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濱田めぐみが語る、再び舞い降りる"導き手"の覚悟――ミュージカル『メリー・ポピンズ』2026年再演

2026.3.13(金)

2018年、2022年と上演され大きな反響を呼んだミュージカル『メリー・ポピンズ』が、2026年3月より東京・東急シアターオーブ、5月より大阪・梅田芸術劇場メインホールにて再演される。

メリー・ポピンズ役を2018年、2022年に続いて務める濱田めぐみ。作品とともに歩んできた時間、そして今だからこそ届けたい"家族の物語"とは何か。再演への思いと深化について語ってもらった。

――ミュージカル『メリー・ポピンズ』2026年公演への出演が決まったとき、率直にどのようなお気持ちでしたか?

「久しぶりのメリーの世界にまた戻れるのかとワクワクしました」

――再びメリー・ポピンズを演じることになった今の心境と、前回から時間を経たことで感じているご自身の変化を教えてください

「前回よりもより作品を全体的に見られるようになったと思います。新しい共演者の方々の新鮮な視点もとてもいい刺激になっています」

――数ある作品の中で、あらためてこの『メリー・ポピンズ』という作品に惹かれた理由を教えてください

「軽やかで明るいエネルギーの中にある家族のリアルな人間模様や其々の気付き、旅立ち、しっかりとしたメッセージに心を掴まれます」

――メリー・ポピンズは象徴的でありながら奥行きのある役だと思いますが、演じる上でご自身が特に大切にしている解釈やアプローチは何でしょうか

「メリーが持っている情緒や感情、そして切り替える時の感覚、人との距離感、彼女の愛の表現を大切にしています」

――再演だからこそ挑戦したいこと、あるいは今回あらためて深めたいと感じている部分はありますか?

「初演から8年、再演から4年経った今だからこそ感じる事があります。世界の流れも変わりそれに伴ってメリー・ポピンズから受け取るメッセージも人それぞれに違ってくるのだろうと。ただ、家族という普遍的な結束の愛のあり方は変わりません。前回よりもより強くリアルに伝えられたらと思います」

――原作(映画・舞台など)に触れてきたご経験があれば、その印象と、今回の舞台版ならではだと感じている魅力について教えてください

「映画で描かれているメリー、其々の演出家が求めているメリー、そして自分のメリー像、どれ一つとして同じ物がなく、ただ共通してメリーっぽい感じというのは同じで。舞台では生身の人間が演じるリアルさをどれだけ違和感なく作るか、それが舞台での課題だと感じています」

――笹本玲奈さん(2022年公演から続投)、朝夏まなとさん(2026年公演から初参加)とトリプルキャストで同じ役を演じることについて、どのように受け止めていますか。また、お二人の存在から刺激を受けることはありますか?

「一つの役を3人でやるとお稽古時間がどうしても短くなるデメリットはありますが、今はメリットが大きいです。あやふやな所を確認し合ったり、苦手な所をサポートし合ったり。セリフや歌詞も気になる所を話し合ったり。今は其々が役を掴むことで必死です」

――「それぞれのメリー・ポピンズらしさ」が観客に伝わるとすれば、ご自身ではどのような魅力が表れると思いますか?

「優しいけれど規律を守る。寄り添うけれど依存させない。心強い導き手、そして愛でみんなを繋ぎ合わせる、そんなメリーでありたいです」

――メリー・ポピンズを演じる上で、特に重視している演技要素(歌唱・ダンス・佇まい・物語の伝え方など)があれば教えてください

「常に俯瞰して物事の全体を冷静に捉える感覚です。何をすべきで、どう言うべきか。どう存在しているべきかを意識しています」

――初めてこの作品をご覧になる方へ、ぜひ注目してほしいポイントと、観劇を楽しみにしている方へのメッセージをお願いします

「舞台のメリー・ポピンズは、子供達はもちろんの事大人のための舞台でもあります。自分の中にいる子供の部分が迷子になっている大人の方にこそ観ていただきたい作品です」

文=HOMINIS編集部
ヘアメイク=住本由香
スタイリスト=尾関寛子

ミュージカル「メリーポピンズ」公式サイト

公演情報

ミュージカル「メリー・ポピンズ」
プレビュー公演:2026年3月21日(土)~27日(金) 東急シアターオーブ
東京公演:2026年3月28日(土)~5月9日(土) 東急シアターオーブ
大阪公演:2026年5月21日(木)~6月6日(土) 梅田芸術劇場 メインホール