津田健次郎が誕生日イベント後にファンへの気持ちを語る「ホームグラウンドだと思える場所」
2023.6.29(木)

「呪術廻戦」の七海建人役や「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」シリーズの海馬瀬人など、数々のアニメで魅力的なキャラクターを数多く演じてきた声優・津田健次郎。近年は、ナレーションなどの声の仕事のみならず、俳優や映像監督としても、映画にドラマにとマルチに活躍中だ。2023年3月からは、2009年9月に開設した自身のTwitterのフォロワーが100万人を突破したことを記念し、「ツダケンチヤホヤフェス」を開催。LINEスタンプの発売や、東京・大阪でのコラボカフェ開催、アニメイト池袋本店でのキャンペーンなどを展開している。
そのお祭りの一環として、津田の52歳の誕生日を祝う「TSUDAKEN CHIYAHOYA BIRTHDAY」が6月11日、東京・台東区のダンスホール新世紀にて開催。今回は、昼の部の模様をレポートする。

約250席というプレミアムなチケットを手に入れた観客が、昭和の雰囲気漂うダンスホールに集い、"この日の主役"を静かに待つ中、津田による軽妙な事前アナウンスがスタート。その直後、会場前方端にある螺旋階段からピンスポットに照らされた津田が姿を現すと、客席のテンションは一気に急上昇。拍手と歓声の中、次々とポーズを決めた後、場内を練り歩くなど、ファンとのコミュニケーションを取りながらステージ上へ。

黒のスポーティーなスーツに映画「ゴッドファーザー」のTシャツを身にまとい、リラックスムード漂うスタイリングで笑顔を浮かべる津田。「こんな感じの普通のホールではないところでやりたいと僕がリクエストさせていただきました」と、今日の会場を選んだ理由を明かした。
また、イベントの内容にも触れ、「なんかテーマとか特に考えてなかったな。僕がただひたすら喋るだけなんですよ。もうそれでいいかと思って(笑)。ゲストさんとかも考えたんですけど、『いや、いいか』と。1人で喋ればいいか、みたいなね。だから、1人で延々と喋っているイベントになっております!」と、津田の関西弁まじりのゆるいトークが展開する。

この日、52歳を迎えるに当たって、「特にないんやけどね、毎年同じで、いろいろやります! おかげさまでいろいろなことをやらせていただいて、ドラマ出演が続いたりしているんですが、『アニメやめたん?』とか言われて。いやいや、やめてへんよ!やる気満々ですよ!吹替え、ナレーション、ドラマ、実写映画など、本当にいろんなことをやらせていただいて、いろいろ見ていただいて、本当にありがとうございます」と述べた。
続いて、津田へバースデーソングを歌うコーナーへ。バースデーソングの名前の部分は、20年以上前からのファンにはなじみ深い愛称「つんちょ」と、イベントタイトルにもある「ツダケン」を合わせたものに。各席に用意されていたクラッカーを観客が空気を読んで鳴らし、お祝いムードが最高潮になる中、津田は用意されたバースデーケーキにひとり入刀し、ファンからの"チヤホヤ"を満喫していた。

その後は、変化の激しい6月の天候に合わせた服装や雨具の用意について会場とトークを交わしたり、「朝ごはんはパン派?ごはん派?」「モーニングルーティーンはある?」などの観客から事前に寄せられた質問に「その時の気分」「朝も浴槽に浸からないと目が覚めない」と答えたりと、この日のイベントならではのコーナーが展開。なかでも、自身に寄せられたお誕生日おめでとうメッセージを読み上げる場面では、津田は感慨深げな表情を浮かべ、客席に感謝を伝えていた。

また、津田のサイン色紙が当たるじゃんけんコーナーや、津田が水族館で会える動物たちを30秒で描く「ツダケン海洋生物お絵かきミッション」では、津田画伯の画力に会場が大いにどよめいた。その流れを受けて、9月16日(土)に新江ノ島水族館にてコラボイベントが開催されることが発表されると、会場からは大きな拍手が沸いた。

イベントの最後には「1人でここまで喋り倒すというのは本当に久しぶりですし、皆さんにこうして直にお会いできることもなかなかなかったので、めちゃくちゃ楽しみにしていました。そして、実現して良かったなと。またこういうイベントでお会いできる機会が増えたら良いなと思っています。今後とも応援よろしくお願いします!」と挨拶。会場を後にする観客1人1人と手を合わせてのお見送りで、昼の部は幕を下ろした。

昼の部終了後の津田に独占インタビューを行い、イベントの感想を聞いた。
――昼の部の感想をお聞かせください
「お客さんの顔を間近で拝見できて、声を出してのイベントを開催できるというのを、本当にずっと楽しみにしていました。今日、実際にお客さんを目の前にさせていただくと、懐かしいような気持ちと『やっとこういうイベントができるようになったんだなあ』というのもあって、本当に感動しちゃいましたね。すごく嬉しかったですし、とても楽しかったです」

――52歳の抱負をお聞かせください
「もともと、いろいろなことをさせていただきながら活動してきたんですけれども、ここ数年はさらに活動の範囲を広げさせていただけているのが、ものすごくありがたいと感じています。とにかくボーダーレスにいろいろなことをやっていきたいのですが、その中の共通点というか、目標としては、"とにかく良い表現を、ジャンルを問わずにしていきたい"ということですね。アニメーションはもちろんですが、吹替えやナレーション、俳優としても、いろいろなことを頑張っていきたいなと思っています。こうした環境に身を置けるのもファンの皆さんの応援のおかげです。特に今日は、本当にホームグラウンドだと思える場所に帰って来れたんだなあと実感できて、すごく嬉しかったです。今後も引き続き、津田健次郎をチヤホヤしていただけたらと思います!」
撮影・取材・文=中村実香
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