天海祐希×小栗旬が放つ圧倒的存在感!向き合うだけで絵になる名優2人の細やかな演技に注目「お家さん」
2026.1.30(金)
2025年12月に公開された主演映画、劇場版「緊急取調室 THE FINAL」が話題の天海祐希。そしてNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」での織田信長役が評判の小栗旬。卓越した演技力を誇る2人の名優が共演した作品が、2014年のスペシャルドラマ「お家さん」(読売テレビ)だ。
本作は、明治から昭和初期という激動の時代を背景に、神戸の巨大商社「鈴木商店」の女主人・鈴木よねと、その商売を支えた番頭・金子直吉の生涯を描いた歴史ドラマ。天海演じるよねが、砂糖問屋に嫁ぎ、夫の死を機に家と商売の「女当主」(=お家さん)として会社を率いていく物語だ。彼女を懸命に支えた大番頭の直吉を小栗が演じている。
■女主人を演じる天海とそれを支える番頭役・小栗の共演は物語に深みを与える
神戸の砂糖問屋「鈴木商店」に嫁いだよね(天海祐希)は、商家のしきたりや夫・岩治郎(生瀬勝久)との価値観の違いに悩むものの、持ち前の聡明さと芯の強さで次第に家を切り盛りしていく。そんな鈴木商店に、抜群の才覚を持つ番頭・金子直吉(小栗旬)が加わり、持ち前の明るさと洞察力で直吉はよねの信頼を一気に得ていった。
夫の急死を乗り越え、よねは名実ともに女主人として成長し、直吉はよねの意思を受けて事業を大胆に拡大。鈴木商店は綿、酒、食品、海運などあらゆる業種に進出し、日本屈指の大商社へと成長する。また、直吉の優れた才覚により、鈴木商店は破竹の勢いで海外取引にも進出し、日本経済の中枢を担うほどの巨大商社に上り詰める。
だが、成功の裏で敵も多く、商店の内部で老舗の商法と直吉の革新的な経営手腕の間に軋轢も生まれる。そんな中、米騒動が勃発し、混乱する情勢の中で、鈴木商店は「米価高騰の元凶」との誤解を受け、暴徒化した群衆によって壊滅的な被害を受けてしまう...。
本作の見どころは、商家を支えた一人の女性の強さを核に、同志としての番頭との絆、さらに日本の近代化の裏側にあった企業の栄枯盛衰を描いた重厚なストーリーにある。家族や従業員、商売への責任の重さを抱えながら、懸命に生きるヒロイン・よねの生涯を丁寧に描いた人間ドラマとしても秀逸だ。
■天海祐希は存在感がありながらも繊細な演技を見せる

この時代の女性としては、異例の存在感を放つ「お家さん」を演じる天海の演技が見事である。芯の強さを感じさせる凛とした姿は、圧倒的な存在感を感じさせた。よねは感情を露わにしない人物であり、小さな声の揺れや表情のわずかな変化で心情を示すなど、天海は細やかな表現を駆使した演技力で評価を高めた。幼い息子を亡くす場面での涙にくれる演技や、米騒動で暴徒化した群衆を相手に、屋根の上から堂々と啖呵を切る場面は特に印象的だ。
よねの「同士」として鈴木商店を成長させていく直吉を演じる小栗も好演。よねとの微妙な距離感を、目線や会話のテンポで自然に表現している。本作の全編を通じて、二人が向き合うだけで絵になり、視聴者を画面に引き込む牽引力が漂っており、作品にパワーを与えているという印象だ。
直吉の有する天才的な経営センスを鋭く表現しつつ、時に葛藤や焦燥も感じさせて立体的な人物としてリアルに演じた小栗の演技も称賛すべきだろう。視聴者からも「小栗旬の目力が凄い」とか、「パワフルで迫力がある」などと高い評価を受けている。この小栗の表現力が、天海とのコンビ感と相まって作品に厚みを加えたと言える。
この度、日本映画専門チャンネルで2026年2月11日(水)に放送される「お家さん」。実在する「鈴木商店」という明治・大正期の巨大商社を題材にした映像作品自体が珍しく、「こんな巨大企業があったのか」という驚きを与える効果もあったはず。歴史ドラマでありつつも、人間ドラマとしてしっかりまとめ上げた作品として、見ごたえは抜群だ。
原作は『天涯の船(上)(下)』(新潮文庫刊)や『さまよえる神剣』(新潮社刊)の玉岡かおる。監督は「居酒屋ゆうれい」や「ショムニ」で知られる渡邊孝好。脚本は「神様、もう少しだけ」や「大奥」シリーズ、連続テレビ小説「純情きらり」の浅野妙子が務めている。諸氏をはじめ、美術や衣装、神戸の街並みの再現度も非常に高く、スタッフ陣の奮闘も称えられるべきだろう。
文=渡辺敏樹
放送情報
お家さん
放送日時:2026年2月11日(水)0:30~ほか
放送チャンネル:日本映画専門チャンネル(スカパー!)
原作:玉岡かおる『お家さん』(新潮文庫刊)
出演:天海祐希/小栗旬/生瀬勝久/相武紗季/黒川智花/伊東四朗(特別出演)/松重豊/梅沢富美男/大和田健介/西村雅彦/泉ピン子
※放送スケジュールは変更になる場合があります。
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