本郷奏多が徹底的な役作りで原作を忠実に再現!横浜流星主演「噓喰い」で放つ闇を感じる存在感
2023.8.6(日)

横浜流星主演で2022年に実写化された「嘘喰い」は、国家も凌ぐ支配力を誇る闇ギャンブル倶楽部"賭郎"を舞台に、イカサマも殺し合いもなんでもありの危険なデスゲームを描いた映画だ。原作は2006年から2018年までヤングジャンプで連載された迫稔雄の人気コミックで、監督は「リング」などを手がけたことで知られるジャパニーズホラーを代表する1人、中田秀夫。
スリル満点の展開の中、余裕の笑みと態度で相手の嘘を見破る天才ギャンブラー"嘘喰い"こと斑目貘を横浜が演じている。また、斑目に憧れて弟子入りする梶隆臣を佐野勇斗が演じ、2人の息の合ったバディも話題になった。
そして中立の立場で会員同士のギャンブルを取り仕切る立会人・目蒲鬼郎を演じたのが本郷奏多。「漫画から飛び出してきたみたい」と言われる程、目蒲になりきった。公開時、「目蒲の持っていたイメージである"何を考えているかわからないような不気味さ"をどう表現するのかを考えて撮影に臨みました」とコメントしていたが、その言葉通りに、立っているだけで闇を感じさせるオーラを放っていて、まさに不気味という言葉がピッタリの行動が読めない青年。本郷がアクションも披露しながら、映画「嘘喰い」で見せた演技を振り返る。
■"静"から"動"に切り替わるスピーディーなアクションに注目

(C)迫稔雄/集英社 (C)2022映画「嘘喰い」製作委員会
本郷演じる目蒲が登場するのは、財務大臣の小野寺(鶴見辰吾)と、ノーベル賞に最も近い科学者と言われながらも、ある事件が引き金となって復讐心から「賭郎」の会員となった佐田国(三浦翔平)の一騎討ちのシーン。佐田国にコテンパンにされた小野寺は自分の立会人の目蒲にゲームを仕切り直すよう命令するが、目蒲は冷酷に「小野寺さん、あなたも賭郎のルールはご存知なはず。立会人に逆らうことは許されません」と言い放ち、次々に襲ってくる小野寺のSPたちを交わし、容赦なく撃ち殺していく。上目使いの陰険な視線、何を考えているのか検討がつかない男の佇まいを本郷はその演技力で見事に体現し、"静"から"動"へとスイッチが入るキレのいいアクションシーンも披露した。
■斑目と佐田国の大勝負で見せた目蒲の意外な顔とは?
「賭郎」の頭首・御屋形様こと切間創一(櫻井海音)の座を狙う佐田国。そんな佐田国の専属立会人になることを希望した目蒲は、斑目と佐田国の命を賭けたギャンブルに立ち会うことになる。観衆も参加する中、敗北したら付き添い人ごと公開処刑になるという待ったなしのデスゲーム。映画のクライマックスの戦いで目蒲が見せる表情や意外な言動からは、目蒲もまた血が通った人間であり、思いがあって佐田国の専属立会人を志願したのではないかと想像させられる。
なお、本郷は2024年の大河ドラマ「光る君へ」への出演も決定し、今年9月からは大沢一菜とのW主演ドラマ「姪のメイ」の放送も控えている。「キングダム」や「噓喰い」など、これまで演じてきたアクが強かったり、偏屈だったりするキャラクターとは全く違う新たな顔を見せてくれそうだ。
徹底的に役を作り込み、与えられた役割に100%で臨んでいくという本郷。「嘘喰い」で演じた目蒲にもそんな本郷のプロフェッショナルな姿勢が見え隠れする。
文=山本弘子
放送情報
噓喰い
放送日時:2023年8月14日(月)6:00~、2023年8月23日(水)18:50~
チャンネル:映画・チャンネルNECO
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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