チ・チャンウクの記憶に残る美声も...！キャリアの節目で行われてきた伝説的イベントを通して浮かび上がる「アジアの貴公子」たる理由とは

2023.4.19(水)

多彩なキャリアの中でも、大人のラブロマンスがとりわけ高い人気を誇る"アジアの貴公子"ことチ・チャンウク。「都会の男女の恋愛法」(2020年)ではキム・ジウォン、「あやしいパートナー ～Destiny Lovers～」(2017年)ではナム・ジヒョン、「ヒーラー ～最高の恋人～」(2014年)ではパク・ミニョン...と、人気女優を相手に数々のロマンスを繰り広げてきた。

そんな熱狂的なドラマ人気を受けて開催される彼のファンイベントは毎回大盛況。2月3日にパシフィコ横浜 国立大ホールで開催された「2023 Ji Chang Wook Fan Meeting＜Reach you＞ in YOKOHAMA」も大きな話題を呼んだばかりだ。

今年デビュー15周年を迎えるチャンウクは、ミュージカル出身で抜群の歌唱力の持ち主としても知られている。ドラマのOSTではたびたび美声を披露しているが、オフラインのファンイベントはそんな彼の歌声を生で体感できる貴重な機会。前述の横浜公演はもちろん、これまでのキャリアを振り返っても、ファンの間で語り継がれる伝説的なイベントで美しい歌声をたっぷりと響かせてきた。

4月22日(土)に衛星劇場にて放送される2015年開催の「チ・チャンウク ASIA TOUR in JAPAN 2015 THIS IS JCW」もまた発売10分で完売したというプレミアイベント。当日はバンドを従えてのライブに加え、軽快なトークも披露。「ヒーラー ～最高の恋人～」で人気を爆発させた直後であり、初のアジアツアーの日本公演だったこともあって、ある意味、チャンウクにとっても特別なステージだったと言えそうだ。

続けて4月23日(日)には、2017年に開催されたデビュー10周年コンサート(「A FILM BY JI CHANG WOOK HISTORY CONCERT - JISCOVERY」)も放送される。ソウルのオリンピックホールでこのコンサートが行われたのは、チャンウクが軍入隊する僅か3週間前のこと。入隊後は2年間その姿を見ることが叶わないことから、コンサートには韓国や日本をはじめ、台湾、シンガポール、香港、タイなどアジア各国から大勢のファンが詰めかける盛況ぶりだった。

デビュー作である映画「スリーピング・ビューティ」(2008年)の楽曲から、「あやしいパートナー ～Destiny Lovers～」のOSTに収録された「君が好きな101の理由」まで、10年間の作品を写真と歌で振り返りながら裏話を語るという、10周年イベントに相応しい内容となった同イベント。途中、記憶に残るシーンや名ゼリフをさらりと披露するファンサービスも飛び出し、会場のファンを大いに喜ばせた。

ラブコメディ初挑戦となった「あやしいパートナー ～Destiny Lovers～」に関連したトークが繰り広げられる中で、除隊後にやってみたい作品のジャンルについて聞かれると、「僕の体質はロマンス」と茶目っ気たっぷりにほほ笑み、「除隊後はロマンス中心の作品をたくさんやってみたい」と打ち明けてファンの歓声を浴びる場面もあった。

そして仕上げは、ファンへの心のこもった手紙の朗読。「元気に行ってきます。2019年にみんな笑顔でまた会いましょう」の言葉は詰めかけたファンの感動を誘った。もちろん、除隊後の華々しい活躍ぶりは周知の通りだ。

4月30日(日)には、衛星劇場にて「2023 Ji Chang Wook Fan Meeting＜Reach you＞ in YOKOHAMA」が日本初放送される。キャリアの節目に開催されてきた2015年や2017年のイベントと、直近のファンミーティングとでは、どのような変化が見られるのか？"アジアの貴公子"としてファンを魅了し続けるチャンウクの、年代ごとの魅力を見比べるのもまた一興だ。

文＝酒寄美智子

• チ・チャンウクがパブリックイメージを覆す豹変ぶり！壮絶な「本気」を滲ませたキャリア初の悪役
• チ・チャンウクとの約3年ぶりの再会！甘い歌声とキスのプレゼントに歓喜するファン垂涎のプレミアイベント
• チ・チャンウクの「愛に溢れる眼差し」が胸を打つ...長い年月を経ても色褪せない「笑ってトンへ」の尊さ