高石あかりの憑依型の演技がまたもや炸裂!「ベイビーわるきゅーれ」スタッフが再集結した映画単独初主演作「ゴーストキラー」
2026.1.30(金)
連続テレビ小説「ばけばけ」のヒロイン・トキを演じ、改めてその高い演技力が幅広い世代から支持を得ている高石あかり(※「高」は正しくは「はしご高」)。
高石が映画単独初主演を務めたのは、2025年に公開された本格アクション「ゴーストキラー」だった。同作のメガホンをとったのは、高石がプロの殺し屋を演じ、ブレイクのきっかけの1つともなった代表作「ベイビーわるきゅーれ」シリーズでアクション監督を担当した園村健介。そして脚本を手掛けたのは阪元裕吾と、「ベイビーわるきゅーれ」のスタッフが再集結している。
(C)2024「ゴーストキラー」製作委員会
キレキレのアクションはもちろん、コメディエンヌとしての魅力も堪能できる同作で高石が演じているのは、殺し屋の幽霊に突然乗り移られ、パニックになりながらも覚醒していく大学生・松岡ふみか。ふみかにしか見えない幽霊・工藤を殺陣師でアクション監督でもある三元雅芸が、ふみかと工藤に巻き込まれる悪の組織の後輩・影原を黒羽麻璃央が演じている。
工藤と"同期"し、強烈キックやパンチを繰り出したかと思いきや、戦っている最中に我に返って怯えるなど、2つの人格を演じ分けた高石。ジェットコースター並みの急速な変身を鮮やかに見せ、成仏できない元殺し屋・工藤を味わい深く演じた三元とのコンビネーションも絶妙だ。工藤を慕っていた後輩・影原役の黒羽もギャップのある演技で観る者を惹きつける。
■レベルアップしていく高石の熱演にカタルシスを覚える
(C)2024「ゴーストキラー」製作委員会
帰宅途中で転び、たまたま目に入った薬莢を拾ったことがふみかと工藤の出会いのきっかけだった。親友・マホ(東野絢香)とアパートの部屋に入ると、そこにはマホには見えない男が立っており、ふみかは絶叫。おまけにその男が自分に乗り移ってきて、パニック状態に陥る。
同作の面白さのひとつは、ヒロインのふみかが正義感のある、気が強い女の子であること。DV彼氏と付き合っているマホを見ていられず、工藤と協力してマホの彼氏に反撃したり、自身に災難が降りかかった時には「危険だ」という忠告も聞かずに、ゴーストの工藤を伴い、店に乗り込んでいく。当初は「除霊!除霊!」と騒いでいたふみかだが、いつしか恩義を感じ、「自分を成仏させてほしい」という工藤の願いのために身体を張ることになる。工藤が乗り移った瞬間に頭を上げ、目をカッと見開き、バトルが終わると床に突っ伏して「怖かった」と泣きじゃくる...。"憑依型"と形容される高石の演技は、後半に向かうにつれて炸裂。敵の手口の汚さにブチ切れて、「うっせえ!」「ボケ!」と工藤や影原も驚く根性入りまくりのタフなキャラに進化していくさまやアクションもかっこよく、高石の熱演から目が離せない。
■黒羽と高石のやりとりの振り幅も見応えあり!
ふみかは工藤の頼みで、彼が生前から信頼していた同じ組織の後輩・影原に電話をかける。「工藤は死んだはず...」と疑心暗鬼ながらもふみかのもとにやってきた影原と対面することになる。無表情でつっけんどん、ふみかを小馬鹿にしている影原を演じた黒羽は、次第に仮面が剥がれていくような、グラデーションのある演技で魅了。2人はたびたび言い合いになるのだが、ふみかの出した大胆すぎる提案に驚き、その圧に負けて頷く場面では笑いを誘い、三元とのバトルシーンではシャープな動きを見せる。
(C)2024「ゴーストキラー」製作委員会
最新技術も駆使した迫力のアクションシーンも見どころ。2つの人格をスピーディーに行き来する高石の小気味いい芝居が肝になる同作の爽快感を、ぜひ味わってほしい。
文=山本弘子
放送情報
ゴーストキラー
放送日時:2026年2月24日(火)22:10~
チャンネル:映画・チャンネルNECO(スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
出演:高石あかり/黒羽麻璃央/井上想良 東野絢香 川本直弘 アベラヒデノブ/本宮泰風(友情出演)/山口祥行(友情出演)/三元雅芸
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