岡田将生がヘタレながらも心優しい愛されキャラを好演!北海道の雄大な自然と生活を描く「そらのレストラン」
2023.7.30(日)
今夏公開され、清原果耶とW主演を務める映画「1秒先の彼」で山下敦弘監督と2007年の「天然コケッコー」以来のタッグを組んだ岡田将生。台湾映画をリメイクしたラブストーリーでもある同作で演じているのは、周囲よりいつもワンテンポ早く、仕事は効率的にこなせても恋愛は不得意な男性。一方の清原は対照的に、周囲よりいつもワンテンポ遅い女性を演じている。実は日本版の脚本では、台湾版から男女のキャラクターが逆転しているのだが、そのことについて脚本を手掛けた宮藤官九郎は「岡田くんには不思議な"ヒロイン感"がある」と、彼の個性について言及している。
これまでも多彩な役を演じてきた岡田。そんな彼が東京から逃げ出し、牧羊に挑戦する若者・神戸陽太郎を演じたのが2019年に公開された大泉洋の主演映画「そらのレストラン」だ。
(C)2018『そらのレストラン』製作委員会
本作は北海道・洞爺湖を舞台に2012年に公開された「しあわせのパン」、空知を舞台に2014年に公開された「ぶどうのなみだ」に続く北海道映画シリーズ第3弾で、舞台は道南にある"せたな町"。シリーズ全てに出演してきた北海道出身の大泉が演じるのは、妻と娘と暮らしながら、牧場でチーズ作りに奮闘する設楽亘理。大自然の中、亘理と陽太郎が2人で腹を割って話をするシーンも登場する。
(C)2018『そらのレストラン』製作委員会
"憧れの俳優"として大泉の名前を挙げることもある岡田。大泉と共演し、自然に根ざした生活を描いた物語の中で、都会から来た若者を演じた岡田が果たした役割とは?
■ひ弱ないじられキャラの陽太郎は田舎暮らしに馴染めるのか?
(C)2018『そらのレストラン』製作委員会
東京から北海道・せたな町にやって来て、慣れない羊の世話に四苦八苦している陽太郎。フェンスを壊して逃げてしまった羊を探して半泣きになったり、人の畑に入ってしまい怒られたり...とあたふたしているが、亘理、石村甲介(マキタスポーツ)、富永芳樹(高橋努)、野添隆史(石崎ひゅーい)らクセの強い仲間たちに助けられる。4人から半ばムリやりBBQに誘われた陽太郎は、畑で採れたトマトの美味しさに驚き、感動するものの、「東京から逃げてきたんだろ?」と痛いところを突かれると、すぐさま退散しようとする。しかし、漁師の隆史に引き止められてしまい、その後は何かとこの4人にいじられることになる。
(C)2018『そらのレストラン』製作委員会
海や山と共に生きている男たちの中に混ざった、気弱なシティボーイ・陽太郎という立ち位置を、困惑する表情で演じる岡田。朝市に突然現れた有名シェフの朝田一行(眞島秀和)に自分たちが作った食材を使って料理を作ってもらうシーンでは、自身が面倒を見た羊の料理を初めは口にすることができず、亘理たちに怒られてしまうが、涙を流しながら食べて「美味いです...」と呟き、ついには号泣。ひ弱だが心優しい陽太郎の愛されキャラが際立っているシーンだ。
■頼れる存在だった亘理と陽太郎のポジションが逆転する場面も
仲間とのレストラン開業を思いついた亘理だったが、恩人でもあるチーズ作りの師匠・大谷雄二(小日向文世)がある日突然亡くなったことにより、全てのやる気をなくし、魂を抜かれたようになってしまう。そんな姿を見るに見かねた陽太郎が「亘理さんがいないと空気がジメッとする」と冗談混じりに励まし、2人きりで互いのこれまでの人生を語り合う場面は、本作の見どころの1つ。へなちょこな新参者だった陽太郎の笑顔や発せられる言葉から、北海道の大地で育まれた成長が垣間見える。
(C)2018『そらのレストラン』製作委員会
仲間たちもそれぞれのやり方で意気消沈している亘理にエールを送り、家族もサポートを惜しまない。スクリーンに広がるのは緑が美しく雄大な北海道の風景だが、雪に覆われた冬の厳しさも想像させる。ゆったりとしたテンポ感だからこそ、自然に敬意を払いながら支え合って生きること、恵みを食べること、人生の豊かさについて考えさせられる。そんな環境の中、心優しい青年が成長していく姿を、岡田将生の演技と共に楽しめる作品だ。
文=山本弘子
放送情報
そらのレストラン
放送日時:2023年8月18日(金)20:50~、2023年8月26日(土)21:15~ほか
チャンネル:衛星劇場
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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