BTS・Vが「兄たち」に続いて快挙を連発！美しい銀髪姿と独自の音楽性が大反響を呼んだ「Slow Dancing」の世界観

2023.9.21(木)

9月8日に初のソロアルバム「Layover」をリリースし、BTSのメンバーとしては最後となるソロデビューを飾ったV。発表前から世界的な注目を集めていたソロプロジェクトではあるが、実際その反響ぶりは凄まじく、初週売り上げ210万枚超というK-POPソロ歌手の新記録を叩き出し、「ビルボード200(米アルバムチャート)」でも2位に初登場。これは、JIMIN、SUGA(Agust D)と並ぶK-POPソロ歌手の最高位タイの記録であり、改めてBTSメンバーの世界的影響力が浮き彫りになった。

今回のアルバムは、HYBE傘下のレーベル・ADORの代表であり、NewJeansをスターダムへと導いた総括プロデューサー、ミン・ヒジンが制作全般に携わったことも話題で、V自身の好みはもちろん、ソロアーティストならではの魅力が十分に引き出された結果と言えるだろう。

日本の音楽番組への出演が注目を集めたばかりだが、9月15日には韓国KBSで放送された"ミューバン"の愛称で親しまれる音楽番組「ミュージックバンク #1180」にも出演。アルバムのタイトル曲「Slow Dancing」とその収録曲「For Us」の2曲をパフォーマンスし、Vならではの豊かな感受性にあふれるステージを展開した。

■BTSのステージとは雰囲気がガラリ！Vの新たな魅力が創出された「Slow Dancing」と「For Us」のステージ

「Slow Dancing」では、美しい銀髪にグレーのシースルーのトップスにジーンズを合わせるラフなスタイルで登場すると、1970年代のソウルをベースにしたミドルテンポの楽曲にゆったりと身を委ねながら、唯一無二の低音ボイスを響かせていく。

中盤からは、韓国で社会現象を巻き起こしたダンスサバイバル番組「STREET WOMAN FIGHTER 2」で注目のダンスクルーのBEBEのバダや、BANK TWO BROTHERSのGofといったダンサーが合流。Vの提案で実現したというこのコラボは、肩の力が抜けたグルーヴィーなムーブが見ていても心地よく、Vとダンサーたちも自然な笑顔がこぼれるステージに。最後には皆が手を取り合って深々とお辞儀しステージを締めた。

シックな黒のコートを羽織ってステージに上がったR＆Bバラードの「For Us」では、月をイメージしたミニステージとスタンドマイクだけ...というシンプルなセットの中でしっとりと歌唱。全て英語で紡がれるロマンチックな歌詞は、V特有の柔らかな低音でより一層アンニュイな空気感が増し、スタジオ全体を不思議な高揚感で包み込む。今回のソロアルバムの中でも独特のムードを漂わせる楽曲だけに、愛を表現するVの新たな一面を引き出したステージだった。

また、今週のランキングでは「Slow Dancing」が首位を獲得。エンディングにVは不在だったが、恒例のアンコールとして楽曲がステージに流れると出演アーティストたちが次々とダンスを披露している様子が印象的だった。

■SHINeeのKEYが7ヶ月ぶりにソロ活動を再始動！ヨンジ(KARA)やファサ(MAMAMOO)ら、大人の魅力を放つソロパフォーマンスも続々

この日は、V以外にもトップグループのメンバーたちがソロアーティストとして多数出演。15周年を迎えたSHINeeとして精力的な活動を続けてきたKEY(キー)は、約7ヶ月ぶりのリリースとなった2枚目の韓国ミニアルバム「Good＆Great」から2曲を披露した。

まず、可愛らしい衣装に身を包んだタイトル曲の「Good＆Great」では、跳ねるようなサウンドに乗せた軽やかなダンスでポップな魅力をアピール。もう一方の楽曲「CoolAs」では美しい歌声としなやかなダンスで色気を放ち、"万能チートキー"と呼ばれるに相応しいハイレベルなステージを展開した。

また、LE SSERAFIM(ルセラフィム)のEUNCHAE(ウンチェ)と俳優イ・チェミンが進行するインタビューにも登場したKEY。「Good＆Great」にちなみ、それぞれが自分自身を褒めてあげるというトークテーマでは、「KEYさんにインタビューできる自分になったことを褒めたい」と切り出したチェミンに対し、顔を赤らめて謙遜するKEYの意外な素顔も。SHINeeのメンバーとして出演する時とはまた違った等身大の姿を覗かせていた。

他にも、KARAからソロデビューを果たしたヨンジが1stシングル「Toi Toi Toi」の中からタイトル曲「L.O.V.E」を披露し、自身の明るくポジティブな魅力を前面にアピール。一方、2週連続で出演したMAMAMOOのHwa Sa(ファサ)は、"本当の自分を愛すること"を願う新曲「I Love My Body」を先週に引き続きパフォーマンス。ソロでも臆することのない、さすがは実力者といった貫禄のステージが続いた。

■RIIZE×BOYNEXTDOORメンバーによるフレッシュなダンスコラボが実現！

SNSで話題の"ダンスチャレンジ"をアレンジしたミューバンの新たな恒例企画「Music Bank Challenge Exchange」のコーナーでは、9月にデビューしたばかりのRIIZE(ライズ)のSUNGCHAN(ソンチャン)と、5月にデビューしたばかりのBOYNEXTDOOR(ボーイネクストドア)のJAEHYUN(ジェヒョン)によるフレッシュなダンスコラボが実現した。

最初こそどこかよそよそしくお辞儀と握手を交わす2人だったが、互いの楽曲「Get A Guitar」(RIIZE)と「But Sometimes」(BOYNEXTDOOR)をレクチャーし合い、本番を迎える頃には、アイコンタクトで爽やかな笑顔を浮かべるなどグッと打ち解けた印象に。キレのあるパフォーマンスとは一変、初々しい素顔が覗く何とも微笑ましいコラボとなった。

文＝HOMINIS編集部

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