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桐山漣が犯罪プロファイラー役で登場!犯人との心理戦に手に汗握る、船越英一郎主演のドラマ「ホンボシ~心理特捜事件簿~」に再注目!

2023.5.29(月)

「科捜研の女」「おみやさん」「京都地検の女」など数多くのヒットシリーズを生み出してきたテレビ朝日木曜ミステリー枠で、心理学を切り口に新たな心理分析ミステリーというジャンルを確立した「ホンボシ~心理特捜事件簿~」(2011年)。

京都府警「特別捜査支援班」のメンバーたち
京都府警「特別捜査支援班」のメンバーたち

©東映

本作の舞台は、京都府警察本部内に新設された「特別捜査支援班」。そこに配属された「心理学」「刑事」「鑑識」「プロファイリング」のスペシャリストである4人の捜査官たちが物語の中心だ。彼らは捜査一課の扱う事件に協力しながらも、捜査会議の決定とは正反対の方針で独自の捜査を展開し、事件の真犯人=ホンボシを暴いていく。

「心理学」は主人公の桐島孝作(船越英一郎)。彼は元心理学者にして医師の経歴も持つ異色のキャラクターだ。表情やしぐさから相手の嘘を見抜く表情解読のスペシャリストである彼は、心理実験を仕掛けることで犯人を追い詰める。一見突飛に見える捜査手法だが、学問的理論にしっかりと裏打ちされており、作品に厚みを加えるスパイスになっている。

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特別捜査支援班をまとめるのは、京都府警刑事部捜査一課1係の係長から異動してきた「刑事」の真田英俊(髙嶋政宏)。捜査会議への欠席や単独行動も目立つ孝作に手を焼くこともしばしばの真田だが、「鑑識」の友枝凛子(大塚寧々)とはかつて恋人同士だった過去を持っている。

そして「プロファイリング」が、元システムエンジニアの天才プロファイラーの御子柴衛だ。サイバー関連の案件を担当する彼はセオリー通りのプロファイリンもこなす一方で、周囲の目をはばからず自身の推理を披露してしまうなど自信家タイプの一面を覗かせる。また、時に余計なことを言ってはトラブルを引き起こしてしまう困り者でもある。

そんな御子柴を演じるのは、「仮面ライダーW」の左翔太郎役で一躍ブレイクした桐山漣。現在ではコメディー作品もこなす名役者の地位を確立している彼だが、やはり御子柴のような天才肌の二枚目役はハマリ役だ。口調やところどころで見せる視線などから随所にあふれ出るイケメンオーラは、演技の枠を超えたものといっても決して過言ではないだろう。

第1話では、身代金ではなく、殺人を要求する不可解な誘拐事件に挑む。事件の容疑者として逮捕された浦辺誠二(野間口徹)の表情や仕草から「彼はホンボシ(真犯人)ではない」と桐島は断言する。はたして特別捜査支援班は完全犯罪目前の誘拐犯を暴くことができるのか。手に汗握る桐島の心理捜査と犯人との駆け引きを、ぜひ本編で楽しんでほしい。

文=安藤康之

放送情報

ホンボシ~心理特捜事件簿~
放送日時:6月9日(金)19:10~、12日(月)・13日(火)17:30~
放送チャンネル:テレ朝チャンネル2
※放送スケジュールは変更になる場合がございます