EXO・スホ、初の時代劇で魅せた"俳優としての進化"――「世子が消えた」で描く愛と陰謀の行方
2026.1.7(水)
NHK BSで1月11日(日)より放送される韓国ドラマ「世子<セジャ>が消えた~禁じられた愛~」で、EXOのリーダー・スホが、時代劇初挑戦にして主演を務めている。本作は、王位継承をめぐる陰謀と禁じられた愛を描くロマンス時代劇で、スホは世子イ・ゴンという複雑で魅力的な人物を、繊細かつ力強く演じ上げた。
DVD-BOX 2の2026年1月7日(水)発売を記念し、HOMINISではスホにインタビューを敢行。アイドルとしての輝きにとどまらず、俳優として確かな存在感を放つ彼に、初の時代劇に挑んだ心境や撮影の裏側、そして作品に込めた思いを語ってもらった
© Studio Jidam Co., Ltd
――今回演じたイ・ゴンについて
「イ・ゴンは文字どおり"王世子"で、とてもユーモアがあり、ウィットに富んだ人物です。自由気ままな一面もありますが、世子という座にふさわしく、貫禄や責任感も兼ね備えています。それに思慮深く、本当に皆さんが思い描く"理想的な王世子"に近い人物ではないかと思います」
――出演を決めた理由は?
「以前から時代劇というジャンルに挑戦してみたいという思いがありました。台本を読んだときにとても面白く感じましたし、さらに監督がキム・ジンマンさんだと伺って、"これは逃せない"と思いました。キム監督は『逆賊-民の英雄ホン・ギルドン』などの時代劇を手掛けていらっしゃいますし、僕が尊敬するチソン先輩が出演した『キルミー・ヒールミー』の監督でもあります。その方が撮る時代劇なら間違いない、と確信しました」
© Studio Jidam Co., Ltd
――本作の台本を読んでいかがでしたか?
「"ポッサム"という題材自体が、かつて韓国に実在したものなんですが、一般的には女性が男性にさらわれる話ですよね。ところが今作では、男性である世子がポッサムされるという設定で、とても新鮮に感じました。物語がどのように展開していくのかも気になりましたし、多くの視聴者の方に"これまでの時代劇とは違う面白さ"を感じていただけると思います」
――演じるにあたって重要視したことは?
「世子、つまりいずれ王になる人物なので、まず"歩き方"には威厳が出るよう工夫しました。普段から意識していましたし、"王という存在はおそらく余裕があるものだろう"と思ったんです。当時の王を実際に見たことはありませんが、王になれば周囲がすべてを整えてくれる立場ですから、自然と余裕が生まれるのではないかと。セリフやリアクションでも、その余裕を感じられるように心がけました。それに加えて、諸先輩方の時代劇をたくさん見て学び、準備を進めました」
© Studio Jidam Co., Ltd
――衣装が窮屈ではありませんでしたか?
「僕は普段からカッチリした服が好きな方なので、スーツのような感覚で韓服を着られました。演技のときも動きやすく、むしろ楽でしたね。腕を上げてもずれたり、しわになったりしないですし、韓服自体が意外と快適な衣装なんです」
――お似合いでしたね
「ドラマをご覧いただければ分かると思います(笑)」
© Studio Jidam Co., Ltd
© Studio Jidam Co., Ltd
――スホさん独自のセリフの暗記法は?
「特別な暗記法はありませんが、普段使わない単語が多くて少し苦労しました。たとえば『ご海容ください』や『ご海恕ください』といった言葉は、辞書で意味を調べて正確に理解してから使うようにしていました。なんとなくの意味は分かっていても、正しく理解することでより記憶に残るんです。撮影が進み、10話を過ぎたあたりからは時代劇の口調にも慣れてきて、暗記も思ったより楽になりました。最近では普段の会話でも『どういった由縁でそういったことを?』なんて、時代劇調の言葉を自然に使うようになりました(笑)」
――普段の会話の中でですか?
「『急務であるな』のような...こういう単語や文が口をついてしまうんです。でも、ミュージカルの歌詞も全部覚えるタイプなので、それと同じようにひたすら繰り返して覚えました。お風呂の中でも、運転中でも、トレーニング中でも、普段の生活のなかで何度も反復して、体に染み込ませていく感じです」
© Studio Jidam Co., Ltd
――ご自身とイ・ゴンの共通点と相違点は?
「似ているところは、脚本家の方が僕を"EXOのリーダー・スホ"としての姿で覚えてくださっていて、バラエティ番組などでの印象も強かったようなんです。そうした責任感やリーダーらしさをイメージして、今回のキャラクターにもその要素を反映してくださったのだと思います。皆をまとめて導く姿勢や、周囲を自分の味方にしていく雰囲気は似ているかもしれません。一方で、イ・ゴンは僕よりもずっと枠にはまっていて、信念を貫くタイプです。でも、王という立場は国の頂点に立つ存在ですから、それくらいの芯の強さがあってこそ国を導けるのだと思います」
© Studio Jidam Co., Ltd
© Studio Jidam Co., Ltd
――初共演したホン・イェジさんについて
「僕とはほとんど一回り年が離れている後輩なんです。かなり年下なので、僕としては気楽に接していましたが、相手が気後れしてしまうんじゃないかと心配しました。僕が"気楽にしていいよ"と冗談を言ったりしていたら、次第に笑顔を見せてくれるようになって、自然体で接してくれるようになりました。シリアスなシーンも多いですが、コミカルなシーンも多いですから、普段から二人でふざけ合っているうちに、親しい妹が一人できたような感じです。僕もそうでしたが、監督も面白い方で、冗談もしょっちゅうでした。現場の雰囲気は本当に、片手で数えられるくらいの日数を除いては、いつも笑いながら楽しく撮影していました。寒い時期だったので、手持ちのカイロを貸し借りしたりしましたね」
――世子派と反対勢力の撮影現場での様子は?
「派閥ごとに分かれて争うシーンがあったんですが、反対勢力のトップにユン・イギョムという、チャ・グァンス先輩が演じる人物がいるんです。序盤では僕に冷たかったです。でも僕も大体予想はついたんです。先輩はきっと「仲良くなってしまうと、演技に影響が出てしまうかもしれない。だから冷たく接するしかない」というお気持ちだったでしょう。」
© Studio Jidam Co., Ltd
――スホさんとしては寂しかったのでは?
「いいえ。以前『ヒップタッチの女王』という作品に出演したとき、イ・ミンギ先輩と三角関係のライバル役だったんです。そのときも、わざと少し距離を取ろうとしました。先輩のことが大好きなので、親しくなりすぎると演技に支障が出ると思って。今ではもちろん親しいですが、その時も先輩に"ちょっと、わざとそういう感じにするから"と伝えました。普段のように気安く接しないようにしたんです。そういう経験があったので、今回のチャ・グァンス先輩の姿勢にも深く共感しました。演技者として30~40年のキャリアを持つ方が、役のためにそう振る舞う姿を見て、本当に尊敬しました」
――世子、世子嬪、トソン大君 3人の三角関係は?
「10話までは、お互いに相手のことをよく知らない状態なんです。だからこそ、互いの行動の理由を知ったときに、それぞれが驚いたり、気づいたりする。その展開がとても面白いと思います。お互いを知っていきながら、好きになっていることにも気づかないまま物語が進んでいくんです。全体の折り返し地点までは、それぞれに別のストーリーが進行していて、後半でその物語が交わっていく。そこから一気に面白くなっていくと思います」
© Studio Jidam Co., Ltd
――スホさんにとって今回の作品は?
「僕にとって『世子<セジャ>が消えた~禁じられた愛~』は、30代を迎えた今までの人生がそのまま込められた作品だと思います。全20話を通して起承転結がしっかり描かれていて、さまざまな出来事が次々に繰り広げられます。図らずも、自分の人生そのものを映し出しているように感じました」
――撮影しながら大変だったことは?
「冬の時期で野外の撮影が多く、大変なことが多かったです。でもその分、スタッフやキャスト、クルー全員が一致団結できました。全員の、そして特に僕が魂を削って作り上げた作品になりました」
© Studio Jidam Co., Ltd
――日本のファンに見どころをお願いします
「本作は"ラブコメディー"と紹介されていますが、実はそれだけではありません。ラブコメディーの要素に加えて、スリラーやサスペンス、意外な展開など、さまざまな"隠し味"が詰まっています。男女のラブストーリーを軸にしながらも、政治的な争いやそれにまつわる事件、さらにはイ・ゴンが自ら捜査する場面もあります。ラブコメディーとミステリーを同時に楽しめるという点が、本作のいちばんの魅力だと思います」
――日本のファンに一言
「皆さん、『世子<セジャ>が消えた~禁じられた愛~』はいかがでしたか?とても気になります。このドラマが皆さんの心を少しでも温かく、穏やかにし、そして心に響く作品になっていれば嬉しいです。今後も僕、スホのさまざまな姿にご期待ください。ありがとうございました」
文=HOMINIS編集部
リリース情報
「世子<セジャ>が消えた~禁じられた愛~」DVD-BOX 2
2026年1月7日(水)発売
「世子<セジャ>が消えた~禁じられた愛~」
放送日時:2026年1月11日(日)21:00~スタート
チャンネル:NHKBSプレミアム4K
放送日時:2026年1月15日(木)22:45~スタート
チャンネル:NHKBS
© Studio Jidam Co., Ltd
-

今年のグラミー賞でも注目の的!"ケデハン"のHUNTR/X(ハントリックス)のルミ役・EJAEが涙ながらに明かした、「Golden」の大逆転ストーリー
提供元:HOMINIS1/9(金) -

樋口日奈、忙しい毎日の"心の整え方"【#推シゴトーク】
提供元:HOMINIS1/9(金) -

赤楚衛二がカン・へウォンの日本語セリフに太鼓判!奮闘中の撮影現場を振り返る【「キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~」インタビュー】
提供元:HOMINIS1/9(金) -

樋口日奈が語る恋愛の難しさ...パートナーは"ベター"か"ベスト"か『本命じゃなきゃよかったのに』インタビュー
提供元:HOMINIS1/8(木) -

深津絵里の初々しくも風格のある演技!鈴木美弥・堀江葉月らと共演、少女版「スタンド・バイ・ミー」とも呼ばれた「STAY GOLD」
提供元:HOMINIS1/8(木)

