ジェジュンの情熱的なロマンスも当時話題に！兄弟のように親しい俳優イム・シワンとの「10年来の友情」

2023.5.28(日)

今年1月に37回目の誕生日を迎え、その前後には東京・大阪でバースデー＆ファンクラブ発足5周年の記念イベント「J-JUN TUESDAY PARTY 2023」を開催したジェジュン。

一方で、1月28・29日には韓国・ソウルでも大体的な誕生日イベント「J-JUN PARTY」が行われ、親交の深い友人や芸能仲間が駆け付けたことも話題に。中でも、イム・シワンらドラマ「トライアングル」チームと一緒に撮影した仲良しショットがInstagramに投稿。月日が経っても変わらない友情に多くのコメントが寄せられた。

2014年に初放送された「トライアングル」はジェジュンの初主演ドラマ。カジノからも出入り禁止を告げられるようなチンピラの厄介者ホ・ヨンダルを演じ、初のアクションシーンや体当たりの演技にもトライした作品だ。

家族もなく、その日その日をギャンブルのように生きるヨンダルは、カジノで働くオ・ジョンヒ(ペク・ジニ)に一目惚れ。だが、財閥の御曹司であるユン・ヤンハ(イム・シワン)もジョンヒに想いを寄せており、ひょんなことからカジノで競ったヨンダルとヤンハは、それ以来ジョンヒを巡って激しい敵対心を燃やすことになる。

ヨンダルは、心から愛する女性と出会ったことで人生逆転の夢を描き、命を懸けた闘いに身を投じていく。鍛え抜かれた上半身があらわになる乱闘シーンはジェジュンの逞しい肉体が映えるダイナミックな動きが迫力十分。パンツ一丁で叫びながら街をダッシュするなど、他ではなかなか見られないレアシーンも見逃せない。

また"ダルヒカップル"として当時の視聴者に支持されたジェジュン＆ペク・ジニのロマンスも、女性の心をくすぐる名場面の連続だ。荒んだ目つきから一転、ジョンヒに向かう真っすぐな眼差しが光るジェジュンの"目の演技"は脚本家から絶賛されたほどロマンチック。後ろから手を引いて抱き寄せたかと思えば、顔を近づけてのバックハグなど、女性には堪らない情熱的なラブシーンやサービスショットも各話に散りばめられている。

ストーリーの軸となるのは、生き別れ、数奇な運命を辿る3兄弟の関係性だ。兄弟とは知らずに出会ってしまった長男のチャン・ドンス役を実力派俳優イ・ボムス、次男(ヨンダル)役をジェジュン、3男(ヤンハ)役をシワンが好演し、複雑に展開する物語の中で3兄弟の"愛"と"絆"も描かれていく。

ジョンヒを巡る熾烈な三角関係を体現したジェジュンとシワンは、互いを意識しつつ一進一退の攻防戦を繰り広げる様子がスリリングで、見る者の目を飽きさせない。嫉妬や焦燥がもたらす切ない表情や、涙の演技も印象的で、胸に迫ってくる。ちなみに2人の実年齢はジェジュンが3歳年上で、撮影後も本当の兄弟のように彼らが親密な交流を続けているのは有名な話。

ジェジュンのドラマ復帰作として期待を集める「悪い記憶の消しゴム」では、撮影現場にシワンがコーヒーカーを一台差し入れし、その前でカップを手にポーズを決める姿をジェジュンがInstagramに投稿。そうした2人の変わらない"友情の証"に、両者のファンが大きく沸いたことは想像に難くない。

並々ならぬ本気と覚悟を感じさせる演技で多くの視聴者を虜にし、「2014 KOREA DRAMA AWARDS」の男性最優秀演技賞を受賞したドラマ「トライアングル」。もうすぐ10年の付き合いとなる大切な仲間も得た、ジェジュンにとってターニングポイントとなった作品だけに、今見るとまた新たな発見ができそうだ。

文＝川倉由起子

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