山崎はるか・田所あずさらが演じる個性的なアイドルが勢ぞろいするアニメ「アイドルマスター ミリオンライブ!」の魅力とは?アイドルを目指す少女たちの群像劇
2023.10.16(月)

※ネタバレを含みます
8月18日より全国の映画館にて全話先行上映がされ、10月8日からはテレビ東京・BS11ほかにて放送を開始したアニメ「アイドルマスター ミリオンライブ!」。本作の魅力はやはり個性的なアイドルと普通の少女が夢を叶えるまでの成長を描いた群像劇にあるのではないだろうか。本稿ではアニメ公開に向けて、プロデューサーの熱量も高まりつつあるアニメの魅力を掘り下げていきたい。

©Bandai Namco Entertainment Inc.
本作は2013年に配信されたソーシャルゲーム「アイドルマスター ミリオンライブ!」と2017年にリリースされた「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ(以下、ミリシタ)」のアニメ化作品。765プロライブ劇場を舞台に、本作では「MILLIONSTARS」のほか、「765PRO ALLSTARS」といった総勢52名のアイドルが登場する。ゲームではアイドルたちのプロデュースだけではなく、アイドル同士の交流や楽曲も楽しむことができ、プロデューサーと呼ばれるプレイヤーから多くの支持を集めている。2020年7月にミリシタ3周年を記念した生配信にてアニメ化が決定してから、3年の時を経て満を持してアニメーションプロジェクト始動を発表が放送されるとあって、多くのプロデューサーも楽しみに待っていたようだ。
ゲームをアニメ化する際には多くの障壁が伴うが、アニメーション制作には「revisions リヴィジョンズ」や「STAND BY ME ドラえもん」、映画「しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~」などの作品でも知られる白組。監督は「劇場版アイカツスターズ!」や「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」を手掛けた綿田慎也、シリーズ構成・脚本には「アイカツ!」や「妖怪ウォッチ」の加藤陽一など錚々たるスタッフが顔を揃えた。

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今回のアニメでは、自分らしい「夢」を探す春日未来、アイドルに憧れていた最上静香、本気になれる何かを知らない伊吹 翼の3人を中心にアイドルを目指し、そしてアイドルとして夢の舞台に立つまでの期間が描かれる。未来が765PRO ALLSTARSのライブチケットをもらったところから、静香と出会いアイドルという夢を見つける第1幕、晴れてMILLIONSTARSとなった未来たちが初めてのライブ開催に向けてみんなで一丸となってステージを作り上げる過程が描かれた第2幕、「ライブシアタープロジェクト」の記者会見からチームで順番にデビューしていくMILLIONSTARSが、765プロライブ劇場のこけら落とし公演のステージに立つ第3幕。それぞれのアイドルにもそれぞれ見せ場が用意されており、どのアイドルのプロデューサーでも楽しめるのが嬉しい。

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本作の見どころと言えば、やはり個性的で魅力あるアイドルの存在だろう。天真爛漫でなんでもチャレンジする元気な性格の未来。第1幕では未来の思い付きから始まった「原っぱライブ」の準備にあたって、MILLIONSTARSのメンバーたちそれぞれの気持ちがバラバラになってしまった場面もあるが、未来のひたむきに頑張る姿勢はみんなの思いを1つにしていく。だが、そういった主人公気質が彼女の魅力でもある。
また子供の頃からアイドルに憧れ続けていた静香は、少し不器用な一面もあるが、誰よりも努力を怠らない真面目な一面もある。本編では父親からアイドルを続けることを反対されている描写もあるが、第3幕では聴いてもらっている人と向き合うという大切なことに気づき、ライブを観に来ていた父親に認めてもらうというストーリーは本作の見どころとなっていた。

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そしてセンスと才能に恵まれており、アイドルとしてのポテンシャルがピカイチな翼。甘え上手でプロデューサーを困らせる一面があるが、「原っぱライブ」の話し合いでは未来をサポートするなど人一倍気遣いができる女の子だ。憧れの星井美希からアイドルへの姿勢を指摘された翼が本気でアイドルと向き合って歌唱するシーンはぜひ注目してほしい。
他にも北沢志保や佐竹美奈子、白石 紬などここでは挙げきれないくらい多くのアイドルたちが登場する「アイドルマスター ミリオンライブ!」。本編ではライブシーンもしっかりと描かれており、臨場感のある映像を楽しむことができる。紆余曲折を経て未来たちは無事に765プロライブ劇場でのこけら落とし公演を成功させることができるのか、彼女たちの奮闘はぜひ映像で観てほしい。

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さらに、10月13日(金)からの3幕上映では、本編終了後にアンコールステージとして、主題歌「Rat A Tat!!!」のMVが上映されるので、こちらも楽しみにしたい。
文=川崎龍也
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