役者としての躍進が続く浜辺美波と目黒蓮(Snow Man)が「ほどなく、お別れです」で見せる深みのある佇まい
2026.1.23(金)
浜辺美波と目黒蓮(Snow Man)のW主演作として名を連ねる「ほどなく、お別れです」が2月6日(金)から公開される。
原作は「小学館文庫小説賞」の大賞を受賞し、現在累計70万部を記録する長月天音の「ほどなく、お別れです」シリーズ(小学館文庫刊)。数々のヒューマンドラマを手がけてきた三木孝浩監督や脚本監修の岡田惠和、脚本の本田隆朗といった第一線で活躍するスタッフのもと、あるきっかけから葬儀会社に就職したヒロインと先輩社員が"最高の葬儀"を目指す様子を描かれる。
(C) 2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館
就職活動で連戦連敗を重ねる清水美空(浜辺)は、"亡くなった人の声を聴くことができる"という誰にも打ち明けられない力を持っていた。その秘密を知った葬祭プランナーの漆原礼二(目黒)から「能力を活かすべきだ」と誘われ、インターンとして葬儀会社の坂東会館で働き始める。美空は漆原とタッグを組み、厳しい指導に心が折れそうになりながらも様々な家族の葬儀、そして自身もある別れと直面していく。
(C) 2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館
浜辺が演じる美空は、厳しい漆原の指導を受けながらも、仕事を通して誠実な漆原に信頼を覚え、一人前の葬祭プランナーへと成長していく、観客が感情移入しやすい等身大なキャラクター。
故人の声が聞こえるという能力のせいもあり、より深く遺族に入れ込んでしまい、あろうことか葬儀中に涙を流してしまうお人好しな人物像を、浜辺はあまり作り込みすぎずに自分の感情を大切にしながら演じたそう。様々な死を前にした際の戸惑いや悲しみなど、思わず感情が溢れ出たかのようなナチュラルな姿が印象的だ。
(C) 2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館
また葬祭プランナーとしての仕事を覚えていくという表面的な成長だけでなく、仕事を通じて遺族との向き合う姿勢というキャラクターの根幹の部分での変化も、浜辺自身が「学びながら成長していく感覚があった」とインタビューで語っているように、偽りのない演技で、美空の感情に真実味を与えている。
(C) 2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館
そんな美空の上司・漆原役として存在を放つのが目黒。演じる漆原は、葬儀中に泣いてしまう美空に対して「泣くスタッフは必要ない。悲しみは他人事でいい」と一見冷たい言葉をかける仕事に厳しい先輩。しかし、実際には誰よりも真摯に遺族や故人と向き合う誠実な人物だ。
(C) 2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館
出棺の際に「ほどなく、お別れです」と告げる柔らかな声のトーンをはじめ、背筋や手の先をピシッと伸ばしての礼といった作法など、共演者の浜辺も「佇まいから誠実さが伝わってくる」とコメントするほど、葬儀場スタッフを説得力抜群に表現。何事にも動じない人物かと思いきや、ある悲しい過去を持っており、涙を流しながらただ立ち尽くす姿など人間味も浮かび上がらせる。
(C) 2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館
そんな主演の2人以外にも豪華なキャストが名を連ねている。浜辺とは「君の膵臓をたべたい」(2017年)や三木監督の「思い、思われ、ふり、ふられ」(2020年)など、これまでに何度も共演のある北村匠海は、妻(古川琴音)とお腹の子どもを亡くすという悲劇的なキャラクターを演じ、切実な感情を露わにする迫真の演技で存在感を発揮する。
(C) 2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館
(C) 2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館
ほかにも坂東会館で働く同僚・赤坂を演じる森田望智や社長役の光石研、美空の父役の鈴木浩介、母役の永作博美、祖母役の夏木マリ、幼い娘を亡くした母親を演じた志田未来...など、実力者たちが"死"を扱う物語に深みをもたらしている。
(C) 2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館
(C) 2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館
W主演として共に物語に温かみや慈しみといった感情をもたらしている浜辺美波と目黒蓮。特に目黒は作品が相次ぎ、役者として飛躍が期待される時期だけに、「ほどなく、お別れです」で、その真価を味わいたい。
文=HOMINIS編集部
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