西城秀樹と沢田研二、タイプの違う2人のスターが顔を揃えた「カックラキン大放送!!」豪華回
2023.11.29(水)

1975年から1986年まで放送された昭和を代表するお茶の間バラエティ番組「カックラキン大放送!!」。坂上二郎を中心とした「お笑いお茶の間劇場」、研ナオコが老婆に扮する「ナオコお婆ちゃんの縁側日記」、新御三家の一人、野口五郎がメインの「刑事ゴロンボ」など、ゲストを交えてのコントが定番となっていて、タレントやアイドルの違う一面が垣間見えるところも人気だった。

(C)NTV
そんな「カックラキン大放送!!」の1980年2月22日放送回(#202)には、西城秀樹が出演。この回の「お笑いお茶の間劇場」は、レギュラーメンバーで"下宿人"という役割の郷ひろみと野口五郎が出張のため不在で、「おじさん(坂上)とナオコさんが寂しがるから、2週間、この家にお邪魔しようと思います」と言って、西城が"売れっ子の人気歌手"という現実そのままの役で登場。さらに"ジュリー"こと沢田研二が初登場した回でもある。沢田もコントに加わり、大人気の沢田研二によく似た"クリーニング店"のケンちゃんという役どころでの出演となった。西城も沢田も当時の歌謡界のスーパースター。両雄揃い踏みの豪華な回だと言える。「カックラキン大放送!!」はコントももちろんだが、ゲストの歌が聴けるのも大きな魅力。この回では西城が「悲しき友情」、沢田が「TOKIO」を歌唱した。

(C)NTV
「TOKIO」は沢田が1980年元日にリリースした楽曲。派手な衣装とパフォーマンスでリリースごとに視聴者やファンを驚かせてきたが、「TOKIO」はそのスケール感も含めて、1つの極めた形と言える傑作となった。サウンドもスピード感と浮遊感が混在し、衣装ともシンクロした仕上がりになっていた。
「悲しき友情」は、1980年に発売された西城の31枚目のシングルで、恋のライバルに敗れ、自分は身を引き、街を出ていくという哀愁を感じる作品だが、サウンドと歌声には激しさや熱さがあり、西城らしさがしっかりと感じられる楽曲になっていた。
タイプは違えど、その時代を代表するスーパースター2人。「カックラキン大放送!!」のこの回でも、沢田は電飾の派手な衣装でパラシュートを背負って歌い、西城は胸元をはだけたシャツに白いジャケットを重ね、長いマフラーを首から垂らしてワイルド、かつセクシーに歌っている。

(C)NTV
珍しいコントも楽しみながら、その時代の空気を感じる2人の歌もぜひ味わってほしい。
文=田中隆信
放送情報【スカパー!】
カックラキン大放送!!【西城秀樹出演回】#202(1980/2/22 O.A.)カックラキン大放送!!
放送日時:2023年12月5日(火)20:25~
チャンネル:衛星劇場
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
-
ホロライブ所属・兎田ぺこらが「#全人類兎化計画」フィナーレを飾る!1st兎田ぺこらいぶ「うさぎ the MEGAMI!!」
提供元:HOMINIS1/12(金) -
中村あゆみの心優しい気遣いが詰まった唯一無二のライブでストレス発散!
提供元:HOMINIS12/17(日) -
杏里の魅力が詰まった貴重なライブ「杏里 CONCERT TOUR 1994 Summer Breeze IN BUDOKAN」から見る世界から愛される所以
提供元:HOMINIS1/9(火) -
純烈や真田ナオキ、新浜レオンら総勢27人が集結! 番組プロデューサーが推す「演歌男子。」10周年特番の見どころは「RPGのような冒険ストーリー」
提供元:HOMINIS1/9(火) -
野口五郎、西城秀樹、郷ひろみが息の合ったコントを披露した「カックラキン大放送!!」
提供元:HOMINIS12/30(土)