長澤まさみ演じる浅倉南が可愛い!あだち充の大ヒットコミックを実写化した映画「タッチ」
2023.10.26(木)

長澤まさみ主演の映画「タッチ」(2005年)。原作はあだち充の大ヒット同名コミックで、テレビアニメが放送されていた当時は野球をモチーフにした作品ながら恋の要素も入れ込み、野球少年だけでなく多くの少年少女に人気を博した名作だ。双子の兄弟・上杉達也と上杉和也の幼なじみで原作でも人気の高かった浅倉南を映画版では主役に配し、よりフレッシュに、キラキラしたピュアなラブストーリーに仕上げている。

(C)2005「タッチ」製作委員会
なんと言っても長澤のかわいさは抜群。長澤演じる南が走るシーンも、額に光る汗も何もかもがさわやかだ。現在では36歳となり大人の女性の魅力たっぷりな彼女も、本作の公開当時は18歳で、代表作「世界の中心で、愛を叫ぶ」の約1年後。18歳の長澤まさみの威力たるや、どれだけ圧倒的なパワーを放っているかは想像に難くないだろう。

(C)2005「タッチ」製作委員会
そして達也と和也を演じたのは、双子のイケメン俳優として活躍していた斉藤祥太と斉藤慶太。見た目はそっくりだが、ダメなお兄ちゃんの達也と優等生の弟・和也という対比も完璧に再現している。これ以上ないほどのハイクオリティーなキャスティングで、南との恋の三角関係にもドキドキすること間違いなし!そのほか、南の父を宅麻伸、達也と和也の父を小日向文世、母を風吹ジュン、和也のライバルを福士誠治、南の友人を若槻千夏が演じ、茨城ゴールデンゴールズと対戦した野球シーンでは無名時代の武井壮も出演している。
隣に住む双子の兄弟(上杉達也&和也)と三つ子のように育てられた浅倉南。幼いころ、母を亡くした南を励まそうと、達也&和也は「南を甲子園に連れていく」と約束する。その後、すくすくと成長した3人は、和也は高校一年生ながら将来を有望視されるピッチャーに、南は野球部マネージャーに、そして達也はボクシング部の最弱部員になっていた。和也の活躍もあって、明青高校野球部は甲子園地区大会決勝まで勝ち進む。一方、ボクシング部の新人戦でぼろ負けした達也はふて寝。そんな達也を励まそうと南はあるプレゼントをするが、それが原因で達也、南、和也の恋の三角関係は急展開を見せていく。そしていよいよ甲子園地区大会決勝の日、夢と希望を胸にマウンドを目指したはずの和也を悲劇が襲う。
監督は「ジョゼと虎と魚たち」(2003年)、「引っ越し大名!」(2019年)などを手掛けた犬童一心。本作では長澤まさみのさまざまな表情を引き出し、それぞれのキャラクターのやさしさや思いを丁寧に描いている。さらに終盤は手に汗握る白熱の試合展開でハラハラも倍増!そんな夏の日差しのきらめきのような長澤まさみも見られる青春映画「タッチ」は胸躍る作品だ。
文=石塚ともか
放送情報【スカパー!】
タッチ(2005)
放送日時:11月21日(火)18:00~
放送チャンネル:WOWOWプライム
※放送スケジュールは変更になる場合があります
-
若き日のアーノルド・シュワルツェネッガーが多彩なアクションで躍動!SF映画「トータル・リコール」
提供元:HOMINIS6/25(水) -
綾野剛×柴咲コウ『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』初共演で築いた信頼関係
提供元:HOMINIS6/26(木) -
佐野勇斗、後輩8人との共演への率直な思い。「ひとりで」し「たい」ことも
提供元:HOMINIS6/26(木) -
遠藤憲一、映画「スオミの話をしよう」共演の長澤まさみとは「最初はうまく会話できず...」
提供元:HOMINIS9/6(金) -
一途な佐藤健の献身ぶりも...「べらぼう」の妖艶な遊女役から一変、小芝風花のヒロイン力が際立つ「私の夫と結婚して」
提供元:HOMINIS6/26(木)