木村慧人(FANTASTICS from EXILE TRIBE)と山中柔太朗(M!LK)が体現する同性同士の恋愛模様を描いた「飴色パラドックス」
2023.2.9(木)
タイや韓国をはじめアジアを賑わすBLドラマブームを追い風に、昨今は日本でも「おっさんずラブ」や「チェリまほ」、「美しい彼」といった良質なBL作品が支持を集め、映画化へと繋がる反響ぶりを見せている。
そうしたBLドラマ人気を背景に、2022年4月より、第1弾作品「不幸くんはキスするしかない!」を皮切りに、BLドラマレーベル「トゥンク」が始動。その第5弾作品となる「飴色パラドックス」(※「飴」は正しくは「食へん」)が、女性チャンネル♪LaLa TVにて2月12日(日)から放送される。
(C)「飴色パラドックス」製作委員会・MBS
明るいストーリーとキャッチーな絵柄で、ビギナーからの人気も高い夏目イサク作品の中でも、累計130万部を突破したBLコミック「飴色パラドックス」をドラマ化した今作。
「ホームレス中学生」(2008年)や「のぼる小寺さん」(2020年)といった数々の青春映画を瑞々しく描き出してきた古厩智之監督がメガホンを握り、週刊誌編集部の張り込み班として事件を追う記者とカメラマンが、衝突しながらも惹かれ合っていく様子を描いた。
(C)「飴色パラドックス」製作委員会・MBS
週刊誌「DASH!」の記者・尾上聡(木村慧人)は、ある日編集長から張り込み班への異動を命じられる。そこには、スクープのためなら手段を選ばないカメラマンの蕪木元治(山中柔太朗)がいた。
密かにライバル視していた蕪木とコンビを組むことになった尾上は、芸能界に君臨するCM女王・浅丘ユミの浮気調査を開始。仕事に邁進するものの、慣れない張り込みの現場に尾上は失敗ばかりで、蕪木もいらだちを隠せない。性格も正反対な2人は喧嘩を繰り返すが、数々の取材現場を共にするうち、尾上は蕪木の優しい一面に気づき始める...。
(C)「飴色パラドックス」製作委員会・MBS
真っすぐで正義感が強く、それゆえに空回りしてしまうことも多い記者・尾上役を演じたのは、FANTASTICS from EXILE TRIBEのダンサーであり、本作がドラマ初主演となる木村慧人。徐々に自覚していく蕪木への恋心に戸惑い、葛藤したかと思えば、女性といちゃつく蕪木を目撃して怒り出す。そんな直情的で人間味のある尾上の内面を、ストレートに表現している。
一方、冷たくぶっきらぼうなカメラマン・蕪木役には、M!LKのメンバーとして活躍する山中柔太朗が起用された。スクープ第一の彼は、一見クールで人たらしではあるが、実は相手を思いやる優しさを隠し持っている青年だ。はじめはミスばかりの尾上に強く当たっていたが、情熱的な一面に触れて心を動かされていく。そんな懐深い蕪木の二面性を、ギャップのある姿で体現してみせた。
(C)「飴色パラドックス」製作委員会・MBS
W主演の2人は演技経験こそ決して多くないが、共に音楽というフィールドで活躍する表現者ゆえの、華のある存在感はドラマの世界観でも存分に生かされている。抜群に整ったビジュアルには何より目が惹きつけられるし、地上波放送時にはSNS上でもその"画力"は大いに話題を呼んだ。
最初こそ胸ぐらを掴んで罵り合っていた2人が、現場を通して互いを知るにつれ急速に惹かれ合う――キザな言葉を交わしたり、耳に息を吹きかけ挑発したりと、その過程で垣間見せる彼らの言動は"ツンデレの極み"で、徐々に距離を縮める様子にはドキドキが止まらない。強引なキスのアプローチも含めて、序盤での喧嘩が嘘のように急加速する甘いシーンは眼福ものだ。
(C)「飴色パラドックス」製作委員会・MBS
さらに、週刊誌「DASH!」の部員たちや取材ターゲットといった周囲の人間関係がもたらす急展開も見逃せない。尾上と蕪木の距離が縮まったかと思えば溝ができ...という恋愛初期特有のもどかしい関係性など、BLドラマならではのケレン味を感じさせる見せ場もしっかりと詰まっている。
ここ数年で作品の質もバリエーションもグッと深みが増しているBLドラマ。正反対の同僚が惹かれ合う姿を描いた「飴色パラドックス」は、まさにその"入門的"な1本と言えそうだ。
文=HOMINIS編集部
放送情報
飴色パラドックス
放送日時:2023年2月12日(日)23:00~
※毎週(日)23:00~(2本連続放送)
チャンネル:女性チャンネル♪LaLa TV
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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