上野樹里と玉木宏が、恋と音楽に正面から向き合う主人公たちをコミカル&表情豊かに好演!映画「のだめカンタービレ 最終楽章」
2025.12.24(水)
2006年に放送され、社会現象まで引き起こしたドラマ「のだめカンタービレ」。原作は二ノ宮知子による漫画で、天才的な音楽の才能を持つ"のだめ"こと野田恵と、音楽の世界でエリート街道を歩む千秋真一の恋と成長を描いた、コメディ要素たっぷりの物語だ。
ドラマの終了後も、その後の2人を描いた映画「のだめカンタービレ 最終楽章」が「前編」(2009年公開)、「後編」(2010年公開)に分けて公開された。キャストもドラマに引き続きW主演で、上野樹里がのだめを演じ、千秋は玉木宏が演じた。
(C)2009 フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社
ヨーロッパに留学したのだめと千秋がどんな物語を紡ぐのか。ここでは映画における上野と玉木の演技について見ていきたい。
■自由奔放でちょっと変わったのだめを豊かな表情でコミカルに演じ切った上野樹里
(C)2009 フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社
のだめは一度聞いた音楽をすぐに演奏できてしまうほどの才能の持ち主だが、部屋は片付けないから常に散らかっているし、当たり前のように変顔もこなすユニークな女の子。いつか千秋と共演することが目標で、指揮者として活躍する千秋とともに欧州に来て、日々レッスンに励んでいる。
そんなのだめを、上野はまるで漫画から飛び出してきたような、豊かな表現力で演じている。千秋に想いを寄せているピアニスト、ソン・ルイが千秋と話しているのを見つけた時は腕を振り回して絶叫しながら駆け寄り、自己紹介の際に「(千秋の)妻ですぅ~」という時の、何か含みのある視線の動きは絶妙だ。千秋のコンサートの宣伝のため、音楽の先生にティッシュを渡す時にはのろけるような甘い顔つきとなり、先生にコンクールへの出場を止められた時は、心のなかに雨が降り始めたような表情で泣きそうになったりもする。
そんな、起伏が激しく、表情豊かなのだめを違和感なく演じてしまう上野の演技力はさすがで、見ていてついテンションが上がる不思議な魅力があるのだ。
■イケメンシーンも三枚目的なシーンも魅せる玉木宏の好演も光る
(C)2010 フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社
ドタバタと賑やかなのだめに対し、千秋を演じる玉木の演技も見どころだ。のだめとともにパリで暮らし始めてから1年が過ぎたころ、千秋のもとに、伝統あるルー・マルレ・オーケストラの常任指揮者の話が転がり込む。しかし現在、メンバーのほとんどが辞めていて、千秋はオーケストラの立て直しに奮闘することになる。
エリート音楽家の千秋は基本クールだが、常任指揮者の話が来た時は夢見るような表情になり、友人からマルレの実態を聞き出した時は、怒りから情けない表情へとユニークな変化を見せたりもする。
また、千秋には極まれに、自分を抑えきれなくなる時がある。日本から来た友人とのだめが部屋で悪ふざけをしている時などは、目を見開き、息を荒げ、怒り全開の姿を見せる。そういった言動が千秋の心情とシーンに実にマッチしていて、トラブルに巻き込まれがちな千秋の内面がより増幅されて伝わってくるのだ。
(C)2010 フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社
そして、のだめと千秋の最大の見せ場であるコンサートのシーンでは、上野と玉木もこの上ない熱演で魅せてくれる。「前編」の終盤で千秋が指揮を執る時は、曲に合わせて柔らかな空気を醸し出したり、騎士のように勇ましい姿に見えたり、曲の素晴らしさと相まって鳥肌もののシーンとなっている。「後編」で公演デビューを果たすのだめも、熱があるだけでなく、音そのものになっているような、素晴らしい姿を存分に披露してくれる。
(C)2010 フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社
本作は挿入される楽曲が素晴らしい上に、各曲の魅力や制作された背景などの説明もあるので、クラシックに詳しくなくても楽しめるようになっている。1月2日(金)にWOWOWで前編・後編が一挙放送されるので、上野と玉木の好演と素晴らしい音楽をたっぷり楽しんで、ハッピーな気持ちで新年のひとときを過ごしてはいかがだろうか。
文=堀慎二郎
放送情報
のだめカンタービレ 最終楽章
放送日時:<前編>2026年1月2日(金)7:45~ <後編>2026年1月2日(金)9:50~
チャンネル:WOWOWシネマ(スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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