宙組・真風涼帆、潤花、芹香斗亜ら20名がパワフルに歌い踊るコンサート「FLY WITH ME」('22年宙組・東京ガーデンシアター)
2023.6.3(土)
■夢のフライトが、ついにスカイ・ステージでも実現!
2022年6月10日〜12日に東京ガーデンシアターにて開催された、宙組トップスター・真風涼帆と宙組メンバーによるコンサート「FLY WITH ME(フライ ウィズ ミー)」。
Produced by TEAM GENESIS from LDH JAPAN ©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ
構成・演出は、華やかでポップなショー作品に定評のある野口幸作が担当。大空や銀河などをテーマにし、巨大な劇場全体を「空港」および「宙(ソラ)」に見立て、「Love(愛)」と「Dream(夢)」と「Romance(浪漫)」溢れる構成で、未来への希望に満ちた究極の「Happiness(幸せ)」をお届けするという壮大なコンセプトだ。
「東京ガーデンシアター」は、2020年にオープンした東京ベイエリア「有明ガーデン」敷地内にある国内最大の劇場型ホール。ここでのコンサート開催はタカラヅカでは初めてのことだ。宝塚大劇場に比べると客席数は約3倍、舞台の幅は約2倍、高さは約1.5倍になるというホールだが、真風涼帆、潤花、芹香斗亜ら宙組メンバー20名がパワフルに歌い踊り、その広さを感じさせない。
注目は、何といってもLDH JAPANと宝塚歌劇の初のコラボレーションだろう。LDH JAPANのライブの企画・演出を手掛けるクリエイティブチーム「TEAM GENESIS」によるプロデュースが実現。メインテーマ曲「FRY WITH ME」を白濱亜嵐が提供している。
Produced by TEAM GENESIS from LDH JAPAN ©宝塚歌劇団 ©宝塚クリエイティブアーツ
このコンサートの後、宝塚大劇場・東京宝塚劇場にて8〜11月に上演された公演に先駆けた「INTRODUCTION OF HiGH&LOW -THE PREQUEL-」も見どころ。この場面は「ハイロー」が大成功を収めた今、改めてスカイ・ステージの映像で見直すと感慨深いものになりそうだ。また、LDHの楽曲の宙組メンバーによるメドレーもある。
かと思えば、「シトラスの風」や「JUMP!(「オーシャンズ11」より)」、「丘の上のジョニー」そして「TAKARAZUKA FOEVER」など宙組や真風にもちなんだ、おなじみのタカラヅカの名曲を歌い継ぐコーナーも。客席参加コーナーもあり、「SORARIN'」の曲に合わせて客席もフラッグを振って盛り上がる。
コンサート形式の定番ともいえる、真風のこれまでの歩みを振り返るコーナーがコミカルで楽しい。入団前にベーカリーでアルバイトをしていたときのエピソードや、下級生時代に悩みながら成長していく姿なども披露され、客席を笑いに誘う。
コンサート形式のショーは、センターに立つ人の持ち味が色濃く出るものだと思うが、普段と変わらぬ姿で8000人収容の大劇場空間を埋め切るのは、さすがの一言だ。欲張りで盛りだくさんなショーは堪能しがいがありそうだ。
文=中本千晶
放送情報
FLY WITH ME('22年宙組・東京ガーデンシアター)
放送日時:6月4日(日)21:00~ほか
放送チャンネル:TAKARAZUKA SKY STAGE
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
-

板垣李光人、「ばけばけ」で堤真一&北川景子との親子共演を振り返る「不仲な父との絶妙な関係を作るため、堤さんとは現場であえて話し過ぎないようにしていた」
提供元:HOMINIS10/17(金) -

『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《Buster Bros!!! & Bad Ass Temple feat. 糸の会 & WESTEND-MAFIA》に出演する中西智也、酒寄楓太、中塚皓平が語るナゴヤ・ディビジョンの魅力!
提供元:HOMINIS10/16(木) -

唐沢寿明、後輩へのアドバイスを「ちょっとしたヒントで変わる人は変わる」と振り返り、ドラマ「コーチ」で若手俳優の躍動に期待
提供元:HOMINIS10/16(木) -

与田祐希、乃木坂46卒業後初主演作『死ぬまでバズってろ!!』で挑んだ大胆な役作り「恥を捨てることを意識しました」
提供元:HOMINIS10/15(水) -

3年ぶりのドラマ復帰作「華麗な日々」が好調のチョン・イル、「(人生の)伴走者」と全幅の信頼を寄せる、"無二の親友"の存在
提供元:HOMINIS10/15(水)

