ニジガクユニットライブで高まるQU4RTZのこれからへの期待！鬼頭明里「虹ヶ咲はどんどん続いていく」

2023.4.15(土)

ラブライブ！シリーズのスクールアイドル「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」(以下、「ニジガク」)の中の4つのユニットが、2023年に入ってから、それぞれの個性を活かしたユニットライブを行っている。今回は、3月18日、19日の2日間にわたって東京ガーデンシアターで行われた「QU4RTZ」による「ラブライブ！虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 UNIT LIVE! ～QU4RTZ Fluffy Magic～」から、DAY.2の模様をレポートする。

タイトルの「Fluffy Magic」が表しているように、"ふわふわ"をテーマとした今回のライブ。ステージに、相良茉優(中須かすみ役)、鬼頭明里(近江彼方役)、指出毬亜(エマ・ヴェルデ役)、田中ちえ美(天王寺璃奈役)が登場し、1stシングルの「Sing & Smile!!」を会場に届けると、超満員の客席から大きな歓声が沸き上がった。TVシリーズ2期、第3話の挿入歌「ENJOY IT！」をアニメ映像と共にパフォーマンスし、自己紹介のコーナーへ。久々となる客席とのコール＆レスポンスで盛り上がった後は、ステージにバスタブとシャワーが登場し、シャボン玉が舞うドリーミーな空間を作り上げた「Fuwa Fuwa アワー！」、ジャジーなサウンドが印象的な「Make-up session ABC」、互いにサンタクロースを思わせるマントを着せ合っての「Twinkle Town」と、バラエティ豊かな楽曲で優しく美しいハーモニーが奏でられた。

幕間映像では、「みんな一緒にFuwa Fuwaアワー！QU4RTZライブ開催へ」と題したミニアニメを上映。ユニットライブで空を飛ぶという演出を実現させるために、その方法を探しに行くというストーリーが描かれた。

続いて、各メンバーのソロ楽曲コーナーがスタート。田中による「ツナガルコネクト」を皮切りに、鬼頭の「Butterfly」、指出の「La Bella Patria」、相良の「無敵級*ビリーバー」がアニメ映像と共に披露された。そして、白いワンピースに着替えたキャスト陣が椅子に座ってのアコースティックパートでは「虹色Passions！」「夢がここからはじまるよ」の特別バージョンに加え、今回のライブで初披露となる「ミチノサキ」が、しっとりと歌い上げられた。続いての4thアルバム「L！L！L！ (Love the Life We Live)」収録のソロ曲のコーナーでは、田中の「First Love Again」、指出の「いつだってfor you!」、相良の「TO BE YOURSELF」、鬼頭の「Silent Blaze」と、それぞれが新しい一面を見せるパフォーマンスを披露した。

そして、幕間映像の後半では、メンバーがユニットライブのテーマ「Fluffy Magic」にたどり着き、みんなで想像した楽しいことを全部見せようと意気込む姿を描き、客席からは大きな拍手と声援が沸き起こった。
気球に乗ってのパフォーマンスとなった3rdシングルのリードトラック「PASTEL」でスタートを切った後半パートは「4 SEASONS」「Swinging！」に加え、今までにない大人っぽい雰囲気が魅力の「Beautiful Moonlight」といった楽曲がノンストップで披露された。

最後のMCでは、田中が「ユニットの魅力も今回、もっと伝えられたと思うし、これからもずっとずっと虹ヶ咲を愛してもらえるよう頑張ろうって気になれました」と笑顔でコメント。指出も「QU4RTZらしさに向き合って作ってきたライブだったので、みんなの声がたくさん聞けて本当に嬉しかったです。次はファンミでお会いできるのを楽しみにしています」と客席に手を振った。鬼頭は「ユニットでやっているからこそ、早く全員でライブしたいな、という気持ちにすごくなりました。虹ヶ咲はどんどん続いて行きますので、これからもよろしくお願いします」とコメント。そして相良は「QU4RTZらしさが自分の中で生まれてきて、もっともっとQU4RTZとして、まだまだいろんなことをやってみたいなって思ったので、引き続きQU4RTZをよろしくお願いします」と挨拶した。

最後は、メロウなエールソング「Not Sad」に続いて、「NEO SKY, NEO MAP!」を傘を使いながらのパフォーマンスと共に歌い上げると、一度ステージを後にしたキャスト陣。そして、客席から沸き上がる「QU4RTZ」コールに応えるように、気球に乗りながらステージに再び姿を現すと、「PASTEL」をもう一度、キュートに歌い上げた。最後の「TOKIMEKI Runners」では、この日のライブで一番の声援が客席から送られ、キャスト陣は4月からスタートする「ラブライブ！虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 にじたび！ TOKIMEKI FAN MEETING TOUR」での再会を約束してステージを去った。

取材・文＝中村実香

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