ナインティナイン・岡村隆史が迫真のワイヤーアクションを披露!その魅力や演技力を楽しめる映画「無問題/モウマンタイ」
2023.4.27(木)
小学校6年生の時にブレイクダンスに目覚め、中学生の時には伝説のダンスグループ、ANGEL DUST BREAKERSの最年少メンバーとして活躍していた過去を持つ岡村隆史。ナインティナインとしてブレイクしてからもバラエティ番組で度々、ダンスを披露、ブレイキンをフィーチャリングしたCMにも出演していたのでその凄技を知っている人は多いだろう。人気番組「めちゃ×2イケてるッ!」で岡村がジャニーズJr.の中に紛れこみ、SMAPのコンサートに飛び入り参加し、大いに盛り上げたのも懐かしく思い出される。この各界のオファーに全力で応える番組企画「岡村オファーシリーズ」ではミュージカル「ライオンキング」に参加し、EXILEとも共演。比較的、最近(2017年)だと三浦大知からの「一緒に踊りたい」というオファーを受け、全国ツアーにスペシャルダンサーとして出演し、会場を沸かせた。キレッキレのブレイクダンスは今も健在で、今年は「ブレイクダンス・全日本選手権」に飛び入り参加してパフォーマンスを披露。ダンサーとしてもまだまだ現役である。
(C)1999「無問題」製作委員会
そんな岡村がずば抜けた身体能力を活かし、スタントマンなしでワイヤーアクションにも挑んだ香港製アクションコメディ「無問題/モウマンタイ」(1999年)がWOWOWで放送される。主演を務めた岡村が演じるのは彼女にフラれたことをキッカケに香港に飛ぶことを決意する川口大二郎。映画にはゲストとして香港映画界の大物サモ・ハン・キンポーが本人役で登場し、後に「無問題2」も制作された。アクションあり、笑いあり、海を超えた恋愛ありのストーリーで俳優として大活躍する岡村の切なくて男気溢れる演技を振り返ってみる。
■失恋して抜け殻になった男が香港でいきなりスタントマンに
(C)1999「無問題」製作委員会
付き合っていた玲子(佐藤康恵)から、ジャッキー・チェンの会社の受付として香港で働いているという手紙を受け取り、失恋のショックで大二郎はもぬけの殻状態。アパートを訪ねてきた母親に「しっかりしなさい」と怒られ、玲子を追って香港に行くことを決意する。ブルース・リーやジャッキー・チェンの大ファンの大二郎は現地でスタントマンをやっている友人を頼り、アパートを借りて香港ライフをスタート。言葉が喋れないため連れて行かれた撮影現場で友人に「オマエ、何でもモウマンタイ(問題ない)と言っておけ」と言われ、監督(サモ・ハン・キンポー)に何を言われても「モウマンタイ」と答えていたら、いきなり強烈な蹴りを入れられ、その根性を気に入られることに。現場のアクシデントもあいまって翌日からいきなりワイヤーアクションに挑戦することになる。ビビりながら宙を飛ぶ岡村の演技とブレイクダンスやカンフーで鍛えたスピーディでキレのある動きに「この役は岡村隆史しかできない」と思わせられる。
■異国での淡い恋に戸惑い、心揺れる岡村のシリアスな演技も
再会した玲子に冷たくされても諦めない大二郎だったが、中国から不法越境し、警察から追われているリュー・チンという美しい女性に出会い、恋人を追ってきた境遇と自分を重ねて、彼女をかくまう展開に。玲子に電話で通訳してもらい、「ようわかるわ。俺も毎日、泣いてるもん」と共感し、モヤモヤを抑えこんでソファーで寝る共同生活を送ることになる。母親からかかってきた電話に泣きながら元気だと虚勢を張るシーンや言葉が通じなくてもリュー・チンと心を通わせていくシーンなど、コミカルな面とは対照的な繊細でシリアスな演技にいつの間にか引き込まれる。襲いかかる数々のアクシデントの果てに待っているのは、本当の「モウマンタイ」な男になれるかどうかの人生最大の勝負。情けなくて男前な主人公を演じる岡村が愛おしくなる?
文=山本弘子
-

20代後半の"リアル"?玉城ティナのさまざまなセルフケア術とは?「20代後半のリアルかも」【#推シゴトーク】
提供元:HOMINIS5/26(月) -

ホウ・ミンハオ(侯明昊)ら、美男キャストのブロマンスに熱い支持!中国で反響を呼んだ「少年歌行」シリーズの第2弾「少年春風」への高まる期待
提供元:HOMINIS6/3(火) -

話題作を連発する白石和彌監督が香取慎吾とタッグを組んだ重厚な人間ドラマ「凪待ち」
提供元:HOMINIS6/3(火) -

小泉今日子&中井貴一「続・続・最後から二番目の恋」、変わらぬ日常と、心の支えになる言葉たち
提供元:HOMINIS6/2(月) -

強烈な色気を放つ「埋もれた心」とは一変...パク・ヒョンシク本来の素顔や、ZE:Aメンバーとの変わらぬ絆が垣間見えた貴重なエピソードトーク
提供元:HOMINIS6/2(月)

