JIMIN(ジミン)が「BTSの特別な1曲」とその深い理由にも言及！全米を沸かせた「Like Crazy」での甘美な歌声に魅了...

2023.9.26(火)

JUNGKOOK(ジョングク)のソロシングル「Seven (feat. Latto)」(7月14日発売)に続き、9月8日には、Vがソロアルバム「Layover」を発表。昨年7月に始動したJ-HOPEを皮切りに、JIN、RM、JIMIN、SUGA...と、続々とソロデビューを果たしてきたBTSメンバーの"トリ"を飾るVのソロ曲は大きな注目を集めている。

そんなBTSのボーカルを支える一角であり、JUNGKOOK、Vと共に"マンネライン"として高い人気を集めるJIMIN(ジミン)は、3月24日にソロアルバム「FACE」を発表。タイトル曲「Like Crazy」が韓国ソロ歌手として初めて「ビルボードHOT100(米シングルチャート)」で首位を獲得するなど、世界的な反響を巻き起こした。

リリース当時、国内外の音楽番組やバラエティに出演し、プロモーション活動を精力的に展開していたJIMIN。2023年4月12日に韓国で放送された「ライブショー リムジンサービス」にも、収録日のエイプリルフール(4月1日)にちなんでサプライズ出演を果たし、大きな話題を呼んだ。

「リムジンサービス」とは、KBSバラエティ番組のデジタル専門スタジオ「スタジオK」で配信されている人気コンテンツ。MCを務めるシンガーソングライターのイ・ムジンが毎回多彩なアイドルや歌手をゲストに招き、生歌でのパフォーマンスやセッション、音楽的背景についてのトークなどを行うトークライブ番組だ。

通常のオープニングでは、ゲストによる歌唱から始まることが多いのだが、今回はゲスト不在の中でムジンによる歌唱と一人語りから番組がスタート。"エイプリルフール・スペシャル"としてJIMINがサプライズで登場すると、ムジン自身も「ドッキリなのではと疑っていた」と明かした彼の言葉からも、JIMINの出演がいかに特別なものだったのかが窺える。

JIMINは「とても人気ですごい方々が出演されていて、僕も挑戦させてもらいました。光栄です」と出演についてコメント。ムジンが冒頭で披露したBTSの人気曲「FAKE LOVE」についても「僕が一番歌いにくい曲なんですが、とても上手に歌っていただいて有難く思っています」と、さらりと暴露しながらもムジンの歌唱力をベタ褒め。謙虚でフレンドリーな素顔を覗かせていく。

そして、いざ「Like Crazy」の英語バージョンをアコースティックギターの調べにのせて歌唱すれば、JIMIN特有のファルセット気味の透き通るような高音や、吐息交じりの甘い歌声を響かせ、豊かな表現力でスタジオを柔らかな空気で包み込んでいく。

得意とするダンス同様、楽曲の繊細な世界観を丁寧に汲み取った艶やかな歌声には、「とろけそうです...」とムジンも思わず目を細めて聞き惚れるほど。番組のために少しアレンジしたという特別バージョンを披露し、まさにエイプリルフールズ仕様のサプライズパフォーマンスを繰り広げた。

後半へと続くトークでは、「長年悩んでいる時期の感情を詰め込んだ」と楽曲に込めた意味を語った「Like Crazy」をはじめ、約10ヶ月に及んだという初のソロアルバム「FACE」にまつわる制作の裏側も明かしたJIMIN。また、「数多くのヒットを世に送り出してきたBTSの楽曲の中で自分にとって特別な意味がある曲は？」とムジンから尋ねられると、「本当に多いのですが、1曲を選ぶとしたら僕はいつも...」と前置きしながらも、2016年の「EPILOGUE : Young Forever」をチョイス。「辛い時にまた立ち上がらせてくれた曲だから」とその理由も明かしてくれた。

また、ムジンから"ダンスチャレンジ"をお願いされる場面では、自ら手本を見せながらレクチャーするも、あまりの難易度にムジンが早々に尻込みする展開に。そんな時も、満面の笑みでムジンに抱きつき、常にフランクな空気感を醸し出していたJIMIN。

ほとんどの楽曲制作に参加し、「僕には本当に大切なアルバム」として「FACE」への深い愛着を感じさせる言葉も印象的だった今回の「リムジンサービス」。この番組だけの貴重なパフォーマンスはもちろん、フランクで柔らかな人柄を印象づけるトークからも、いちアーティストとしてのJIMINの魅力をより深く知ることができるはずだ。

文＝HOMINIS編集部

• BTS・Vが「兄たち」に続いて快挙を連発！美しい銀髪姿と独自の音楽性が大反響を呼んだ「Slow Dancing」の世界観
• 完全体でのカムバックが話題のEXOやBTS、SEVENTEENも！「第3世代」の圧倒的すぎる存在感
• 非凡な音楽的才能を発揮！BTSのSUGAの「集大成」ともいうべき初のソロワールドツアーで披露した特別なセトリ