道ならぬ恋に落ちた上戸彩と斎藤工の演技が不倫の過酷さを描き出す!名作不倫ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」
2023.11.15(水)
2014年に放送され、社会現象にまでなった名作ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」。平日の午後に夫以外の男性と恋を楽しむ女性、つまり"不倫"をテーマとした作品で、タイトルが同年の新語・流行語大賞にノミネートされるほど話題となった。放送から10年近く経過した今でも人気は高く、ネットにおける不倫ドラマランキングなどでは1位をキープし続けている。
主演は上戸彩で、主人公の主婦・笹本紗和役を務める。紗和は近所のスーパーでパートとして働いている活発な主婦で、おおむね幸せな結婚生活を送っているが、セックスレスな夫・俊介(鈴木浩介)に少し不満を抱いている。そんなある日、近所に引っ越してきた裕福な主婦・滝川利佳子(吉瀬美智子)と知り合い、その後、斎藤工が演じる高校教師・北野裕一郎と知り合ったことで、紗和は許されない恋へと落ちていく。

紗和だけでなく、利佳子や裕一郎の夫婦関係にも焦点を当てて"不倫"における人間模様を幅広く描き出すと同時に、単なる肉体関係ではなく"結婚してからの恋"としてそれぞれの心情を繊細に描いているところに、このドラマの魅力がある。ここでは上戸が演じる紗和と、斎藤が演じる裕一郎について見ていきたい。

紗和が働くスーパーの駐車場で、高校生が起こしたトラブルが発端となって物語は始まる。紗和は騒ぎの中、不倫相手の男と一緒にいた利佳子にアリバイ作りに利用されるが、その直前に店の口紅を持ち去ったところを見られていたため、話を合わせるしかなかった。
そこでトラブルを起こした高校生の先生として、警察に謝罪に現れたのが裕一郎だった。裕一郎は朴訥とした雰囲気で、少し暗い感じはあるが真面目な印象。生徒のせいで怪我をした紗和に丁寧に接し、病院に連れて行くとまで言う。しかし、利佳子に不倫のカモフラージュとして利用された紗和の機嫌は最悪で、裕一郎の申し出を断って退出する。
当初の紗和は不倫を毛嫌いしていて、モノローグでも、不倫する利佳子に対して「地獄に落ちますように」とまで言う。だが、生徒のトラブルの示談のために裕一郎が現れるシーンから紗和の様子が変わる。日の当たる道を歩いてくる裕一郎は風を感じるような爽やかな印象で、その姿を見つけた紗和からは、甘い何かが滲み出るような気配があるのだ。恋を予感させるシーンとでも言うべきか。結局示談は先送りになるが、その後の紗和と裕一郎の距離は少しずつ縮まってゆく。家で1人でいる時に裕一郎に想いを馳せる物憂げな表情、高校の前で再会した時に見せる笑顔。紗和の表情はとても豊かで、また可憐で、その心情もよく伝わってくる。そんな紗和を、裕一郎が落ち着いた空気と優しい笑顔で包みこむ。

しかし、仲が深まるほど、「お互いに結婚している」という事実が進展を阻む。裕一郎の妻が誰であるか知った時の紗和のやつれた横顔。もう会わないと決めた紗和と背中合わせで話し合う時の裕一郎の重い空気。自転車を押しながら顔を歪めて泣く紗和の姿などは、胸が詰まるほどだ。恋の楽しさだけでなく、回を追うごとに増す不倫の難しさを、上戸と斎藤がその演技で如実に伝えてくれるところも本作の大きな魅力と言えるだろう。
紗和と裕一郎の想いはどこへ向かうのか。また、ピュアな紗和とは違う激情型の恋に落ちた利佳子の運命は?2人の女性の想いと人生の行方を、上戸や斎藤らの演技とともに、じっくりと味わいながら見てほしい作品だ。
文=堀慎二郎
放送情報【スカパー!】
昼顔~平日午後3時の恋人たち~
放送日時:2023年12月4日(月)12:10~
チャンネル:フジテレビTWO
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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