藤井聡太棋王VS増田康宏八段が2年連続の激突、棋王戦五番勝負!
2026.2.6(金)
藤井聡太棋王に増田康宏八段が挑戦する第51期棋王戦コナミグループ杯五番勝負。増田は前期の棋王戦が初のタイトル戦登場だったが、2年連続の挑戦者となった。
今期の棋王戦挑戦者決定二番勝負は勝者組が増田で、敗者復活戦を勝ち上がってきたのが斎藤明日斗六段と、前期とまったく同じ状況に。結果も同様で、第1局を勝者組の増田が制して2年連続の挑戦権を得た。
前期の棋王戦五番勝負は藤井の終盤力が光り、3連勝で防衛となった。増田も第3局では作戦が功を奏し、後手番ながら持ち時間をリードした状況で千日手に持ち込むなど見せ場も作ったが、タイトル戦で初白星を得るには届かず。また、番勝負の最中に行われたNHK杯将棋トーナメントの準決勝では大激闘を演じており、結果は藤井が逆転で制したものの、2025年の将棋大賞で名局賞特別賞を受賞している。
⒞囲碁・将棋チャンネル
増田は昨年の1~3月は棋王戦含めて2勝10敗と、藤井戦以外でも黒星が続いて調子を落としていた。しかし2025年度に入ってからは年明けまで7割を超える勝率をあげて復調。同じタイトル戦を控えている身でも、経験値を積んでいる分、昨年よりは調整や準備もしやすいだろう。今期は調子を維持したまま五番勝負に突入できるか。
過去の対戦成績は藤井から見て10勝1敗、9連勝中と大きく差が開いている。両者の対戦では、お茶の間でも大きく報じられた藤井がデビュー29連勝を達成した初手合の将棋が有名だ。あれからもう9年近くが経っている。増田は基本的に2手目△8四歩で受けて立つタイプのため、藤井が先手ならば角換わり腰掛け銀が中心だろう。前期も藤井が先手の2局は角換わりだった。増田が先手の場合は矢倉や角換わり、相掛かりとレパートリーが広く、また後手の藤井が雁木を採用する可能性もある。前期は先手の増田が序盤の駆け引きから藤井の雁木を誘導して攻勢を取る展開になった。相居飛車になることは間違いないが、今期は増田がどんな作戦を用意してくるか。
注目の五番勝負は2月8日(日)に愛媛県松山市「道後温泉ふなや」にて第1局が行われる。奇しくも並行して行われる王将戦七番勝負の挑戦者は永瀬拓矢九段で、藤井の新年最初のダブル防衛戦は昨年とまったく同じカードとなった。タイプの異なる挑戦者ではあるが、藤井としては普段通りでやることは変わらないだろう。増田としては前期がストレート負けだったので、まずはタイトル戦初白星をあげたいところだ。
文=渡部壮大
放送情報
[生]ALSOK杯 第75期 王将戦 七番勝負 第4局 1日目[藤井聡太登場] 藤井聡太王将 vs 永瀬拓矢九段
放送日時:2026年2月14日(土)8:45~
放送チャンネル:囲碁・将棋チャンネル (スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合があります。
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