草なぎ剛が役者としての幅の広さを証明!成長していく父親の変化を抜群の表現力で魅せる「僕と彼女と彼女の生きる道」
2026.12.28(日)
第44回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞をはじめ、数多くの賞を受賞するなど演技力に定評のある草なぎ剛。草なぎといえば、アイドル時代を経てタレントとして活躍する一方、俳優業にも力を入れており、ファンのみならずこれまで共に作品づくりに携わった監督や脚本家、共演者たちからも絶賛されている俳優である。
そんな彼の数ある代表作の中でも俳優としての評価が一気に高まった作品といえば「僕シリーズ」だろう。「僕シリーズ」とは、草なぎが主演を務めた4作品を指し、橋部敦子が脚本を務めた「僕の生きる道」(2003年、フジテレビ系)、「僕と彼女と彼女の生きる道」(2004年、フジテレビ系)、「僕の歩く道」(2006年、フジテレビ系) の連続ドラマ3作品と、シリーズ初の劇場映画「僕と妻の1778の物語」(2011年)からなる。すべて社会問題を扱ったストーリーではあるが、ストーリー的な共通点はなく、テーマも登場人物も関連性はない。
同シリーズの中でも草なぎがそれまでに演じてきたキャラクターとは一線を画した役柄に挑戦した作品が、2026年1月24日(土)に日本映画専門チャンネルで全話一挙放送される、シリーズ2作目「僕と彼女と彼女の生きる道」だ。同ドラマは、「絆」をテーマに、仕事人間で家族をないがしろにしてきた男とその一人娘の心の交流を描いたヒューマンドラマで、草なぎは主人公の小柳徹朗を演じている。
仕事にしか興味がなく、家庭のことなど全く無関心な銀行員・徹朗(草なぎ)はある日、突然妻・可奈子(りょう)から離婚を切り出される。徹朗が理由も分からず戸惑う中、可奈子は幼い一人娘・凛(美山加恋)を残して、家を出てしまう。徹朗は最初、凛を可奈子の実家に預けようと考えるが、凛の家庭教師・ゆら(小雪)のアドバイスもあり、凛と暮らし続けることを決める――というストーリー。
■草なぎは違和感なくパブリックイメージとは真逆の冷酷な主人公を演じきった
本作以前の草なぎが演じてきた役は、彼の温和な性格や優しいイメージと合致したものがほとんどだったのだが、本作で草なぎが演じる徹朗は仕事一筋で最初は"親"の顔が全くない、ひとことで言うと冷酷な性格の人物。草なぎのパブリックイメージとは真逆の役柄だったのだが、草なぎは視聴者に「本当は冷たい人間なのかもしれない」と思わせるほど見事に冷酷なキャラクターを演じ上げている。
■一人の人間が親として成長していく変化を抜群の表現力で魅せる

可奈子が出て行ったことで急に子育てをしなければならなくなる徹朗だが、凛のことは全て可奈子に任せきりだったこともあり、凛が何を考えていて、何を感じているのかなどが全く分からないところからのスタート。
そんな彼が凛と向き合う中で娘への愛情が芽生えていき、親として成長していく、という徹朗の変化で"魅せて"いく作品なのだが、草なぎが表す初回と最終話のギャップの大きさと、変化の過程の表現力は筆舌に尽くしがたいほど。
本当に親子なのかと勘繰りたくなるような他人行儀なところから、"娘ファースト"な父親に変わっていくため、第1話と最終話ではまるで別人なのだが、凛を慮れるようになっていったり、ゆらの助言を受けて人として大切なものを見失っていたことに気付いたりと、徹朗が変わっていく過程がしっかりと表現されており、そのグラデーションの滑らかさには驚かされる。同一人物の変化をここまで表現できるというのは、役者としても本当に稀有な存在といえるだろう。
この作品を機に、ヤクザや詐欺師、魑魅魍魎が跋扈する政界を泳ぐ政治家といったダーク寄りな役も増えるなど、役者としての幅の広さを証明した、彼にとっても大きなターニングポイントとなった作品。草なぎの役者としての実力の奥深さを体感してみてほしい。
文=原田健
放送情報
僕と彼女と彼女の生きる道(全12話)
放送日時:2026年1月24日(土)12:00~ほか
放送チャンネル:日本映画専門チャンネル(スカパー!)
出演:草なぎ剛、小雪、りょう、東幹久、山口紗弥加、要潤、浅野和之、⼤森南朋、田村たがめ、美山加恋、小日向文世、大杉漣、長山藍子
※放送スケジュールは変更になる場合があります。
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