「ひらきよ」人気を世界へと広めた八木勇征のカリスマ性...シーズン2＆劇場版への期待が高まる「美しい彼」

2023.2.7(火)

「流浪の月」で本屋大賞2020を受賞した小説家・凪良ゆうのBL小説を実写化したドラマ「美しい彼」。2021年11月から放送されたシーズン1が大反響を呼び、物語は2月7日(火)から放送されるシーズン2へと突入。さらに4月7日(金)からは「劇場版 美しい彼～eternal～」も公開を控えるなど、続編を待ちわびていたファンの期待が最高潮に盛り上がっている状況だ。

"陰と陽"――まさに正反対な男子高生を、萩原利久(平良一成役)と八木勇征(清居奏役)が演じ、すれ違う恋心を瑞々しく描き出したシーズン1。"ひらきよ"と呼ばれるカップリングの尊さや、無口で友達のいない平良が"王(キング)"のように崇める清居のカリスマ性を体現した八木の美しいビジュアルは、国内のみならず世界中で大きなムーブメントを巻き起こした。

その世界的な反響ぶりを象徴しているのが、八木勇征がアジアスター賞を受賞し、韓国・ソウルで開催された授賞式に登壇したアジア最大級のドラマ国際コンクール「ソウルドラマアワード2022」(2022年9月22日開催)だ。

「ソウルドラマアワード」は、世界各国と韓国のドラマを世界に広げることを目的に韓国放送協会が主催し、KBS・MBC・SBS・EBS等、韓国を代表する放送局が後援するテレビドラマの祭典だ。

「アジアスター賞」は、同アワードに出品された作品の175人の俳優の中から全世界のファン投票で決するもので、過去には三浦春馬や横浜流星、坂口健太郎らも表彰されてきた日本とも縁の深いアワード。なお、2022年度の日本人では、「美しい彼」でW主演した萩原利久も他の俳優陣と大差で2位に輝いている。

授賞式当日、黒のタキシード姿の八木が、「キミと僕の警察学校」で同賞に輝いたWanna One出身のカン・ダニエルらと共に檀上にあがると、この日のMCを務めた「太宗イ・バンウォン(原題)」で知られる名優チュ・サンウクからトロフィーと花束を贈呈され、スピーチへ。

「今回このような本当に名誉ある賞を『美しい彼』という作品を通して受賞できたことを本当に幸せに感じています。原作者の凪良ゆう先生、そして『美しい彼』のスタッフの皆様・キャストの皆様、そして僕と一緒に主演を務めてくれた萩原利久がいてくれたからこそだと思っています(中略)」とひと言ずつと紡ぎ出し、真摯な姿勢で周囲への感謝を言葉にした。

その他の出演者たちも豪華で、プレゼンターには2PMのウヨンをはじめ、ナ・イヌ、チェ・ジニョク、元Apinkの人気女優ソン・ナウンといった名だたる韓国芸能人たちもズラリと並んだ。

さらに当日は、K-POPアーティストによる祝賀公演も行われ、"ドボイズ"の愛称で日本でも高い人気を誇る11人組グループ・THE BOYZは世界的に高く評価された「WHISPER」を披露。その他にも、韓国の主要チャートを沸かせる6人組ガールズグループ・STAYCが「BEAUTIFUL MONSTER」を披露するなど、煌びやかなステージングでアジア最大級のドラマアワードに華を添えた。

同アワードの受賞も追い風にしながら、ドラマ人気を世界的なものへと拡大させていった「美しい彼」。ドラマからスタッフ＆キャストが続投し、シーズン1のラストで遂に結ばれた2人の同棲生活が描かれるシーズン2にも大いに期待したい。

文＝HOMINIS編集部

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