「追放から始まる逆転劇!」大塚剛央×立花日菜×大西沙織が語る『器用貧乏』の魅力
2026.12.31(水)
2026年1月4日(日)より放送開始となるTVアニメ『勇者パーティを追い出された器用貧乏』。
主人公・オルンが「勇者パーティ」から追放されるところからストーリーが始まる本作で、主要キャストを務める大塚剛央、立花日菜、大西沙織の3名に作品の魅力や役柄についてインタビューを実施。キャラクターとの向き合い方や、アフレコ現場でのエピソードなどを語ってもらった。
――作品の第一印象と、役を演じる上で意識したポイントを教えてください
大塚「追放されたオルンが実力で見返していく爽快感はもちろんですし、オルンをはじめとしたみんなの成長や立ちはだかる強敵との戦い、そこに絡まってくる何者かの思惑など、とてもワクワクする作品だと思いました。
(僕が演じる)オルンは追放されましたが、思うところはありつつもそこから前向きに人生を歩み始めるので、彼の気持ちに寄り添いながら自然体で演じていこうと思いました」
立花「第一印象としては『器用貧乏』というワードが印象に残っていました。追放されるシーンで、主人公のオルンさんは縁の下の力持ちというか、なんでもできる万能冒険者なのに、真の実力者は意外と気付かれないものなのかなあ...なんて思っていました。ソフィアを演じる際はとにかく可愛く!というのが1番の目標でした」
大西「作品を初めて読んだ時は、とにかく『器用貧乏』と言われるオルンの気持ちがわかりすぎて...。とても辛かったです(笑)。絶対に『勇者パーティ』のみんなを見返してほしいです!
私が演じるセルマは、腕の立つ付与術士かつソフィアのお姉ちゃんということで、1話のテストでは強く頼もしい部分を押し出していたのですが、音響監督さんと調整して、もう少し等身大の女性らしいアプローチに変えています」
――キャラクターの好きなところや、お気に入りのセリフ、シーンはありますか?
大塚「オルンは、以前の仲間にひどい扱いを受けたにもかかわらず、それでも他人を放っておけなかったり優しくできたりするのがとても素敵だなと思います。責任感が強くきちんと筋を通すいい男です。印象的なシーン、セリフとしては『いつか"万能者"と言われるような探索者になってやる』という場面は、オルンの生き方を象徴する大事なシーンのひとつかなと思います」
立花「ソフィアはとにかく素直で可愛らしいところです。そして可愛いだけじゃなく、セルマさんを支えられる優しさと芯の強さを持っているところもソフィアの魅力のひとつだと思います!ソフィア自身が『お姉ちゃんは私に甘いから!』と自覚しているのも愛される理由のひとつだと思います(笑)。姉妹ごと愛せますよね!そんな100点満点の理想の妹・ソフィアが、オルンさんの前では乙女な表情を見せているところもいじらしくて可愛いです!」
大西「ソフィアのことが大好きなセルマが、可愛くて好きです!頭の7割くらいが"ソフィア可愛い。世界一可愛い"、に支配されている気がします。そんな2人の意外な関係値ものちのち見られると思うので楽しみにしていて欲しいです」
――オルン、ソフィア、セルマ、それぞれのキャラクターをどう見ていますか?また、関係性で注目してほしいところは?
大塚「ソフィアは心優しく、周りをよく見ていて、向上心のある伸び代の塊だなと思います。基本控えめな印象ですが芯の強い人という印象があります。
セルマは付与術士、探索者としての実績・実力があるので、自信やカリスマもありオルンもリスペクトしている存在ですが、妹のソフィアに対して気の抜けたリラックスした態度を見せたりするギャップが面白いです。オルンが2人と、また2人がオルンにどう向き合っていくのか、是非見守ってください」
立花「努力家で、1人でなんでもできちゃうオルンさんが『 勇者パーティ』に裏切られたことに対してちゃんと傷ついているのが、"とっても強いけど無敵の人じゃないんだ"と人間味を感じて、共感できるところというか、可愛らしいところでもあると思います。
セルマさんは責任ある立場で、強くて凛々しくて頼もしくて、理想の上司!って感じですね。でもソフィアのことになると完全な親バカならぬ姉バカになって暴走しがちなところも可愛らしくて大好きです!」
大西「オルンとセルマは基礎や実力がしっかり身に付いている大人組。その中でもセルマはオルンから影響を受けていることも多く。今でもかなり強い付与術士ですが、さらに上を目指そうと思わせてくれる良い関係だと思います。
ソフィアは頑張り屋だけどまだ駆け出しの魔術士。オルンが先生になってくれて、ここからさらに強くなっていくと思います。セルマもソフィアもオルンからかなり影響を受けている印象です」
――アフレコ現場で印象に残っているエピソードはありますか?
大塚「とても賑やかで和気藹々としたアフレコ現場でした。みんなそれぞれ魔獣の声やリアクションを担当していて、僕もある魔獣の声を担当したのですが、声優人生で後にも先にもあれだけだろうなというディレクションを受けながら収録しました。果たして完成形がどうなっているのか楽しみです。またいつか詳しくお話しできたらと思います(笑)」
立花「アフレコは毎回とてもスムーズで、大きな事件はなかったのですが、倒される魔獣の声を、その日にいるみんなで演じさせていただいていました!それ自体はよくあることですが、かなり出番が多くなる〇〇を大塚さんが兼ね役することになっていてびっくりしました(笑)。自分で斬って、自分で喰らって...とっても忙しそうでしたが、キャスト陣の毎回の楽しみでもあった気がします!少なくとも私は楽しみにしていました (笑)」
大西「この作品はダンジョンで戦うことも多いので、毎話多種多様なモンスターが出てくるのですが、メインキャストがモンスターを演じる機会も多く...。アニメで聴くと加工されてしまってわからないかもしれないですが、もし話せるタイミングがあったら視聴者のみんなと答え合わせしたいです!」
――もし大塚さん、立花さん、大西さんの3人でパーティを組むなら、誰がどんな役割を担当すると思いますか?
大塚「大西さんが僕に行けと命令して、僕が渋って、立花さんがしっかり尻拭いしてくれそうです(笑)」
立花「3人でパーティを組むなら!?なんとなくの雰囲気ですが、お2人は実力派なイメージがあるので、私は足を引っ張ってしまいそうです...。でも個人的には大西さんと大塚さんの先輩後輩コンビ感が好きなので、大西さんが指揮をとって大塚さんが前線で戦うというのはどうでしょう!私はそれを後ろから微笑ましく見守りたいです!」
大西「かなり難しい質問ですね...。パーティとしてはバランスが悪い気がします...(笑)。3人共、意外とのんびりマイペースな気がするので、ダンジョンには潜らずクランの人達のメンタルケアに回ったりするのはどうでしょう!?全員良い聞き役になれそうな気がします!」
――最後に、本作を楽しみにしているファンの方々へメッセージをお願いいたします
大塚「『器用貧乏』という言葉では片付けられないほどの実力を持っているオルンですが、それでも一筋縄ではいかない敵が出てきます。激しい戦い、キャラクターそれぞれの想い、新しい出会いやオリヴァーたちとのことなど、アニメ是非お楽しみに!」
立花「いよいよ2026年1月から放送開始!私もとっても楽しみにしていました!オルンさんのカッコいい戦闘シーンはもちろん、ソフィアの成長を描く物語も必見ですよ!最後までよろしくお願いいたします!」
大西「『器用貧乏』認定されてしまったオルンがパーティから追い出されてしまうという、少し悲しい始まりの作品ですが...。その分!ここから!どうなるのか...!オルン自身の成長も楽しみですし、それを見た『勇者パーティ』のみんながどんな反応をするのか。そしてセルマやソフィアの成長、オルンとの関係性も見どころだと思います。最終話まで楽しんでいただけると嬉しいです!」
(C)都神樹・講談社/勇者パーティを追い出された製作委員会
文=HOMINIS編集部
放送/配信情報
TVアニメ『勇者パーティを追い出された器用貧乏』
2026年1月1日(木)0:00からdアニメストア、ABEMAにて先行配信開始!
2026年1月4日(日)22:30~TOKYO MXにて放送開始!
※BS日テレ・読売テレビ・AT-Xでも順次放送開始
-

「追放から始まる逆転劇!」大塚剛央×立花日菜×大西沙織が語る『器用貧乏』の魅力
提供元:HOMINIS12/31(水) -

卒業後のかぐやはこうなる!古賀葵が語る"大人かぐや"の魅力と進化――SPアニメ『かぐや様は告らせたい 大人への階段』
提供元:HOMINIS12/31(水) -

松岡禎丞が語る"声なき演技"──『勇者刑に処す』タツヤ役の難しさと哲学
提供元:HOMINIS12/30(火) -

沢城みゆき、歌舞伎に恋する。"5列目"から覗く粋な世界【#推シゴトーク】
提供元:HOMINIS12/29(月) -

沢城みゆき 2025年は"〇〇日記"な1年、TVアニメ『違国日記』インタビュー
提供元:HOMINIS12/28(日)

