自然と滲み出るパク・ヘジンのツンデレ...「ユ・ジョン先輩」を彷彿とさせる秀逸なロマンス
2023.9.5(火)
今年5月に40歳という人生の節目を迎えた俳優パク・ヘジン。8月10日より韓国で放送がスタートしたばかりのスリラー「国民死刑投票」や痛快コメディ「インターンは元上司!?」(2020年)など、近年はロマンス以外にも多様なジャンルで役柄の幅を広げている。
そんな中でも、クセの強い"マジシャン"を演じコミカルな魅力を発揮したのが、9月4日(月)からKNTVでTV初放送される「今からショータイム」(2022年)だ。
(C)Licensed by SAMHWA NETWORKS CO., LTD. (C)SAMHWA NETWORKS. All Rights reserved
本作は幽霊の力を借りて魔法のようなマジックをするカリスマ手品師チャ・チャウン(パク・ヘジン)が、市民のために悪戦苦闘する正義感あふれる熱血女性巡査コ・スルヘ(チン・ギジュ)とタッグを組み、事件解決へと奔走するラブコメディ。
ヘジンは端正なルックスを生かしてカリスマになりきっており、華麗な衣装を着こなしたチャウンが派手なマジックショーを繰り広げるシーンはオーラ全開。火花飛び散るゴージャスな演出には、否応なく心が躍り、エンターテイメントなショーで聴衆を惹きつけていく。
(C)Licensed by SAMHWA NETWORKS CO., LTD. (C)SAMHWA NETWORKS. All Rights reserved
しかし、そのマジックの正体はチャウンにだけ視えている幽霊。個性豊かな幽霊3人組が"黒子"として必死に動き回り、奇術のように見せているだけ...。連携プレーが上手くいかず、チャウンが動揺して空回る姿もユニークで、焦って大声を荒げるなどドタバタのシーンには思わず笑いが込み上げる。
普段のチャウンは人使いが荒く、毒舌がトレードマークのひねくれ者。パク・ヘジン自身のクールな表情と眼差しが役柄と大いにマッチしている。ふとしたことから、幼い頃に刑事の父を亡くしながらも前向きに生きるヒロインのスルヘと出会うと、最初はことあるごとに衝突していたが、徐々に彼女のことが気になり出し、特別な態度を取り始める。
(C)Licensed by SAMHWA NETWORKS CO., LTD. (C)SAMHWA NETWORKS. All Rights reserved
"ユ・ジョン先輩シンドローム"を巻き起こしたドラマ「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」(2016年)でもヘジンのツンデレ演技は好評だったが、本作でもその魅力は健在。スルヘにぶっきらぼうに接しながらも、時に甘い妄想を膨らませ、至近距離でスルヘを見つめて「その気になれば僕にだって愛せる」と語りかけることも。おちゃめなシーンから真剣に愛を囁くクールな姿まで、ヘジンの振り幅のある丁寧な芝居からは目が離せなくなってしまう。
(C)Licensed by SAMHWA NETWORKS CO., LTD. (C)SAMHWA NETWORKS. All Rights reserved
ひょんなことから出会ったチャウンとスルヘだったが、次第に不思議な"縁"が明らかに。最初から息の合った掛け合いとテンポ感が絶妙な2人が、物語後半のロマンスシーンで発揮する"ケミ"もまた格別。捜査を進めるうちに彼らの距離がどのように縮まっていくのか...コメディと思いきや、意外性のあるロマンスに仕上がっている。
文=川倉由起子
放送情報
今からショータイム
放送日時:2023年9月4日(月)20:00~、9月10日(日)11:30~
※毎週(月)20:00~(2話連続放送)
※毎週(日)11:30~(2話連続放送)
チャンネル:スカチャン1(KNTV801)、KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合があります
-

北田祥一郎、小西遼生、雨宮慶太監督らが登壇し、TVシリーズ放送20年記念日に劇場版『牙狼<GARO> TAIGA』の記者会見開催!
提供元:HOMINIS10/9(木) -

「俺たちバッドバーバーズ」も期待大!超特急・草川拓弥の"寄り添う芝居"も心地いい、男性同士の"晩活"に癒される深夜ドラマ「晩餐ブルース」
提供元:HOMINIS10/8(水) -

鈴木愛理「推しとの恋愛は恐縮しちゃいます(笑)」、社長秘書役で社長になった「推し」とのラブコメに挑む『推しが上司になりまして フルスロットル』
提供元:HOMINIS10/8(水) -

佐野勇斗、桜田ひよりのアドバイスで役作りが固まる「10年役者をやってきて、初めて見せる僕の姿」と語る、ドラマ「ESCAPE それは誘拐のはずだった」
提供元:HOMINIS10/8(水) -

高橋海人、"やりたいこと"を仕事にする幸せ噛み締める「すべてを120%の炎でやってる感覚」――映画『おーい、応為』
提供元:HOMINIS10/7(火)

