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aespa(エスパ)らしさが光る"蠱惑的"なパフォーマンス!世界を席巻したHUNTR/X(ハントリックス)のカバーにも沸いた「MAMA」の名場面

2025.12.27(土)

「2025 MAMA AWARDS」
「2025 MAMA AWARDS」

11月28日・29日(日本時間)に、香港で開催された世界最大級のK-POP授賞式「2025 MAMA AWARDS」。11月26日に香港で発生した火災事故を受け、追悼のメッセージが相次ぐ厳粛な雰囲気に包まれた授賞式となったが、一方、パフォーマンスでは悲しみに暮れる香港を勇気づけるような華やかでパワフルなステージが繰り広げられた。

■"スキズ"と"エナプ"が涙の大賞初受賞!追悼ムード一色だった「2025 MAMA AWARDS」に見る、パク・ボゴム、パク・ヒョンシク、アン・ヒョソプら...韓国スターの誠実なスピーチをピックアップ

■大賞受賞は逃すも、抜群の存在感を発揮したaespaが放つ魅惑のステージ

2年連続の大賞受賞こそ逃したが、ノミネート数の多さで他を圧倒したのが、「第76回NHK紅白歌合戦」への初出場も話題のaespa(エスパ)。「BEST FEMALE GROUP」や「BEST DANCE PERFORMANCE FEMALE GROUP」など、ガールズグループの各賞を制し計4冠に輝くと、スピーチでは、リーダーのKARINA(カリナ)が「5周年を迎えたプレゼントのような気がする」としみじみと喜びを示した。

aespaの受賞スピーチ!中国出身のNINGNINGら、中国語を交えたメッセージも...(「2025 MAMA AWARDS」)
aespaの受賞スピーチ!中国出身のNINGNINGら、中国語を交えたメッセージも...(「2025 MAMA AWARDS」)

(C) CJ ENM

パフォーマンスでは、ギターを構え宙から姿を現したWINTER(ウィンター)を筆頭に、NINGNING(ニンニン)、GISELLE(ジゼル)、KARINAとそれぞれが順にド派手な演出と共にステージに登場。

革のコスチュームをまとってのクールな登場から度肝を抜くと、シンセベースのサウンドがクセになるチルな楽曲「Dirty Work」では、囁くようなボーカルをはじめ、気だるげな表情やセクシーな振り付けで場内を魅了し、aespaらしい蠱惑的なオーラで会場を染め上げていった。

「2025 MAMA AWARDS」
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(C) CJ ENM

エレキギターが鳴り響くアッパーなナンバー「Rich Man」では、ゴージャスさを強調したダンスでも楽曲の世界観を作り上げ、2025年のK-POP界を席巻した第4世代ガールズグループ筆頭の実力を発揮した。

■4大大賞を初受賞したStray Kids、ENHYPEN、"香港ノワール"にオマージュを捧げたZEROBASEONE、20周年イヤーのSUPER JUNIOR...MAMAならではのステージが続々!

「2025 MAMA AWARDS」
「2025 MAMA AWARDS」

(C) CJ ENM

MAMAの"4大大賞"の1つ、「ALBUM OF THE YEAR(今年のアルバム賞)」を「KARMA」で初受賞し、感動的なスピーチを披露した"スキズ"ことStray Kidsは、ステージでの存在感も別格。会場の熱狂を誘った「Chk Chk Boom」、アクロバティックなムーブで沸かせたHyunjin(ヒョンジン)のソロダンス、ゴンドラに乗ったSeungmin(スンミン)が美声を響かせた「DIVINE」...と、歌にラップにダンスにと畳み掛けるような構成でド迫力のエンターテインメントを作り上げた。

「2025 MAMA AWARDS」
「2025 MAMA AWARDS」

(C) CJ ENM

そんな中、ラスト曲となった「CEREMONY (Hip Hip Version)」の前には、イ・ジョンジェ(「イカゲーム」)がキャスターに扮した(フェイクの)ニュース番組が差し込まれるというサプライズも...。

自身最大規模のワールドツアー「dominATE」や、米ビルボード・アルバム・チャート"Billboard 200"での大記録(12月には『Stray Kids SKZ IT TAPE "DO IT"』で8作連続首位獲得)といったスキズの大躍進が伝えられると、そのままパフォーマンスへ。

レーザーが四方八方を照らす中、圧巻のカル群舞で快挙を自らお祝い。あまりにハードなステージにより、Lee Know(リノ)が捻挫していたこともその後明らかになった。

「2025 MAMA AWARDS」
「2025 MAMA AWARDS」

(C) CJ ENM

同じく"4大大賞"の1つである「FANS' CHOICE OF THE YEAR」で大賞を初受賞し、うれし涙を流したENHYPENはCHAPTER 1のトリで登場。デビュー当初から貫いている"ヴァンパイア(吸血鬼)"のコンセプトを前面に押し出し、そのダークな世界観にマッチした墓地風のセットでパフォーマンスを展開した。

「2025 MAMA AWARDS」
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(C) CJ ENM

ゴージャスなスーツをまとった「No Doubt」で成熟した色気を放つと、金髪のNI-KI(ニキ)がSUNGHOON(ソンフン)に襲いかかるという寸劇を挟み、「Bad Desire (With or Without You)」のパフォーマンスへ突入。曲の合間に差し込まれたダンスなど、ヴァンパイアを軸にしたストーリー性のあるステージで会場の大歓声を誘った。

「2025 MAMA AWARDS」
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(C) CJ ENM

また際立った舞台演出という点で、特に印象的だったのがZEROBASEONEのパフォーマンスだ。トレンチコートを着たメンバーが次々に狙撃されるという芝居、香港映画にオマージュを捧げたノワールチックな映像、ネオン煌く街並みを再現したステージでの憂いのあるパフォーマンス...と、随所でこだわりが光った。

「2025 MAMA AWARDS」
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(C) CJ ENM

このほかにもデビュー20周年を迎えたSUPER JUNIORは、最新曲「Express Mode」にはじまり、「Mr. Simple」、「Sorry, Sorry」などの往年の名曲までベストヒット的セットを展開。音響トラブルをも凌駕してしまう圧巻の生歌でレジェンドたる理由を示すなど、各アーティストがMAMAならではのスペシャルなステージで、今や世界的ジャンルとなったK-POPの実力を示した。

■2025年を象徴するヒット作!アン・ヒョソプ、ベビモン参加で実現した「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」コラボ

「2025 MAMA AWARDS」
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(C) CJ ENM

そんなK-POPの飛躍を象徴する2025年の世界的ヒット作といえば、映画「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」だろう。

共同監督を務めたマギー・カンとクリス・アップルハンスが揃って登場した「MUSIC VISIONARY OF THE YEAR」や「BEST OST」の表彰スピーチでも、「K-POPに贈るラブレター」と同作を評していたが、MAMAでも印象的なコラボステージが展開された。

「2025 MAMA AWARDS」
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(C) CJ ENM

火災事故の影響により、劇中グループのSaja Boys(サジャ・ボーイズ)のカバーステージ(BOYNEXTDOOR、RIIZE、TWS)は残念ながら中止となってしまったが、その代わりにSaja Boysのジヌ役を務めたアン・ヒョソプが、スペシャルステージの幕開けを告げる"ナレーション"を担当。さらに、"ベビモン"ことBABYMONSTERのAHYEON(アヒョン)、RORA(ローラ)、PHARITA(パリタ)がHUNTR/X(ハントリックス)の「What It Sounds Like」と「BEST OST」に輝いた「Golden」のカバーで美声を響かせるというスペシャルなコラボも実現した。

「2025 MAMA AWARDS」
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(C) CJ ENM

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(C) CJ ENM

また、K-POPファンの投票によって決まる「FANS' CHOICE」の多数を占めるなど、躍動していたのが"第5世代"たち。

中でも、BTS、TOMORROW X TOGETHERが所属するBIGHIT MUSICから6年ぶりにデビューを飾り、音源から映像まで自らが手がけるクリエイター集団のCORTIS(コルティス)は、リーダーのMARTIN(マーティン)のDTM演奏からスタート。他にも、CHAPTER 2のオープニングに抜擢されたALLDAY PROJECT(オールデイプロジェクト)、2026年1月12日(月)にデビューを控えるALPHA DRIVE ONE(アルファドライブワン)といった新人がインパクトを残し、新世代の台頭も感じさせた「2025 MAMA AWARDS」。

「2025 MAMA AWARDS」
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(C) CJ ENM

12月30日(火)・31日(水)にMnetで放送される字幕版で、工夫に満ちたステージや実力を示したパフォーマンスの数々を楽しみながら今年のK-POPを総括したい。

「2025 MAMA AWARDS」
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(C) CJ ENM

文=HOMINIS編集部

放送情報

2025 MAMA AWARDS
CHAPTER1 字幕版
放送日時:2025年12月30日(火)21:00~
CHAPTER2 字幕版
放送日時:2025年12月31日(水)21:00~
チャンネル:Mnet(スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合があります