松岡禎丞が語る"声なき演技"──『勇者刑に処す』タツヤ役の難しさと哲学
2026.12.30(火)
2026年1月3日(土)より全国28局にて順次放送開始されるTVアニメ『勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録』。
HOMINISでは、放送に先駆けて主要キャストへのインタビューを3週連続でお届けしている。
第3弾となる今回は、"言葉を失った狂戦士"タツヤを演じる松岡禎丞が登場。台詞のほとんどが濁点で構成される異質なキャラクターに、いかにして命を吹き込んだのか。演技における葛藤、初登場シーンの衝撃、そして収録現場でのキャストとの交流──沈黙の奥に潜む"叫び"を、松岡自身の言葉で紐解いてもらった。
――まず、タツヤというキャラクターについて、初めて台本や設定資料を読んだときの率直な印象を教えてください
「アフレコにあたり、スタッフさんから様々なお話、監督さんからこういう役ですという説明を受けたんですけれど、勇者刑の制度はひどすぎますよね...。認識の違いというのは今の世界でも起こることではありますけど、それでもなんでこんな処罰を受けなければならなくなったのか、しかもとある事をしていくと、とある大事なモノがなくなっていくという...。タツヤはその最たるものです」
――タツヤは自我を失い、言葉を話すことができないキャラクターですが、演じる上で難しい点や意識した点はありましたか?
「とある事だけを思い続けて、ただ単に命令に従うしか知性が残ってない。難しいのは、その思いだけでどうやって戦っているのかということが一番の課題でした。実際にそのような状況に陥ったことがないので...。しかも、もう言葉の全部が濁点なんですよ。でも同じようなことを言っている中、よくよく聞いてみると、とある箇所では何かを言っているっていう。作中で一言も人間らしい言葉を喋らないので、"狂戦士"というものをどういう風に表現するのか ギリギリまで悩みました」
――演じていて印象的なシーンやセリフはありましたか?
「初登場の『やばい敵が出てきたのかな?』『え?こいつ味方なの?』っていうシーンですね。下手すると仲間まで襲ってしまいそうな感じはあるんですけど、でも仲間は絶対襲わないんです。セリフは......ネタバレになるので言えないですけど、同じように言っているようで、それぞれでニュアンスが違います」
――他のキャストとの共演について、楽しいエピソードや印象的な瞬間はありましたか?
「殺伐とした空気感の中で休憩時間が一番休まります。本当にアフレコをやっている時はもうみんなめちゃくちゃなんですよ。血みどろの光景なんです。でもそんな中、阿座上くんやメインの方たちが優しい空気感を作ってくれるので助かっています」
――放送を楽しみにしているファンの方々へ、見どころやメッセージをお願いいたします
「かなりハードな内容な作品になっているので、心して観ていただけるとありがたいです。この世界がどういう風に動いていて、裏に何があるのか考察しながら楽しんでください。覚悟して観てください!タツヤも頑張っております」
文=HOMINIS編集部
放送情報
TVアニメ『勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録』
2026年1月3日(土)より全国28局にて順次放送開始
※第1話は60分拡大スペシャル
※第2話は1月15日より毎週木曜放送
出演:阿座上洋平、飯塚麻結、石上静香、堀江 瞬、土岐隼一、上田燿司、松岡禎丞、福島潤、千葉翔也、日笠陽子、中村悠一、大西沙織
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