&TEAM(エンティーム)の初参戦も!INI、JO1による、Stray KidsやBTS楽曲のカバーが注目を集めた「KCON JAPAN 2023」の名場面
2023.6.15(木)

5月12日~14日の3日間に渡って幕張メッセで開催された世界最大級のKカルチャーの祭典「KCON JAPAN 2023」。今年のヘッドライナーを務めたENHYPENを筆頭に、ATEEZやITZY、LE SSERAFIMら、総勢23組に及ぶ豪華アーティストが出演したSHOW(コンサート)の熱量は凄まじく、その熱狂度はKCON歴代最多という観客数(12万3千人)が物語る、同祭の盛況ぶりと比例していたと言っていいだろう。
まだデビュー前ながら、第5世代のK-POPボーイズグループとして、ある意味最も注目視されていた"ZB1(ゼベワン)"ことZEROBASEONE(ゼロベースワン)の初ステージなど、今年のステージは特別な瞬間の連続。そのSHOWの模様がスペシャル版「KCON JAPAN 2023 × M COUNTDOWN」として6月15日(木)にMnetにて日韓同時放送(日本語字幕版は7月30日(日)深夜に放送)されることが決定した。

(C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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日本のファンにとっては、JO1やINIといった「PRODUCE 101 JAPAN」出身のグループをはじめ、デビュー3年目を迎えるNiziUや、HYBE LABELS JAPAN初のグローバルグループ・&TEAM(エンティーム)ら、日本メンバー中心のグループが多数出演していたことも期待を集めた要因の1つ。世界照準の歌唱力とパフォーマンス力を兼ね備えた、日本発信の実力派グループが持つ多様な個性に注目しながら、「KCON JAPAN 2023」の名場面を振り返ってみたい。
■Stray Kidsの「MANIAC」もカバー!新曲を世界初披露したINIが見せたダイナミックな存在感

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デビュー以来、「KCON」の常連グループといえるのが、「PRODUCE 101 JAPAN」出身のJO1とINI。1日目のヘッドライナーには、5月24日にリリースした4thシングル「DROP That」が話題を呼んでいるINIが登場。そのタイトル曲であり、公開後約1週間でMVの再生数が2000万回を突破した新曲「FANFARE」を世界初披露し、大きな歓声を浴びていた。

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まずは、ファンから推薦された楽曲の中から1曲を披露する「Hi, My Playlist」コーナーに姿を現すと、Stray Kidsの世界的ヒット曲「MANIAC」をカバー。Felix(フィリックス)の低音が印象的なオリジナルに対し、池崎理人(※「崎」は正しくは「立さき」)が低音ボーカルで楽曲の世界観を表現。高難度のダンスや徹底した表情管理も完璧で、MINI(INIのファン)はもちろん、K-POPファンからも悲鳴に近い歓声が沸き上がった。

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トリのステージではデニムを基調としたファッションにチェンジして再登場。いきなり「SPECTRA」を韓国語バージョンで初披露し、レアなパフォーマンスで会場を盛り上げていく。曲間のトークでは、「CCCV」と題したファン交流企画(モニターに映し出された観客の動作を"Ctrl C+Ctrl V"=コピペする)コーナーに挑戦した他、「Do What You Like」では4台のトロッコに乗り込み、ファンとの交流を楽しむ自然体な笑顔も覗かせていた。

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ラストを飾ったのは、初お披露目となった「FANFARE」。アンセム感のある壮大なロックサウンドにも負けないパワフルな歌声やダンスで圧倒し、その気迫に満ちたパフォーマンスで会場を熱狂の渦に巻き込んだ。
■BTSの「Boy With Luv」をカバー!KCON常連となったJO1が繰り出す迫力のステージ

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そんなINIの先輩グループであるJO1は2日目に出演。ラフなファッションに身を包んで登場した「Hi, My Playlist」コーナーでは、BTSの「Boy With Luv」をカバー。冒頭の振り向きざまの表情に大歓声が上がり、サビでは大合唱が起こる中、11人は大舞台を楽しみながらパフォーマンス。ラストには数組に分かれてのマッスルポーズやハートポーズといったオリジナルな振り付けも見せ、個性溢れるステージを展開した。

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そして終盤、再びステージに上がると、この日のために用意したという韓国語バージョンの「Tiger」をパフォーマンスし、険しい表情やキレのあるダンスで危険な魅力をアピール。直後のMCでは、それぞれがオリジナルの"Tigerポーズ"を競うという流れになり、佐藤景瑚のマッスルタイガーが飛び出すなど、先ほどまでとは一転、親しみやすい姿で会場の笑いを誘っていた。

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トロッコで場内を巡りながら披露した「We Good」を経て、ラストには「Comma,」を披露。ファンキーで洗練されたダンスナンバーに乗せ、一糸乱れぬ軽快なダンスやリズミカルなラップなど、ハイレベルなパフォーマンスを見せつけたJO1。どこか余裕すら感じさせるステージからは、前進し続ける彼らの成長ぶりが窺えた。

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■初日OPのコラボステージにMCも!幅広いファン層に愛されるNiziUが魅力を発揮

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デビュー3年目を迎えるNiziUは、天使のような純白の衣装で登場。ミディアムバラード「Paradise」でステージをスタートし、ゆったりとノビのある歌声を響かせると、会場は感動的な雰囲気に包まれた。
「CCCV」のコーナーでは、モニター越しに男性、女性のファンと笑顔で触れ合い、続く「CLAP CLAP」でもトロッコに乗ってサインボールをファンに投げるなど、ファンとの交流を満喫。最後は「Take a picture」で締め、ポジティブなエネルギーと親しみやすいキャラクターで、幅広いファンから愛されるNiziUならではのカラーを存分に発揮したステージを展開した。

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また、NiziUが出演した1日目のオープニングを飾るコラボステージに、RIOとMAYAとRIMAが参加。Kep1er(ケプラー)のヒカル&ヨンウン、STAYC(ステイシー)のアイサ&セウン&ユン、IZ*ONE出身のソロアーティスト・YENA(イェナ)といった総勢9名のメンバー構成で、KCONのシグネチャーソング「POPPIA」を披露し、普段のイメージとは異なるクールな魅力を見せつけた。

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さらにAYAKAは1日目のMCも担当。緊張した様子を見せながらも、THE BOYZのHYUNJAEやINIの木村柾哉らと軽快なトークを展開しながらSHOWを見事に進行し、大役を務めあげた。
■「KCON」デビューを飾ったDXTEEN、XGら次世代グループの個性溢れるステージ

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今回は、KCONの舞台に初めて立ったグループが多かったのも特徴的だ。特に日本発信の多様なグループが揃っており、JO1、INIの後輩となる6人組ボーイズグループ・DXTEENは2日目の「KCON」で華々しくデビューを飾った。
韓国語で披露した「Brand New Day」では、新人らしいフレッシュな魅力を振り撒くと、MCでは「これから多くのステージに立つと思うけど、今日は絶対に忘れられないステージになると思います」と大舞台に立った気持ちを率直に告白。満面の笑みを見せながら「Come Over」をパフォーマンスし、等身大な魅力をアピールした。

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またDXTEENは、次世代アーティストがカバー曲を披露する「Gen-Z POP Special」のコーナーにも登場。カラフルなスポーツファッションでNCT DREAMのリメイクも話題になったH.O.T.の「Candy」をパフォーマンスし、「青春感」という彼らのスタイルにも合った爽やかな魅力で会場を魅了した。

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同じく2日目に登場し、「KCON」を含め日本での初ステージを飾ったのが、2022年3月にデビューした7人組ガールズグループのXG(エックスジー)。
ゴールドのパンツ&サングラスというゴージャスなルックで登場した7人は、曲の始まりと同時にサングラスを投げ捨てるカッコ良すぎるオープニングをブチかまし、観客のド肝を抜くと「SHOOTING STAR」へと突入。パワフルなラップやグルーヴィーなダンスなど、新人離れしたパフォーマンスで実力をアピールした。

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さらに、この場に立つ喜びを率直に語った曲間のトークでは、可愛らしい等身大の素顔を覗かせる一面も。締めの「LEFT RIGHT」では、ファンからの声援を浴びながら、縦横無尽にステージを駆け回るという、ポジティブでエネルギッシュな一面も発揮した。
■NI-KI(ENHYPEN)とK、TAKIの共演も!BTSの後輩として注目を集める&TEAMのパフォーマンス力

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BTSやENHYPENの後輩であり、HYBE LABELS JAPANより2022年12月にデビューした9人組ボーイズグループの&TEAM(エンティーム)は3日目に出演。サックスブルーのスクールファッションという爽やか出で立ちで登場した彼らは、登場するや激しいオープニングダンスで目を奪い、激しいダンス曲「Scent of you」を韓国語で披露した。長身のKが繰り出すキレのあるダンスは目を引き、9人のピタリと揃ったパフォーマンスも含め、新人離れした完成度を放っていた。

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激しいダンスの直後で息を切らしながら語ったトークでは、リーダーのEJ(ウィジュ)が「デビュー前から夢見ていたステージ」と初々しくコメント。最後には、デビューEPのタイトル曲である「Under the skin」で、ひとフレーズごとに感情を込めながら歌唱するエモーショナルなパフォーマンスを披露。その入魂ともいうべき気迫溢れるステージからは、彼らの今後への意気込みが感じられた。

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最終日のフィナーレには、この日のMCを務めたNI-KI(ENHYPEN)と、同じオーディション番組「I-LAND」の日本人メンバー同士で切磋琢磨した&TEAMのKやTAKIが肩を並べて踊る場面も。
全世界に配信されるKCONの大舞台で、日本発信の多様なグループがこれだけ顔を揃える貴重な機会となった「KCON JAPAN 2023」。8月18日(金)~20日(日)に開催される「KCON LA 2023」でも、JO1やINIの出演が既に発表されており、これから先の彼らの活躍ぶりにも注目したい。
文=HOMINIS編集部
放送情報
KCON JAPAN 2023 × M COUNTDOWN(日韓同時放送)
放送日時:2023年6月15日(木)18:00~
※日本語字幕版は7月31日(月)0:00~
チャンネル:Mnet
※放送スケジュールは変更になる場合があります
※出演アーティスト:8TURN、&TEAM、AB6IX、ATBO、ATEEZ、DXTEEN、ENHYPEN、iKON、INI、ITZY、 JO1、JUST B、Kep1er、LE SSERAFIM、NiziU、STAYC、TEMPEST、THE BOYZ、VIVIZ、XG、 xikers、YENA、ZEROBASEONE
※レポートに記載した楽曲は番組内では全て放送されない場合があります
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