していただいてとても光栄です。これからも櫻坂46というグループに誇りを持って、たくさんの方を笑顔に元気に幸せにできるようにこれからも頑張っていきたいと思います」と述懐。

「Best R&B Video」を受賞した山下智久は「素敵な賞をいただけたことを非常に嬉しく思いますし、光栄だなと思います。自分自身もMTVさんの音楽からたくさん影響を受けてきたので、こうして賞をいただけたというのは本当に忘れられない一日になったなと思います」と感想を語り、MVの撮影について「まずプロダクションのチームを探すところから個人でやらせていただいたので、いろいろ勉強になりました」と振り返った。そして、受賞曲の「Sweet Vision」をパフォーマンス。

マカロニえんぴつ
マカロニえんぴつ

撮影:岸田哲平

マカロニえんぴつは「リンジュー・ラヴ」を演奏。はっとりが「初めましての人も大勢いらっしゃるでしょうし、いつも応援して駆けつけてくれる人もいると思います。とにかくこの空間で歌を届けられることを嬉しく思います。いろんな場所でライブをやらせてもらいましたが、ロックバンドはやることは一つだけなので。曲作って、ツアー回ってっていう。来年もその動きが同じようにできたらと思います。いろんな場所で常にライブやっているので、どこかでまたこの続きができたらと思っています。マカロニえんぴつをこれからもよろしくお願いします」とあいさつし、「Best Storytelling Video」を受賞した「悲しみはバスに乗って」を歌唱。その後、アワードでははっとりが「今年もこのずっしりと重いトロフィーをいただけてすごく嬉しいんですけど、その重さがみんなが寄せてくれている期待の重さだと感じて、『来年ももっともっと頑張らないとな。たくさんライブをして、たくさんいい曲を書きたい』って思った日になりました。ありがとうございます!」と心境を明かした。

乃木坂46
乃木坂46

撮影:上山陽介

「おひとりさま天国」で「Best Group Video -Japan-」を受賞したのは乃木坂46。トロフィーを受け取ったキャプテンの梅澤美波は「この曲は今年の夏のツアーを通して、みんなで披露を重ねて大切に育ててきた曲です。MVに関しても、タイトルの『おひとりさま天国』にちなんでメンバー一人ひとりの"一人での過ごし方"にフィーチャーして、実際のメンバーの趣味嗜好に合わせて好きな物に囲まれて和気あいあいと撮影したMVになっているので、そんなメンバーの素の表情が見られるMVをたくさんの方に観ていただいてすごく嬉しく思います。素敵な賞を本当にありがとうございます」とコメント。ライブでは「おひとりさま天国」を披露した後、12月6日(水)にリリースする34枚目シングル「Monopoly」をパフォーマンスした。

NiziU
NiziU

撮影:上山陽介

そして「Best Pop Video」を受賞したNiziUが登場。MAKOは「今回『Paradise』という楽曲が本当にたくさんの方に愛していただけたということを改めて実感することができました。日々応援してくださるWithU(※ファンの通称)の皆さん、そして全スタッフの皆さんに心から感謝を申し上げます。そして、これからもNiziUらしさをパフォーマンスで世界に発信していけるように頑張りたいと思います」と告白した。ライブでは、「Paradise」パフォーマンス後、MAKOが「この度、『Best Pop Video』という素敵な賞をいただき、このような素敵なステージでパフォーマンスをすることができ本当に光栄です」と語り、韓国デビュー曲「HEARTRIS」も披露した。

日向坂46
日向坂46

撮影:上山陽介

「Best Cinematography」を「Am I ready?」で受賞した日向坂46は同曲でセンターを務める上村ひなのが「『Am I ready?』のMVは海外からもスタッフの方が来てくださって、本当にたくさんの皆さんのお力添えがあったからこそ出来上がった作品で、こうしてこんなにも素敵な賞をいただけたことを本当に嬉しく思います。これからも素敵なミュージックビデオや楽曲を、より多くの皆さんにお届けしていけるように私たち日向坂46一同精いっぱい頑張っていきたいと思います」とにっこり。さらに、キャプテンの佐々木久美は「日向坂46としてこういう賞をいただけたことはとても光栄なことですし、さらに上を目指していけるようにメンバー一同頑張っていきたいと思います」とコメントした。ライブでは、「Am I ready?」と新アルバムの表題曲「君は0から1になれ」を披露。

ano
ano

撮影:岸田哲平

「Best New Artist Video -Japan-」を受賞したanoはイベントのMCを務める山里亮太を引き合いに出し、「嬉しいです。6年前に山里にガミガミ言われていた日々からは想像できない(笑)。そんな日々から、今日はこんなにすばらしい賞をいただけて嬉しいです。ありがとうございます」と告白しながらも、「恥ずかしいです。いっぱい人がいるから怖い...」と漏らして笑いを誘った。「スマイルあげない」を披露後、次曲として「いっぱい見てもらった山里も出ているMV」と紹介して受賞曲の「ちゅ、多様性。」をパフォーマンスし、唯一無二のステージを完遂。

BE:FIRST
BE:FIRST

撮影:岸田哲平

「Group of the Year」を受賞したBE:FIRSTのRYOKIは「MTVには毎年呼んでいただいておりまして、このような素晴らしい賞を毎年いただいて、僕たちも成長しつつも、またこの場に帰ってくることがとても嬉しかったです。僕たちは怒涛の日々で忙しくこの一年間を過ごさせていただいたんですけれども、『Mainstream』という楽曲を引っさげて、こんなにもたくさんのBESTY(※ファンの呼称)に受け入れてもらって、それ以外の音楽が大好きな皆さまにこんなに受け止めてもらえたことを心から感謝しています」と喜びのコメントを。ライブでは「Boom Boom Back」と「Mainstream」の2曲をパフォーマンス。

「Artist of the Year」「Best Alternative Video」「Best Visual Effects」の3冠に輝いたMrs.GREEN APPLEの大森元貴は「本当に身に余る光栄で、驚きで...。本当にありがとうございます」と心境を明かし、「結成10周年だったので、そういうのも含めて『今年はフルアクセルで駆け抜けたいな』というのは去年から話していたので、すごく充実した1年になったかなと思っております」と告白。その後、「ケセラセラ」で「Video of the Year」に輝いたことが発表されると、藤澤涼架は「めちゃくちゃ嬉しいです!ありがとうございます!」と歓喜。若井滉斗も「本当に、本当に、ありがとうございます!」とファンに感謝を述べた。ライブでは、「Magic」「ケセラセラ」を熱唱し、イベントを締めくくった。

他にも、YOASOBI、BAD HOP、aiko、アイナ・ジ・エンド、10-FEET、チャ・ウヌ、Bright、THE BOYZ、WOLF HOWL HARMONY、Gulf、まらしぃ×NORISTRY×齊藤京子(日向坂46)feat.鏡音リンら、今年を彩ったアーティストが登場し、2023年の音楽シーンを象徴する豪華なイベントとなった。

文=原田健

放送情報【スカパー!】

MTV VMAJ 2023
放送日時:2023年12月10日(日)19:00~
チャンネル:MTV
※放送スケジュールは変更になる場合があります