水瀬いのり、自身最大規模のライブツアーを完走!4年ぶりのコール&レスポンスでおちゃめな一面を発揮
2023.12.5(火)

2015年よりアーティストとしても精力的に活動を続けている声優・水瀬いのり。彼女が全国5カ所で行った自身最大規模のライブツアー「Inori Minase LIVE TOUR 2023 SCRAP ART」の最終公演が10月29日に神奈川・ぴあアリーナMMで開催された。

薄暗いスクラップ工場に佇む姿から始まるオープニングムービーとリンクする形で、夜の街を表現したステージにショートジャケットのフードを目深にかぶって登場した水瀬。ツアータイトルにもなっている、2023年9月リリースの12thシングル「スクラップアート」を、表情を隠したままでミステリアスに歌い上げる。曲の途中でフードを外し、客席からの熱気を正面から受け止めると、会場の温度も急上昇。続く「identity」「brave climber」でも疾走感溢れるロックナンバーに負けないパワフルなボーカルを披露した。
この日、初となるMCでは、約4年ぶりとなる大歓声を受けながら、今回のツアータイトル「スクラップアート」についての思いも語った。
ちらりとのぞくお腹がセクシーなリメイクデニムのセットアップに早変わりして届けるのは、「僕らだけの鼓動」。スペイシーなEDM「クリスタライズ」では、ハンドクラップで観客と共にライブならではのサウンドを作り上げていく。

ライブを支える"いのりバンド"の紹介を挟み、カラフルな水玉がポイントのキュートなミニドレスに着替えると「アイマイモコ」「運命の赤い糸」といったラブソングを続けて披露。そして、水瀬自身がデザインした、くらげがモチーフの公式キャラクター"くらりちゃん"のテーマソング「くらりのうた」では、水瀬と観客が公式グッズの"くらりライトチャーム"を揺らして、癒やしの空間を生み出した。
幕間映像では、水瀬がさまざまなアートに挑戦する様子を記録したムービーが上映。会場ごとに異なるアートを完成させてきた中で、最終日は巨大絵画にチャレンジ。真っ白なキャンバスにブルーの絵の具を広げ、「くらりの仲間たち」を完成させた。ファイナルということで、全会場のアートの頭の文字をつなげると「スクラップアート」という文字になる...という種明かしもあり、客席からは拍手が湧き上がった。

ライブ後半戦は2023年4月リリースの11thシングル「アイオライト」からスタート。アイオライト色のタイトなミニドレスを身に纏った水瀬が、アーティスティックな映像が投影された紗幕の向こうでハイチェアに座りながら歌う、といったミステリアスな演出で観客を魅了する。「クータスタ」「TRUST IN ETERNITY」など、疾走感溢れるロックナンバーをパワフルに歌い上げた水瀬は、「ずっとやってみたかった」というコール&レスポンスで、2階席に「1階!」と呼び掛けるなど、おちゃめさを発揮。客席のどよめきで間違いに気づいた水瀬が「可愛いところが出ているね。まったくもって可愛いんだから、いのりちゃんたら、もうもう」と照れ隠しをする場面も。

続く「約束のアステリズム」「Million Futures」では、切なくもドラマチックなロックサウンドで会場をヒートアップさせた後、オルゴールのネジを巻くような音が会場に響く。すると、絵本のようなイラストがステージに映し出され、真っ赤なジャケットにネクタイ、花のプリントがあしらわれたスカートという、メルヘンチックな衣装の水瀬が登場。「Well Wishing Word」「While We Walk」「Winter Wonder Wander」というファンタジックな「WWWシリーズ」三部作を続けて披露し、一足早いウィンター・ホリデー気分を観客に届けた。そして最後は、爽やかなロックアンセム「僕らは今」で会場をひとつにした。

「いのりん!」というファンの熱いコールに応え、ツアーTシャツに着替えて登場した水瀬。"くらりちゃんフロート"に乗って、アリーナ通路で「Morning Prism」「ココロはMerry-Go-Round」を歌いながら、さまざまなハンドサインでファンとコミュニケーション。そして「Ready Steady Go!」で一度、ステージの幕を下ろすも、ツアーファイナルを惜しむファンたちの声に応え、Wアンコールが実現。最後は「Catch the Rainbow!」で自身最大規模となったツアーを締めくくった。
撮影=加藤アラタ / 三浦一喜 取材・文=中村実香
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