寺島進に人情派刑事役がハマる!佐藤寛太の存在感も光る「駐在刑事 Season3」
2026.2.25(水)
2026年4月公開予定で、"生きることへの絶望"を描くジャパニーズ・ノワール映画「月の犬」に出演する俳優・寺島進。
これまでもさまざまな役柄を演じてきた寺島は、硬派な存在感で観る者を惹きつけてきた。2024年のドラマ「D&D ~医者と刑事の捜査線~」などのように、刑事役を演じる機会も多い。寡黙ながら内に情熱を秘めた人物像は、寺島の真骨頂と言えるだろう。その中でも寺島の代表作の1つと言えるのが、「駐在刑事」シリーズだ。
同シリーズは、笹本稜平による推理小説を実写ドラマ化したもの。2014年4月に第1作目となる単発ドラマが放送されると、その後、単発ドラマは計8作、連続ドラマはSeason3まで制作された。
シリーズを通して寺島が演じているのは、かつて警視庁捜査一課の刑事として活躍し、現在は奥多摩・水根に駐在する警察官・江波敦史。2022年に放送されたSeason3では、奥多摩・水根の豊かな自然を背景に、より複雑化する事件と人間模様が描かれた。都会の第一線で培った捜査力と、地域住民との間に築いた信頼関係を武器に、江波は数々の難事件へと立ち向かっていく。
■水根で生きる人々に寄り添う人情派刑事を寺島進が好演

Season3では特に、江波という人物の内面に一層深く踏み込んだ描写が印象的だった。事件の裏に潜む人間の業や悲しみに触れながらも、決して感情に流されすぎることなく真実へと迫る姿。その一方で、水根で生きる人々のささやかな日常を守ろうと努めたり、時には被疑者の心にまで寄り添ったりと、温かさがあふれている。冷静沈着さと人間味を併せ持つ江波像は、寺島の円熟味を増した演技によって、より立体的に浮かび上がった。
派手さに頼らず、人物の呼吸や間で魅せる寺島の芝居は、シリーズの核そのものと言える存在だ。静と動を自在に行き来しながら物語を牽引する姿は、「駐在刑事Season3」においても揺るぎない存在感を放っていた。

北村有起哉、笛木優子、佐藤寛太、鈴之助、市毛良枝らレギュラーキャストの好演も健在で、水根に暮らす人々のほっこりした空気感と、シリアスな凶悪事件が絶妙な塩梅で織りなされる。

佐藤は東大卒のいわゆる"キャリア"の刑事・軽部翔平を演じる。江波と協力して捜査にあたるものの、奥多摩の日常にすっかり溶け込んだ自分の現状に悩む気持ちも...。そんな軽部のフレッシュな真っすぐさと青さを体現している。
凶悪事件の緊張感の中でも、駐在刑事・江波の人情味に心温まる本作。寺島の代表作の1つとして、ぜひ楽しんでいただきたい。
文=HOMINIS編集部
放送情報
駐在刑事 Season3
放送日時:2026年2月27日(金)6:00~
チャンネル:ホームドラマチャンネル(スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
出演:寺島進 北村有起哉 笛木優子 佐藤寛太(劇団EXILE) 藤井美菜
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