KINO(PENTAGON)、約2年ぶり日本公演へ「完璧じゃなくていい」――"FREE KINO"が示す新たな自分らしさ
2026.2.13(金)
約2年ぶりとなる日本公演「KINO World Tour <FREE KINO> in Japan」を開催するKINO(PENTAGON)。自身初のソロワールドツアーとして掲げたタイトルには、"より自由になった自分"という現在地と、完璧ではないありのままを受け入れる覚悟が込められている。
2nd EP『EVERYBODY'S GUILTY, BUT NO ONE'S TO BLAME』で提示したテーマを引き継ぎながら、ジャンルや表現の枠を超えたサウンドと、よりパーソナルなメッセージを携えてステージに立つKINO。
ソロアーティストとして世界を巡る中で見つめ直した"自分らしさ"や、日本公演への特別な思い、そして観客と分かち合いたい感情について語ってもらった。

――自身初のワールドツアーのタイトルに掲げた『FREE KINO』には、「より自由になったKINO」というメッセージが込められているそうですが、今のご自身にとって"自由"とはどんな状態を指していますか?
「今の僕にとっての自由は、完璧になる状態というよりも、足りない部分まで隠さなくていい状態に近い気がします。以前は、いつも誰かの基準や期待に合わせようと必死でしたが、今はその期待から少しずつ離れて、自分のペースで呼吸できるようになった感覚があります。自由とは、すべてを手放すことではなく、自分自身を少しずつ嫌いにならなくなっていく過程なのだと思います」
――本ツアーは2nd EP『EVERYBODY'S GUILTY, BUT NO ONE'S TO BLAME』のコンセプトを引き継ぎ、K-POPの枠を超えたジャンル横断のサウンドと自己表現の解放がテーマとのことですが、音楽的に「冒険している」と感じるポイントはどこにありますか?
「ジャンルを混ぜること自体よりも、自分の感情を隠さず、そのまま音楽の上に乗せることが、一番大きな挑戦だったと感じています。
整理しきれていない感情や、少し居心地の悪い考えも、そのまま残すという選択をしました。聴いてくださる方に完璧な答えを与えるというよりも、一緒に揺れたり、悩んだりできる音楽を作りたかったんです」

――約2年ぶりとなる日本公演を、ワールドツアーの一環として迎える今の心境を教えてください
「日本は、いつも僕にとって特別な思い出がたくさんある場所です。久しぶりにまたステージに立てることに大きなときめきを感じる一方で、少し緊張もしています。
これまでの変化や時間をすべて抱えて再会するような感覚で、ただの公演というよりも、変わった今の自分をお見せすると同時に、きちんと近況を伝えに行く、そんな気持ちに近いです」
――今回はSHIBUYA DIVEでPART1・PART2の2部構成公演となりますが、それぞれどのような世界観やムードの違いを見せたいと考えていますか?
「同じ公演ではありますが、PART1は比較的、自分の内面を見つめる時間だと思っています。自分の考えを共有する時間に近く、PART2ではその感情を抱えたまま外へ出て、人々と一緒に呼吸し、解き放つエネルギーに集中したいです」

――セットリストや演出を考えるうえで、「FREE KINO」というコンセプトをどのようにステージに落とし込みましたか?
「決まった流れに沿うというより、感情が自然に動くような構成を意識しました。『こうしなければならない』という型にはめるのではなく、その日の空気や観客の反応に応じて、柔軟に流れていける余白を残しています。
それは、ステージの上でも自分自身を縛らないための選択だったと思います。そして、みんなが声を上げながら同じ"自由"を感じられるように、いくつかの仕掛けも散りばめています」
――2023年に自身の1人企画会社NAKEDを設立され、表現や制作の自由度も大きく広がったと思いますが、その変化は今回のツアーにどのように反映されていますか?
「すべての過程を自分で直接背負うようになって、選択一つひとつの重みも大きくなりました。でもその分、より正直でいられた気がします。小さなディテール一つに対しても『なぜ必要なのか』を自分自身に問い続け、その問いが今回のツアー全体に自然と染み込んでいると思います。
音楽や一つひとつの動きにも、僕自身が感じてきた重みを乗せましたし、より自由になった音楽のパートでは、その自由さを表現できるアレンジやパフォーマンスをお見せする予定です」

――ソロアーティストとしてワールドツアーを回る中で、これまで以上に強く意識するようになった"自分らしさ"とは何でしょうか
「ステージの上でも、完璧でなくてもいいんだと少しずつ受け入れられるようになった気がします。ミスをしたり、揺らいだりする瞬間さえも、自分という人間の一部なんだと認められるようになりました。
それが、かえって自分をより自由にしてくれたんだと思います。完璧なサウンドやパフォーマンスももちろん大切ですが、それ以上に今の自分にとって大切なのは、一曲一曲にどれだけ真心を込めて没入し、歌えているかということです」
――KINOさんの音楽は、聴く人の心の深い部分に響く表現が魅力だと思いますが、今回の公演を通して観客にどんな感情やメッセージを届けたいですか?
「『慰めを与えたい』というよりも、『ひとりじゃない』という感覚を分かち合いたいんです。誰もがそれぞれ罪悪感や傷を抱えて生きていますが、それを理由にお互いを責めなくてもいい、そんなメッセージを届けたいと思っています。その瞬間だけでも、少し心が楽になってもらえたら嬉しいです」

――2024年・2025年にはアジアとアメリカ大陸を巡るツアー(7カ国・15都市)を開催し、"共感"をテーマにご自身ならではの音楽的アイデンティティを築いてきたKINOさん。国や文化の異なる観客に対しても、音楽を通して一番伝えたい想いや、変わらず大切にしている"核"は何でしょうか?
「言葉や文化が違っても、不安になったり孤独を感じたりする気持ちは似ていると感じました。だからこそ、僕の音楽の核はいつも『真心』です。よく見せるための感情ではなく、実際に自分が感じている気持ちを隠さないこと。それが、どこであっても伝わると信じています」
――約2年ぶりとなる日本公演を心待ちにしているファンの皆さんへ、『FREE KINO』のステージに込めた思いとともに、メッセージをお願いします
「長い間待っていてくださって、本当にありがとうございます。僕にとって日本は、いつも特別な場所です。今回の『FREE KINO』のステージは、僕ひとりの自由を語る公演ではなく、皆さんと一緒に少し肩の力を抜いて、呼吸をして、思いきり楽しめる時間にしたいと思っています。その日だけは、お互いを評価したりせず、ありのままで笑って楽しめたら嬉しいです。ステージでお会いしましょう」
文=HOMINIS編集部
「KINO World Tour <FREE KINO> in Japan」の公式サイトはこちら
公演情報
KINO World Tour <FREE KINO> in Japan
開催日:2026年3月7日(土)
[PART1] 13:30 OPEN / 14:00 START
[PART2] 18:00 OPEN / 18:30 START
会場:SHIBUYA DIVE
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