山本昌が2026年プロ野球を展望 阪神優位も「序盤走れば日本ハムが突き抜ける」
2026.3.20(金)
3月29日(日)にスポーツライブ+で放送される『マサNOTE~山本昌 軌跡~』第45回に、元千葉ロッテマリーンズ監督の吉井理人が出演する。同い年の野球人として、現役時代から指導者時代、そして指導者としての歩みまで幅広いトークを繰り広げた。
収録後のインタビューでは、番組の見どころに加え、2026年のプロ野球シーズンについても言及。セ・リーグは阪神が一歩リードと見ながらも、「新しいスターが出てきたチームが強い」と語り、各球団の可能性や注目ポイントを展望した。
さらに、パ・リーグについては「序盤走れば日本ハムが突き抜ける可能性もある」と語り、今季の優勝争いの行方にも言及した。

■山本昌「毎回新しい発見がある番組」
――今回の番組について伺います。45回目の放送で6年目になりますが、続けてきた中での変化はありましたか?
「変化というよりね、やっぱり野球ってすごいなっていうことが一つありまして。OBの方とか現役選手にも出てもらったことがあるんですけど、いつもいい話が聞けるなっていう。『マサNOTE』っていう名前じゃないですか。僕の知らないこともよく皆さんお話ししてくれるので、すごい勉強になる番組だなって思いますね。毎回新鮮な発見がある番組になりますんで。どんどんOBの方も増えますし、話を聞きたい人もたくさんいるので、非常に楽しみにしています」
――これまでの収録で特に印象に残っている回はありますか?
「皆さん印象的なんですけど、一番印象的だったのは広島の緒方監督ですね。事前にマネージャーさんから『あまりしゃべれない人なので上手に話を引き出してあげてください』って言われていたんですけど、まあしゃべるしゃべるで(笑)。一番長く収録したのが緒方さんなんですよ。よくしゃべっていただいて、逆に番組制作のほうが大変だったんじゃないかなって。VTRが長くて。でも楽しかったですよ。こんなにしゃべっていただけるんだっていうのが意外でしたね」
――今回は吉井理人さんと共演されます。決まったときはどんな思いでしたか?
「非常にね、同期で、1984年の高卒ドラフトで一緒に入った人なんで、まず楽しみだなっていうのはありますね。個人的にも親しいですし、この吉井くんに関してはもう楽しみしかない感じですね。当時の振り返りもそうなんですけど、僕は高校時代のこととかすごく記憶があって。そういう話も聞けたらいいなと思っています。彼は名門・箕島ですから。普通に話も合う方なので、すごく楽しみですね」
■2026年プロ野球展望「スター誕生で勢力図が変わる」
――ここから2026年のプロ野球について伺います。シーズン全体の見どころはどこにあるでしょうか?
「今年はセ・リーグもパ・リーグも、新しいスターが出るんじゃないかと思っています。そういう選手が出てきたチームが強いんじゃないかなという感じがしますね」

■セ・リーグ展望
――セ・リーグの優勝争いはどう見ていますか?
「やっぱり阪神が一つ抜けているかなという感じはしますね。打線の上位5人は、監督が言わなくてもスタメン表に書けるぐらいの選手がそろっていますし、しかもケガに強くて脂が乗っている時期です。ピッチャーも安定していますし、リリーフもいい。セ・リーグの中では一歩リードしているかなという印象です。ただ2位から5位は、どこが上に行ってもおかしくないぐらいの接戦になると思います」
――広島についてはいかがでしょう?
「カープも戦力は安定していますよね。ルーキーもいいですし、去年のドラフト1位の佐々木選手なんかも非常にいいバッターでした。侍ジャパンでもサポートメンバーで入っていましたけどね。ピッチャーも大瀬良投手、森下投手といますし、栗林投手も先発に入るという話もありますしね。そういう意味では弱いチームではないと思います」
――巨人についてはいかがでしょう?
「ジャイアンツもなんだかんだ戦力ありますよね。新しく入ったピッチャーも力のある投手ですし、戦力としては十分あると思います。やっぱりスターが出てくるかどうか。そういう選手が出てくると一気に勢いが変わるチームなので、上位争いに絡んでくる可能性はあると思います」
――DeNAについてはいかがでしょう?
「ケイト投手、ジャクソン投手、バウアー投手で去年ローテーションの半分ぐらい回していたので、そこが抜けた影響はありますね。ただ打つチームなので、ピッチャーが埋まれば上位争いは十分あると思います」
――中日についてはいかがでしょう?
「バンテリンドームにホームランウイングができたのは大きいですね。打線の数字はかなり変わると思います。うまくいけばチーム本塁打は去年の倍近くになるんじゃないかな。阪神に去年勝ち越しているのはドラゴンズだけですから、直接対決では逆転の可能性もあると思います。あとドラゴンズは90周年なんですよね。僕は32年在籍したので、3分の1以上いるんですよ(笑)。個人的には頑張ってほしいですけど、解説者としては平等に見ていきたいと思います」
――スワローズについてはいかがでしょう?
「今年のキャンプでも池山監督と話しましたけど、13人ケガ人がいるようなんです。内野のポジションが誰も決まらないって言っていました。塩見選手が復活すればいいんですけど、現状は少し厳しいかなという印象ですね」

■パ・リーグ展望
――パ・リーグの優勝争いはどう見ていますか?
「ソフトバンクも強いですよね。ただ日本ハムもピッチャー陣がいい。僕も臨時コーチで行きましたけど、伊藤投手、北山投手などいい投手が多い。もし日本ハムが序盤走ったら、そのまま行く可能性もあると思います。新庄監督の雰囲気と若いチームなので、6月ぐらいまで首位だったら勢いで突き抜ける可能性もあります。この前宮崎に行ったとき、小久保監督に『日本ハム寄りじゃないですか』って冗談まじりに言われましてね(笑)。ファイターズでピッチングコーチをやっていたこともあって、そういう見方をされているのかもしれません」
――残りの球団についてはいかがでしょう?
「西武は投手はもともと悪くないですし、打線次第ですね。戦力のバランスでいうと、ベテラン、中堅、若手がそろっているのはオリックスかなという気がします。Aクラス争いでは少しリードしているかなという印象です。ロッテも監督が厳しさを前面に出してチームを作っていますし、楽天もいいピッチャーがいます。順位は付けづらいですけど、今年は誰が覚醒するか。各チーム1人誰かが出てくると、勢力図がガラッと変わるシーズンになるんじゃないかなと思います」
文=HOMINIS編集部

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