沢口靖子のハマり役!聡明な法医研究員を演じる警察ドラマ「新・科捜研の女(2006)」
2023.9.28(木)
1984年の芸能界デビュー以来、その美貌と圧倒的な存在感でドラマや映画で活躍している沢口靖子。沢口の代表作として知られる「科捜研の女」も2023年8月より最新シーズンとなるSeason23が放送されているなど、その人気はまさに衰え知らずだ。
現行テレビドラマの最長シリーズでもある「科捜研の女」は、京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコを中心に、法医、物理、化学、文書鑑定など各分野のエキスパートな研究員たちが、科学の力を武器にさまざまな犯罪に立ち向かう科学捜査ミステリー。season1~4は主人公・マリコの活躍をコミカルに描く人情ドラマだったが、season5からは「新・科捜研の女」としてリニューアル。さまざまな事件の影に眠る真実を科学捜査という角度から解明する、骨太な警察ドラマへとシフトした。その路線を引き継ぎ、仕事に全身全霊を注ぐマリコの活躍を描いているのが、2006年放送のseason7だ。
(C)東映
同シーズンの幕開けを飾るfile.1は、架空の感染症を軸に物語が展開。京都の夏の風物詩・祇園祭が近づいたある日、京都府警科学捜査研究所の榊マリコ(沢口)は、深夜にかかってきた電話で、国際指標で"レベル4"に指定されている感染症「アルタイラ出血熱」の患者が、隔離されていた病院から逃走したことを知る。この病気は唾液や血液などによって感染し、抗血清を打たないと100%死にいたるという恐ろしいものだった。
(C)東映
長年、苦楽を共にしてきた良き相棒で京都府警捜査一課の刑事・土門薫(内藤剛志)と共に捜査に乗りだす科捜研。端的な状況説明から自分たちがなすべきことを瞬時に判断し、行動に移していくマリコの聡明さを、沢口はクールな表情と穏やかな声で体現していく。それと同時に、危険な感染症患者が逃亡していることを公開捜査しないことについて、京都府警察刑事部長・佐久間誠(田中健)へ抗議する場面では部長の机に手を置いて詰め寄るなど、マリコの仕事にかける前のめりな姿勢を、細やかな仕草で視聴者に印象づけていく。
また、同居する実父で、直属の上司でもある伊知郎(小野武彦)との晩酌シーンなど、職場から離れたマリコの素顔も魅力的に描いていく本シーズン。file.8では、横浜から母・いずみ(星由里子)が京都にやってきたことで巻き起こる榊家の騒動といった、コミカルかつハートウォーミングなエピソードが展開。そこで沢口が披露する、華やかかつ無邪気な笑顔に誰もが心奪われるだろう。
(C)東映
「科学は嘘をつかない」を信条とし、研究所のチームと共に、最新技術やデータを武器として数々の事件を解決に導いていく"科捜研の女"・榊マリコ。どんな困難を前にしても、決して自分の信条を曲げることなく、真実を追い求め続ける彼女を長きに渡って演じ続けてきた沢口の輝きをぜひ堪能してほしい。
文=中村実香
放送情報
新・科捜研の女(2006)
放送日時:2023年10月4日(水)8:00~※毎週(月)~(木)放送
チャンネル:テレ朝チャンネル1
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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