「マーベルズ」「京城クリーチャー」と話題作が続くパク・ソジュン、その才能の片鱗を示した映画俳優としての「原点」
2023.5.30(火)
学園ドラマ「ドリームハイ2」(2012年)にて本格的な俳優活動をスタートさせてから約10年が経ち、"第2章"ともいえる快進撃が注目を浴びているパク・ソジュン。
ハリウッド進出を果たしたマーベル・スタジオ最新作「マーベルズ」(2023年11月10日より日米同時公開予定)は、徐々にその内容が明らかになり、4月に公開された特報映像では、鎧を身に纏った長髪のキャラクターが初解禁された。その他にも、配信前からシーズン2の制作が決定しているNetflixシリーズ「京城クリーチャー」(2023年下半期配信予定)など、ビッグタイトルが続々と待機中。さらに4月26日より韓国で公開中の映画「ドリーム」は、早々に観客動員が100万人を突破するなど話題に事欠かない。
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今や韓国を代表する実力派としてその名を轟かせているソジュンだが、キャリア初期には、放蕩息子を演じたホームドラマ「金よ出てこい☆コンコン」(2013年)や、セクシーな年下男子を演じたラブコメ「魔女の恋愛」(2014年)といったドラマで、その人気と知名度を徐々に高めてきた。そして、そんなブレイクのタイミングで出演したのが、韓国で2015年に製作された映画「悪のクロニクル」だ。
ソジュンにとってメイン級のキャストとしては映画初出演となった本作は、捜査一課の敏腕刑事を取り巻く陰謀をスリリングに描くクライム・サスペンス。ソジュンは敏腕刑事チェ班長(ソン・ヒョンジュ)を慕う新米刑事のドンジェを演じている。
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物語の主人公となるチェ刑事は、名誉ある賞を授与された祝賀会の帰り道、いきなり襲い掛かってきたタクシー運転手を殺害。正当防衛とはいえ、とっさに証拠を隠蔽してしまい、破滅の道へ陥っていく。一方、ソジュンが演じるドンジェは、チェ刑事が事件に関わっている証拠を見つけてしまうが、その一方で彼に対する忠誠との間で板挟みになるというキャラクターだ。
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不自然な言動を見せるチェ刑事に向ける疑念と、もの悲しさが混じり合った複雑な眼差しや、チェ刑事を信じて打ち明ける際の一言一言を絞りだすような感情的な節回しなど、苦悩する胸中を見事に体現したソジュン。組織の中で複雑に絡まり合った人間模様が、ドンジェというフィルターを通して様々に浮かび上がってくる。
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またソジュンの映画デビュー作「パーフェクト・ゲーム」(2011年)でも共演した"マブリー"ことマ・ドンソク演じる先輩のオ刑事とのやりとりも多く、オ刑事の筋肉を触らされておだてたり、酒を飲み交わして悩みを吐露したりと、先輩・後輩ならではの空気感が抜群。終盤には2人の激しい殴り合いのシーンもあり、あのマ・ドンソクを相手に繰り広げるタイマンバトルは見応え満点。後にアクションでも存在感を発揮することになるソジュンだけに、今振り返ると貴重な名場面と言えそうだ。
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チェ刑事を演じたソン・ヒョンジュとは、自身の代表作「梨泰院クラス」(2020年)で父子を演じた間柄でもあり、俳優パク・ソジュンを語る上で欠かせない原点ともいえる「悪のクロニクル」。世界的なブレイクを迎えている今、実力派たちとの演技合戦で発揮した抜群の存在感と演技力を改めて目に焼き付けたい。
文=HOMINIS編集部
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