櫻坂46・小池美波の抜群の可愛さと演技に魅了される!吉田照美68歳記念作品映画「ロバマン」
2023.10.16(月)

人気アイドルグループ欅坂46(現・櫻坂46)の1期生としてデビューし、「みいちゃん」の愛称で親しまれている小池美波。2019年に発売されたファースト写真集「青春の瓶詰め」はオリコン週間BOOKランキングのジャンル別「写真集」で2週連続1位を獲得、2021年10月発売のシングルに収録されている「ソニア」ではセンターも務めた。
今年6月28日発売のシングル「Start over!」がオリコン週間合算シングルランキングで1位を獲得するなど、櫻坂46としての活動はもちろん、トレードマークの金髪をピンクに染めたことがニュースになったりと、華やかな話題を世間に提供し続ける小池。そんな小池がグループではなく個人で出演した映画として注目したいのが2019年公開の「ロバマン」だ。

(C)グッドフィールドコーポレーション・リバートップ 2019
「ロバマン」はラジオ界のレジェンド・吉田照美が、愛称であるロバをもじった68歳を迎えた記念に作られた作品。小池は2017年4月から2021年9月までラジオ番組「ザ・ヒットスタジオ」毎週火曜日にレギュラー出演していて、同番組のメインMCが吉田照美だった。ラジオで共演していた吉田の記念作品なのだから、小池が本作に出演するのもうなずける。
主演はもちろん吉田で、定年を過ぎ、妻の由美(熊谷真実)にもろくに相手にされない寂しい68歳・吉村公三を演じる。タバコのポイ捨てや行列での横入りなど、世間の悪をラジオ番組に投稿することが唯一の楽しみだが、ある日、ロバに似た宇宙人と遭遇し、スーパーパワーを持つロバマンに変身する力を手に入れる。

(C)グッドフィールドコーポレーション・リバートップ 2019
小池が演じるのは、公三の孫娘の吉村みなみ。公三を財布ぐらいにしか思っていないキャピキャピの女子高生で、最初の登場の時には早速お小遣いをおねだりし、男友達とどこかへでかけてしまうのだが...その時の小池の可愛さは群を抜く。栗色の髪によって際立つ抜けるような白い肌、キラキラした瞳、幼さを残した喋り方。「こんな孫にお願いされたら断れない!」と思ってしまうくらいの可愛さがあるのだ。吉田の声も、この時は特にイキイキしているように思えるから不思議だ。
その後も今時の女子高生らしく、「ロバマンって誰なんだろうね」と言いながら口を尖らせたり、公三に自己紹介動画の撮り方を教えたりするのだが、小池は終始明るくナチュラルな雰囲気でみなみを演じている。終盤の演技は特に注目で、オールナイト星人(笑福亭鶴光)が放った刺客に由美が捕まった時の焦りと不安が入り混じった表情は秀逸だし、ロバマンが正体を明かした後にカーテンに隠れながら見せるワクワクドキドキしている表情は、ピントが由美に行っているとはいえ、つい目をやってしまうほど惹かれるものがある。
2016年に欅坂46として出演したドラマ「徳山大五郎を誰が殺したか?」のクランクアップの際に、小池は「演技はめちゃ難しいものだと感じました」とブログで綴っている。本作ではこれまでの経験と、長く仕事をしてきた吉田との共演ということもあって、無理のない、自然な演技ができているのだろう。
笑福亭鶴光はじめ伊東四朗、なべやかん、みうらじゅんといった著名人も出演している本作は、ラジオ界で長く活躍し続けてきた吉田照美の68歳を祝うにふさわしい作品となっている。吉田はもちろん、抜群の可愛さと秀逸な演技を見せた小池のこれからの発展に期待しつつ、本作を楽しんでほしい。
文=堀慎二郎
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