有村架純の金髪でセクシーなギャル姿が印象的な映画「ビリギャル」
2023.10.22(日)

有村架純主演の映画「ビリギャル」(2015年)が、11月1日(水)にWOWOWで放送される。原作は実話をもとに坪田信貴が手掛けたノンフィクション「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」で累計発行部数100万部超の大ヒット作だ。

(C)2015 映画「ビリギャル」製作委員会
単行本の表紙カバーに登場した金髪ギャルが印象的だったが、映画でも有村架純が金髪に!当時、「連続テレビ小説『あまちゃん』」(2013年)で知名度を上げ、清純派のイメージがあっただけにインパクトが大きかった。金髪姿はハデなだけになってしまいがちなところを、有村のキュートさが勝り、チャーミングなキャラクターに仕上がっている。魅力的なのは有村が演じる工藤さやかだけでなく、さやかをやる気にさせる塾講師・坪田義孝(伊藤淳史)や、いつもさやかの味方でいてくれる母・あかり(吉田羊)、さやかと共に猛勉強する受験生・森玲司(野村周平)など、彼らとのハートフルなやり取りが作品をドラマティックにさせる。

(C)2015 映画「ビリギャル」製作委員会
中学受験を経て名古屋のお嬢様学校に通っていたさやかは、大学までエスカレーターなのをいいことに、友達を遊びほうけ、どんどん生活は荒れていっていた。ある日、通学カバンの中にタバコが入っているのを担任の西村隆(安田顕)に見つかり停学処分となる。さらに「人間のクズだ」とののしられ、やけっぱちに。そんな彼女を心配し、母親のあかりは少人数制の塾へ連れていく。そこで出会ったのがさやかの人生を変える人物、講師の坪田だった。坪田は100%さやかを信じ、褒めて褒めて褒めまくるスタイル。さらに「ダメな生徒なんかいない。ダメな指導者がいるだけ。クズと言うのはやめてください」と西村に啖呵を切った。
これまで教師からは否定的な言葉しか聞いてこなかったさやかに、彼の言葉は刺さった。かくしてやる気になったさやかは、無謀だと言われた慶応義塾大学への進学を本気で目指すことに。
しかし、塾に通う頻度を上げるには金がかかる。あかりは仕事を増やし、親戚に頭を下げて借金をすることに。また友人は、夢に向かって寝る時間を削ってまで勉強するさやかに「絶対受かれ!」と背中を押した。周囲の人々に感謝し、努力する日々が続けていたが、それでもうまくいかないときもある。母の胸でさやかが「ごめんごめん」と号泣するシーンは涙なしでは見られない。頑張っているのに目の前に立ちはだかる大きな壁...さやか演じる有村がどう立ち向かうのか、どう乗り越えていくのか。全身全霊、全力で前進していくその姿は、青春のすばらしさを、人生の豊かさを教えてくれる。
文=石塚ともか
-
10代の美空ひばりが歌って踊る!ヒットメドレー「ひばりの春は唄から」
提供元:HOMINIS4/24(木) -
前田敦子が演じる愛くるしいヒロインにキュンキュン必至!どんでん返しのミステリー「イニシエーション・ラブ」
提供元:HOMINIS4/23(水) -
色気ダダ漏れのラブシーンも!成宮寛貴が2つの顔を使い分ける「死ぬほど愛して」での狂気に満ちた怪演に反響続出
提供元:HOMINIS4/23(水) -
草なぎ剛が危機に立ち向かう車掌に!高倉健版と見比べたい現代的に生まれ変わったNetflix映画「新幹線大爆破」
提供元:HOMINIS4/23(水) -
人気の英国ミステリー『ヴェラ~信念の女警部~』主演ブレンダ・ブレシン&原作者アン・クリーヴスがシリーズ終了への思いを語る
提供元:HOMINIS4/23(水)