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スカチャンが振り返る、ヤクルトに熱中し、Kis-My-Ft2やSnow Manに勇気をもらったあの頃【スカパー!30周年】

2026.3.16(月)

「好き」の気持ちを深く掘り下げ、新たな「好き」と出会うきっかけを届ける不定期インタビュー企画。今回は、スプレー缶を使ったネタや「ワンチュッダンス」でブレークし、テレビやSNSでも大人気のスカチャン(みや、ヤジマリー。)が登場する。

本記事では、彼らの自己紹介ギャグにも使われる「エンターテインメント」に着目。好きなエンタメのジャンルやその魅力についてたっぷりと聞いた。

――まずは、それぞれの「ずっと大好きなエンタメのジャンル」について教えてください

みや「2015年からプロ野球の『東京ヤクルトスワローズ』が好きです。シーズン中に誘われて見に行くと、本当に強くて!その年に優勝したのも相まって、ガッツリと好きになりましたね。ヤクルトって最下位の翌年に優勝することが多いのですが、2015年がまさにそうでした。実は昨年最下位だったんです...今年は激アツの年です!」

――今季注目ですね!ヤクルトの試合観戦にはどんな魅力があるんですか?

みや「実は僕、野球にそれほど詳しくないんですよ。そんな僕がなぜハマったのか。ヤクルトの試合の面白さ、何が起こるか分からないワクワク感はもちろんなのですが、ホームの神宮球場という『屋外でスポーツ観戦をする楽しさ』を味わったからなんです。

神宮球場にはある逸話があって、村上春樹さんが小説家になったきっかけが神宮球場だったとされています。1978年4月1日、ヤクルトの外国人選手が神宮球場でヒットを打ったのを見て『小説を書こう!』と思ったそうで...そんな大先生の人生の転機になる神宮球場は、もはやパワースポットじゃないですか。僕も神宮球場にエネルギーをもらいに行っています」

――ヤジマリー。さんはいかがですか?

ヤジマリー。「僕は同業者と言うのかライバルと言うのか...やっぱりアイドルですね」

みや「違うよ。アイドルは同業者じゃないよ」

――(笑)

みや「彼は吉本が作ったアイドルグループ『吉本坂46』のオーディションに落ちています」

ヤジマリー。「言うんじゃねーよ!社員さんもマネージャーさんも受かってんのに、俺は書類審査で落ちてんだよ!」

――(笑)。アイドル好きになったきっかけは?

ヤジマリー。「学生時代、僕は学校にあまり行けず、内気な子でした。そんなとき、デビューする前のタッキー(滝沢秀明)や翼くん(今井翼)たちがテレビに出ていたんです。"なんで同年代の子たちがカッコよく歌って踊っているんだろう?"と思い、お母さんに『この子たち誰なの?』と聞いたのが始まりです。

当時は元光GENJIの内海光司くんがMCをやっていた『アイドル・オン・ステージ』という番組が放送されていて、そこにはいろいろなアイドルや、デビュー前のジュニアの子たちが出ていました。いろいろなアイドルを知るなかで、ダンス、キラキラの衣装、ローラースケート、コンサートの演出を見て刺激を受け...今は同じ土俵に立っています」

みや「同じではないよ」

――(笑)

ヤジマリー。「当時12歳のヤジマリー。にとって、同年代の子たちが歌って踊る姿が刺激的でしたね。僕も歌って踊ってキャーキャー言われたいなと思いました。それ以降ずっとアイドルを追いかけています」

――長年応援していらっしゃる方がいるんですか?

ヤジマリー。「先輩になるんですけど...嵐さんですかね」

みや「先輩じゃないですよ。僕らは見ていた側なんで」

ヤジマリー。「"あの子たちがデビューするんだ!"と衝撃を受けましたね。一方で、Kis-My-Ft2さんや、もともと6人組だったSnow Manさんなど、デビューするまで時間がかかった方々もいるんです。だから僕も芸人で15年バイト生活だったんですけど、"あんなにすごい人たちでも下積みがあったんだから、僕たちが30年かかっても大丈夫か"と勇気をもらいました」

――最近では、黄色い声援を浴びる機会も増えたと思います。夢が叶ったのでは?

ヤジマリー。「そうですね。僕が乗った台車をみやがトロッコのように押して、客席を巡ることがあるんですけど、なぜか皆さんキャーキャー言ってくださるんです。ただの台車なのにマジックにかかってしまって...(笑)。歓声をくださるのがたまらなくうれしいですね」

――それぞれのエンタメ時間の楽しみ方を教えてください

みや「ありがたいことに、最近は2015年ヤクルトの優勝監督だった真中満さんと飲ませてもらったり、真中さんが出演するイベントのアシスタントMCをさせてもらったりしているんです。真中さんからヤクルト情報を聞いて、それを踏まえて応援するのがとても楽しいです」

ヤジマリー。「先輩の斎藤司(トレンディエンジェル)さんもアイドルが好きなので、よくコンサートに行くんですけど、僕は『ワーッ!』と応援するのではなく、見学に行っているような感覚なんですよね。"こんな表現や演出があるんだ"といつも勉強しています」

みや「生かすところあります?」

ヤジマリー。「今のところ、スモーク演出の代わりに腰のスプレーを使っているし、トロッコの代わりが台車だし...生かされているね。今後は、アイドルライブで見かけるフライングやムービングステージもやってみたいです」

――エンタメ界で活躍するお二人の「人生に影響を与えた人」を教えてください

みや「ヤクルトつながりで、元監督の野村克也さんです。野村さんは名言をたくさん残しているのですが、そのなかでも好きな言葉が『うまくいっているときは、周りに人がたくさん集まる。だが、一番大切なのは、どん底のとき、誰がそばにいてくれたかや』です。

また、真中さんにもお聞きしたことがあって、真中さんは、野村さんからの年賀状に書かれてあった『見ている人は見ているよ』だったそうです。それが僕にも刺さったので、『どんな仕事でも見ている人は見ている。だから手を抜かない』と思うようになりましたね」

ヤジマリー。「芸人さんで言うと藤井隆さんですね。藤井隆さんは吉本新喜劇から『ホットホット』でブレークし、『ナンダカンダ』で歌手デビューもされたじゃないですか。そこで、"吉本でもこういうエンタメをやっていいんだ!"と思えたので、すごく影響を受けています」

――スカチャンさんは「スカパー!」の番組で優勝し、現在のコンビ名に改名された経緯があります。そんな「スカパー!」でやってみたい番組は?

ヤジマリー。「僕らがスカチャンになってから、『スカパー!』さんの番組で、心霊ロケに行っていた時期があったんです。放送には乗らなかったのですが、最後のロケの日、映像越しにスタジオの方々と挨拶をしていたら、みやの肩に手が映っていました。そこで『こいつら持ってるな』となり、ロケが継続になって...。霊媒師の方にも『君たちは霊をパワーに変えられるタイプだよ』と言われたこともあったので、また心霊ロケに行かせていただきたいです」

みや「心霊ロケだけでなく、グルメロケや調査ロケもさせていただく機会がありました。だからこそ、今の僕たちならどう変わるのか。ビフォーアフターをお見せしたいです」

――最後にお二人の今後の展望を教えてください

みや「今の僕らの主戦場は、お笑い好きな方から興味がない方まで、会場やイベントに来ている皆さんを盛り上げる営業です。昨年は、所属している吉本興業の『営業&学園祭出演回数ランキング』で10位、『学園祭出演回数ランキング』では1位を獲らせていただいたので、今年も狙いたいです。あとは『スカパー!』さんで培ったロケ力を生かして、ロケ番組にもどんどん出たいです」

ヤジマリー。「僕らのような芸歴18年目の40歳の芸人で、学園祭ランキング1位を獲ることって珍しいことだそうなんです。昨年、SNSに力を入れたことで、学園祭に呼んでいただくことが増えたので、おじさんだけど、若者に見てもらえるエンタメを作っていきたいです。

また、コンビでメディアに出る機会が少ないので、今年は2人での出演を増やし、スカチャンの名前をもっと知ってもらえるようがんばりたいですね」

文・写真=浜瀬将樹

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