藤井流星&七五三掛龍也が挑む"エゴミス"の真骨頂――結婚式で起きた悲劇の真相とは?「ぜんぶ、あなたのためだから」
2026.2.20(金)
テレビ朝日のオシドラサタデー枠で放送中のドラマ「ぜんぶ、あなたのためだから」。本作は夏原エヰジによる同名小説を、藤井流星の主演で映像化したもの。登場人物の嫉妬や自己愛が渦巻く、"エゴミス"の真骨頂とも言える作品だ。幸せな1日になるはずだった結婚式の最中に、新婦が血を吐いて倒れてしまうという衝撃の幕開けから物語は展開していく。
結婚式の日、祝福の拍手の中で新郎・林田和臣(藤井流星)と新婦・沙也香(井桁弘恵)は永遠の愛を誓う。参列者は沙也香の友人の尾崎藍里(武田玲奈)と橋本智恵(大原優乃)、和臣の友人・杉浦誠(草川拓弥)と木村直人(古屋呂敏)、森あきら(鈴木愛理)、そして沙也香の母・香(松下由樹)と、少人数ながらも親しい人たちに囲まれて、挙式と披露宴は和やかな雰囲気で進んでいた。カメラマンとして参加していた桜庭蒼玉(七五三掛龍也)は、予定調和で構成された式に飽き飽きで、"何かおもしろいこと起きないかな"と冷めた目で彼らを眺めながらも、式の光景をカメラに収める。そんな中、披露宴の演出の一環でバイオリンを披露していた沙也香が、突然顔を歪ませ、血を吐いて倒れてしまう。騒然とする会場の中、和臣は沙也香に慌てて駆け寄り、香が娘の名前を呼び続ける...。
翌日、和臣と沙也香のマンションで和臣が憔悴する一方、香は「恥ずかしいったらない」「警察なんてよしてちょうだい」と口にし、落ち着いて考えるよう和臣を諭していた。ちょうどその時、インターホンが鳴り、ドアを開けるとそこには桜庭の姿が。和臣を訪ねてきた桜庭は、前日の式の写真を見せながら"沙也香に毒が盛られていたのではないか"と和臣に告げる...。
■"参列者"が"容疑者"に...藤井流星と七五三掛龍也が犯人捜しに奔走する2人を演じる
(C)テレビ朝日
幸せな結婚式から一転、沙也香が倒れたことをきっかけに不穏な空気が流れだす本作。そんな中で物語の軸となるのが、藤井演じる和臣と、七五三掛演じる桜庭だ。
和臣の必死の頼みもあって、2人は沙也香に毒を盛った犯人を捜すことに。すると、和臣が"善い人"だと思い込んでいた参列者たちの悪意が次々と顔を覗かせていくのだ。全員が容疑者という"まさにエゴミス"と言える展開の中で、結婚式の前日に脅迫めいた文書が届いていたことや、沙也香が心療内科に通っていたこと、その原因となった勤め先のパティスリーでの勤務態度を批判する悪質レビューの書き手が実は藍里だったことなどが明かされていく。さらには沙也香がコンカフェでアルバイトをしていたことや、和臣の親友・杉浦と親密な関係だったことなど、和臣も知らなかった沙也香の過去まで暴かれていき、和臣の心中は穏やかではない。
藤井は、祝福に包まれた新郎から、一転して疑念と不安の渦中へと突き落とされる和臣の心情を、グラデーションで表現しているのが印象的だ。式場で沙也香が倒れた瞬間の、 "取り乱す"というよりも"一瞬思考が止まった"かのように凍りつく表情や、翌日の憔悴しきった姿。声を荒らげるわけでも、涙を流すわけでもないが、藤井の視線の揺れや言葉の詰まりに、和臣の内側で渦巻く焦燥と疑念がにじんでいる。その1つ1つが、現実を受け止めきれない人間のリアルを物語っている。だが、時には容疑者を目の前にして声を荒らげ責め立てたり、沙也香の過去を知って顔をこわばらせたりと、思わず感情があふれ出る場面も。特に沙也香の過去を聞いた時には、戸惑いとも怒りともとれる表情を浮かばせ、その底知れなさが物語に不穏な奥行きを与えている。
(C)テレビ朝日
一方で、七五三掛の存在感も際立つ。桜庭は一見すると飄々としたカメラマンだが、その視線は常に他者を観察し、値踏みしている。式場で仕事をこなしながらも内心では冷笑している姿は、桜庭の性格を一瞬で印象付けている。
しかし、そんな冷静さが犯人捜しでは活きる。すぐに人を信用してしまう単純さもある和臣と対照的に、鋭い観察眼と分析力で容疑者を洗い出す桜庭。いつも冷静で取り乱すことなく、情にほだされがちな和臣を制したり、時には呆れた顔を見せたり。そんな桜庭を七五三掛は、あえて声のトーンをほとんど変えない抑えたセリフ回しで演じ、物語に緊張感を生み出している。
割り切った視点で事件を調査する中で、和臣も容疑者の1人として怪しんでいた桜庭。そのことを知って和臣は激怒し、一度は決裂することもあったが、再び協力し合うことになった2人。2月21日(土)に放送予定の第7話からは、沙也香の母・香と直接対峙することとなる。当初から、沙也香よりも世間体を心配する発言など、些細な違和感を纏っていた香。その本心や、事件の真相からこの先も目が離せない。
文=HOMINIS編集部
放送情報
ぜんぶ、あなたのためだから
放送日時:2026年1月10日より、毎週(土)23:00~放送中
チャンネル:テレビ朝日
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
<配信情報>
TVerで1~3話+最新話を配信中
https://tver.jp/series/srssr1tz9m?utm_source=tv-asahi.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=ex_zenbu_HPbnr
出演:藤井流星 七五三掛龍也 井桁弘恵 武田玲奈 大原優乃 草川拓弥 古屋呂敏 なえなの 鈴木愛理 松下由樹
-

KINO(PENTAGON)、約2年ぶり日本公演へ「完璧じゃなくていい」――"FREE KINO"が示す新たな自分らしさ
提供元:HOMINIS2/13(金) -

山中柔太朗(M!LK)と塩野瑛久が正反対の魅力を持つ兄弟を繊細に演じる! 2人に胸キュンが止まらない「ブラザー・トラップ」
提供元:HOMINIS2/12(木) -

東方神起・ユンホの"全力すぎる"カムバック活動の裏側...大先輩イ・ソジンらへの容赦のないダメ出しが爆笑を生む、リアルバラエティの神回
提供元:HOMINIS2/12(木) -

山中柔太朗(M!LK)、高松アロハ(超特急)が体現する不器用な"愛のカタチ"...鶴 and 亀の映画限定ユニット活動にも視線が集まる「純愛上等!」
提供元:HOMINIS2/10(火) -

宇津井健×中村雅俊が生み出す絶妙なコンビネーション!2人の魅力が爆発した昭和の熱き人間ドラマ「ひまわりの歌」
提供元:HOMINIS2/9(月)

