「陳情令」とはまるで別人!ワン・イーボーの「射抜くような眼差し」が鮮烈な男たちのドラマ「冰雨火」
2023.4.15(土)
「陳情令」(2019年)の爆発的ヒットをきっかけに、シャオ・ジャンと共に中国を代表するトップスターへと踊り出たワン・イーボー。その見目麗しいビジュアルのイメージは鮮烈で、その後も「有翡(ゆうひ) -Legend of Love-」(2020年)や「風起洛陽~神都に翔ける蒼き炎~」(2021年)など、数々の時代劇で存在感を放ってきた。
その一方で、中国で相次いで公開を迎えているイーボーの主演映画は、香港の大スター、トニー・レオンと共演した戦時下のスパイアクション「無名」(2023年)や、国の任務に奔走するエースパイロットを演じた「長空之王」など男臭いハードな作風が多い。「陳情令」とはイメージの大きく異なるその気迫に溢れる演技は、俳優として高い評価を集めている。
(C)2022 China International Television Corporation
麻薬犯罪組織に翻弄される男たちのドラマを描いた「冰雨火(ひょううか)~BEING A HERO~」も、そんなイーボーのイメージを覆すチャレンジングな意欲作だ。
本作は、殺された父親の潔白を証明するため手がかりを探し続けるウー・ジェンフォン(チェン・シャオ)と、彼の幼なじみの麻薬捜査官チェン・ユー(ワン・イーボー)が繰り広げる、麻薬犯罪グループとの緊張感溢れる闘いを描いたアクションノワール。
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麻薬犯罪組織の手により父親が殺されてしまったジェンフォンは復讐心から暴走。どん底の中で彼は組織との関わりを深め、その後の消息が不明になっていた――それから3年後。麻薬捜査官に復帰したチェン・ユーは、行方をくらましたままのジェンフォンがとある麻薬組織の事件と何らか関わりがあるという証拠を掴んでしまい、上司に進言。そこへ、ジェンフォンが自首したとの連絡が入り、再び2人の人生が交わり始まる...。
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完全オリジナル脚本となる本作。監督は実在の麻薬摘発捜査を題材にした本格サスペンス「破氷行動 ~ドラッグ・ウォーズ~」も手掛けたフー・ドンユーが担当しているのだが、その彼が描く麻薬捜査の現場はとことんリアル。4ヶ所のメインスタジオでの撮影を除き、麻薬摘発のシーンなどは330ヶ所にも及ぶロケ―ションで撮影が行われるというこだわりようで、スタッフ陣の本気度がひしひしと伝わる力強い映像に仕上がっている。
(C)2022 China International Television Corporation
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そんな本気度の高い現場で撮影された本作において、目を引くのはやはり「陳情令」をきっかけにトップスターに躍り出たイーボーの存在感だ。
嘘や悪意に満ちた麻薬取締の最前線で、真実だけを愚直に追求していくイーボー演じるチェン・ユーの、荒々しく射抜くような眼差しがとにかく強烈。幼い頃から知る友人・ジェンフォンの身を誰より案じながらも、憎むべき麻薬犯罪との間で葛藤を募らせる荒々しい感情表現も真に迫っている。
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取調室で「知っていることを全部話せ!」とジェンフォンに詰め寄った後、その供述を聞くチェン・ユー。その緊張感あふれる表情と、真実を見極めようという意志に満ちた眼差しに呼吸も忘れて見入ってしまう。
古装劇でのソードアクションでその身体能力の高さは証明済みのイーボーだが、現代ノワールでのアクションも圧巻。殴られ、蹴られといったバイオレンスシーンも迫力満点で、麻薬取締の現場ならではの凄みを際立たせている。
(C)2022 China International Television Corporation
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さらに、意外性溢れる表情を見せているのが、W主演のチェン・シャオ。「独孤皇后~乱世に咲く花~」(2019年)や「夢華録(むかろく)」(2022年)など、古装劇での端正で紳士的な印象が強い一方で、今作では荒々しい容疑者を熱演している。無精ひげを蓄えた、その佇まいに何ともいえない色気が漂う。緊張感ある展開の中、2人の間に芽生える新たな絆もまた、ブロマンス的な展開を期待させる。
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ブレイク以降もおごることなくチャレンジングな役柄に挑み続けるワン・イーボー。新たなステージに踏み出した感のある彼の本格ノワール「冰雨火(ひょううか)~BEING A HERO~」は、バイオレンス作品にあまり馴染みのない中国ドラマファンにも新鮮な驚きをもたらしてくれるに違いない。
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文=酒寄美智子
放送情報
冰雨火(ひょううか)~BEING A HERO~ 第1話先行放送
放送日時:2023年4月16日(日)22:00~
※レギュラー放送は5月8日(月)より毎週(月)23:00~
チャンネル:衛星劇場
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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