にじさんじ所属・剣持刀也、叶、社築ら8名が歌って踊って笑わせる！「にじさんじ4th Anniversary LIVE 『FANTASIA』」

2022.10.21(金)

VTuber/バーチャルライバープロジェクト「にじさんじプロジェクト」によるイベント「にじさんじフェス2022」が、2022年9月30日・10月1日・2日に千葉県・幕張メッセ 1-6ホールにて開催。その中で、「にじさんじフェス2022 ナイトステージ」として、1月に開催中止となった3D音楽ライブ「にじさんじ4th Anniversary LIVE 『FANTASIA』」の振替公演がそれぞれ行われた。今回は、男性ライバー出演によるDay2の模様をレポートする。

シェリン・バーガンディによるハイテンションな前説によって、ウォーミングアップが完了した会場。メンバー紹介＆カウントダウンムービーに合わせ、客席に灯る色とりどりのペンライトが揺れる中、にじさんじ4周年を記念したオリジナル共通衣装を身にまとった剣持刀也、叶、加賀美ハヤト、夢追翔、三枝明那、卯月コウ、シェリン・バーガンディ、社築のにじさんじライバー8名が登場。人気ロックバンド・FLOWが手掛けた3周年記念楽曲「虹色のPuddle」を全員でパフォーマンスした。その後のトークパートでは、自己紹介と共に、ネイビーとホワイトをベースにした史上初となるお揃いの衣装にそれぞれあしらわれた個別モチーフを「チャームポイント」としてアピールしていた。

続いて、トップバッターとなる三枝明那が「テオ」を熱唱。三枝とシェリンのデュエットで送る「ロデオ」では、サビのパートで二人が向かい合い、互いに語りかけるように歌う場面も。叶、卯月、シェリンがキュートなダンスを披露した「テレキャスタービーボーイ」の後は、卯月コウが「脱法ロック」で音楽ライブ初参加とは思えないほど堂々としたパフォーマンスをみせた。続いて、加賀美ハヤトと社築のコンビが「ロストワンの号哭」で疾走感溢れるパワフルなボーカルを聞かせた後、社がソロで「ヒカリ証明論」を歌い上げると、そこへ夢追と加賀美が加わり、30代トリオで「それじゃあバイバイ」を歌詞に沿った振り付けも交えてパフォーマンス。続けて、夢追が2022年3月にリリースした自身のオリジナル曲「おそろいの地獄だね」を床に倒れ込むなどのエモーショナルなステージングと共に披露した。

卯月と加賀美によるストレートな歌声が胸を打つ「らしさ」、剣持がキレキレのダンスを披露した「ジャンキーナイトタウンオーケストラ」、剣持、卯月、シェリンによる「女々しくて」、音楽ライブ初参加ながら圧倒的な表現力で観客を魅了したシェリンの「爆笑」、10月6日リリースのオリジナル曲「Jam Jam」を初披露した叶は、軽快なステップが印象的なダンスで、彼独特の世界を構築した。

後半パートもライバーたちは、その美声を活かしてさまざまなボーカロイド曲やヒットナンバーのカバーを満員の客席の前で熱唱。なかでも三枝、卯月、シェリン、社の4人で「ラブライブ！」一番の名曲として名高い「Snow halation」をパフォーマンスした際は、紙吹雪が舞い散るオレンジの照明の中、美しいハーモニーを聞かせ、剣持、叶、加賀美、夢追は「TIGER & BUNNY」の前期オープニング曲「オリオンをなぞる」を力強いハイトーンボーカルで歌い上げた。

アンコールでは「にじさんじフェス2022」イメージソングの「Hurrah!!」を8人全員で披露。最後に、メンバーからそれぞれ観客に感謝のメッセージが送られ、剣持は「我々は配信者でございます。何かトラブルがあったとしても、1月に何かがあったとしても、確実にそれをドラマにして乗り越えることを今後も約束いたします！　今後も安心して観ていただきたいのと共に、ドラマが続いていく中の道のりの1ページとして、今日みたいな日があったんだよ、ということもぜひ思い出してください」とコメントした。そして、1周年記念楽曲「Virtual to LIVE」で、熱いステージの幕は下ろされた。

文＝中村実香

• 激闘の末、叡王戦での防衛を果たした藤井聡太の5月の対局を振り返る！
• 藤井聡太名人への挑戦権を争う第82期A級順位戦！永瀬王座、広瀬八段、豊島九段ら強豪が名を連ねる中で挑戦者となるのは誰か？
• 藤井聡太、名人戦を制し、全冠制覇まであと一冠！そんな偉業を過去に達成した棋士たちを紹介！