ラブライブ!サンシャイン!! Aqoursとは違う、役者としての小宮有紗が魅せる演技力の高さに注目
2023.10.20(金)
スーパー戦隊シリーズ「特命戦隊ゴーバスターズ」(2012年)で人気を博し、2016年にはアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」で声優デビュー、Aqoursとしてアイドル活動もスタートさせるなど、さまざまな分野で活躍している小宮有紗。声優としての落ち着いた品のある声の演技やアイドルとしての明るい笑顔など、数多くの魅力を持つ彼女の礎となるものといえばやはり演技力だろう。そんな彼女の演技力の高さが感じられる作品が、映画「漆黒天 -終の語り-」(2022年)だ。
同作品は、映画と舞台が連動した企画「ムビ×ステ」の第3弾の映画版で、記憶を失くした男が、己は何者なのか、なぜ命を狙われるのか、なぜこれほどまでに強いのかという疑問を追う奇想時代劇ノワール。
(C)2022 movie-st
江戸の町に現れたボロを纏った男(荒木宏文)は、なりゆきからコソ泥の女・喜多(小宮)を助ける。喜多は助けてくれたお礼にと、男に"名無し"という名を与えて、狂言作者の玄馬(唐橋充)、ごろつきの邑麻兄弟(松田凌、長妻怜央)らを巻き込み、その素性の手がかりを求め始める。
小宮演じる喜多は、ちゃきちゃきの江戸っ子といったキャラクターでサバサバとした性格。さらに、コソ泥といったことから度胸も据わっていて、どうしていいか分からず悩み揺れる"名無し"を引っ張るヒロインとして作品の中に生きている。そんな中で、彼女の演技力の高さがはっきりと発揮されるのは後半。あるきっかけで"名無し"が過去の自分を断片的に思い出し、その話を聞いた瞬間に、ふいに涙をこぼすところだ。思わず無意識にこぼれた涙に自分自身も驚いてしまうという演技が絶妙で、それまでの強い女性像とのギャップが素晴らしい。
(C)2022 movie-st
ラストでその涙の理由も描かれ、生まれたギャップの意味も解き明かされるのだが、そこでもそれまでのさまざまな事柄が腑に落ちるような、全体を通して計算され尽くした演技であることが分かる。彼女自身全て計算して演じたのか、監督の演出によるものか、実際のところは確かめようのない部分ではあるが、彼女がそう感じさせてくれるほどの演技で楽しませてくれる役者であることは確実だ。観ていただければ、多くの視聴者が「どこまでが計算なのか」と何度も観て考察したくなることだろう。
記憶を無くした男の困惑と葛藤、絶望と希望など多くの感情を内包した難しい役を演じた荒木やアクション監督として名を馳せている坂本浩一監督の見応えのあるアクションシーン、ラストに待つ大どんでん返しで裏切られるストーリー展開など見どころ満載の作品の中で、他の要素に負けず劣らず輝いている小宮の役者としての演技力の高さに注目していただきたい。
(C)2022 movie-st
文=原田健
放送情報【スカパー!】
漆黒天 -終の語り-
放送日時:2023年11月12日(日)14:00~
チャンネル:東映チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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