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加藤史帆がモラハラ夫に「応戦しないか心配」、飯島寛騎「カウンター打たれなくてよかった(笑)」―ドラマ「夫を社会的に抹殺する5つの方法 Re:venge」インタビュー

2025.12.16(火)

加藤史帆、飯島寛騎がドラマ「夫を社会的に抹殺する5つの方法 Re:venge」で共演
加藤史帆、飯島寛騎がドラマ「夫を社会的に抹殺する5つの方法 Re:venge」で共演

シーズン2まで放送され、大きな話題を呼んだヒューマンサスペンス『オトサツ』こと「夫を社会的に抹殺する5つの方法」シリーズがリブート版として、2025年12月17日(水)&24日(水)に2夜連続放送される。キャスト・世界観を一新した「夫を社会的に抹殺する5つの方法 Re:venge」(テレ東ほか)では、元日向坂46の加藤史帆を主演に、夫役の飯島寛騎と激しい夫婦関係を演じる。

本作は、夫の大輔(飯島)からDVやモラハラを受けてきた専業主婦・茜(加藤)が、謎の手紙の指示に従い大輔を社会的に制裁していくストーリー。加藤と飯島の2人に、オファーを受けた際の思いや役柄の印象、初共演の感想までじっくりと話を伺った。

加藤史帆が主婦役で「涙が出そうなほどひどい」という印象のモラハラ夫に制裁を
加藤史帆が主婦役で「涙が出そうなほどひどい」という印象のモラハラ夫に制裁を

(C)テレビ東京

――モラハラ夫に社会的制裁を加えていく衝撃のシリーズ作ですが、今回のリブート版への出演が決まったときのお気持ちをお聞かせください

加藤「前作がネットでバズっていたので『あれだ!』とすぐイメージが浮かびました。正直、今まで携わった作品で一番重い話でしたので、どういう撮影になるのかという期待と、不安が入り混じった感覚でした」

飯島「まずは、大輔という男が本当にひどいやつだと思いました。ただ、制作サイドからは『徹底的に嫌われるキャラクターを演じて欲しい』と明確なオーダーをいただいたので、いけるところまでいってみようと覚悟を決めました。やるからにはトレンドに『大輔嫌い』って載りたいです(笑)」

――前編・後編の二部構成の中に詰め込まれたストーリーの印象はいかがでしょうか?

飯島「2話という短い中にものすごく濃い内容が詰まっていて、ジェットコースターのような勢いで作品を楽しむことができると思います。見どころとなるポイントが多く、その一つ一つのインパクトも強い分、キャラクターの心情を緻密に作っていかないといけないと感じました」

加藤「復讐劇かと思ったら後編はまさかの展開が待ち受けています。私自身、台本を読んでドキドキしたので、視聴者の皆さんも同じように感じていただけると思います。ただ...茜の立場になって考えると、涙が出そうなほど大輔はひどいなって」

飯島「人として欠如している部分が多すぎますよね。あ、僕自身はもちろん平和主義ですよ?(笑)」

加藤「良かったです(笑)。DVシーンなどのお芝居が初めてなので、どうやって撮っていくんだろう?って、撮影の不安と、実は楽しみな部分もありました。格闘技が好きなので、蹴られたときってどんな気持ちなのかなと(笑)」

飯島「いや、本当には蹴らないですよ」

加藤「そうですけど(笑)。受け身をとるのも初めてで、思わず応戦したりしないようにしないと、気を付けました」

飯島「カウンターを打たれなくて良かった(笑)」

加藤「あははは。素の加藤が出ないようにしました(笑)」

水ドラ25「夫を社会的に抹殺する5つの方法 Re:venge」
水ドラ25「夫を社会的に抹殺する5つの方法 Re:venge」

(C)テレビ東京

水ドラ25「夫を社会的に抹殺する5つの方法 Re:venge」
水ドラ25「夫を社会的に抹殺する5つの方法 Re:venge」

(C)テレビ東京

――ご自身の役を演じるにあたって、注意した点はありましたか?

加藤「まず、モラハラを受けている女性の特徴を調べたところ『自己肯定感が低い』という情報が多く出てきました。私自身も10代の頃は自己肯定感がとても低く、茜の気持ち少し分かる部分もあります。そんな昔の自分も重ね合わせながら、前半の『言いたいけど言えない』茜を演じようと思いました」

飯島「大輔は逆に自己肯定感が強くて、一人でもやっていけるという気持ちの持ち主。ですが、後半でいろんなことが明らかになっていくので、そこも踏まえて家で台本を読み込みました。あとは、どうやって嫌われるかという点も大きな課題ですね。大輔の抱えるものや、彼の強さと弱さをしっかり表現できるように心がけていました」

――初共演とのことですが、改めてお互いに聞いてみたいことはありますか?

飯島「僕は、加藤さんの好きな食べ物を知りたいです」

加藤「好きな食べ物...。ミート矢澤さんのお弁当です。先日、初めてミート矢澤さんのハンバーグとステーキのコンボ弁当を食べたらすごくおいしくて」

――現場においしい差し入れがあると、やはりテンションは上がりますか?

加藤「上がります。最高です!」

飯島「食の時間って現場中は特に幸せを感じますよね。憩いの時間です」

――タイトルにちなんで、お2人には『抹殺』したいほど苦手なものはありますか?

飯島「僕は寒さです。今、起きるのが本当につらくて...。朝、寝起きから勝負をかけなきゃいけないのが大変です(笑)。一年中、春と秋であればいいのにと思いますね。北海道出身ですが、北海道の家は暖房機能が充実していて半袖短パンでいられるくらい逆に暖かいです。どちらかというと東京の方が寒く感じます。現場にコタツがあったらいいのに」

加藤「いいですね~!」

飯島「誰も出られなくなるかも」

加藤「私は、逆に暑さが苦手です。あと、強い光。暑いと体調が悪くなるし、光に関してはゲームをするときに薄めのサングラスをかけるくらい苦手です。家も基本、薄暗くしています(笑)」

――茜と大輔は最悪の夫婦関係ですが、逆にお2人が憧れる理想の夫婦像についてお聞かせください

飯島「一番身近で見てきた両親ですね。若い頃に出会って、今も良好な関係を築いています。会話が特別多い家庭ではなかったのですが、その距離感がちょうどよかったのかなと。お互いをちゃんとリスペクトしていて『円満ってこういうことか』って見ていて思います」

加藤「仲良くしていただいている森カンナさんと、バスケットボール選手の馬場雄大選手のご夫婦です。たまにお2人で旅行に行ったり、カンナさんが馬場さんのチームの場所に行ったりと、お互いが自立しながらも支え合っている関係がすごく素敵で理想です」

撮影=市村円香 取材・文=川倉由起子

放送情報

水ドラ25「夫を社会的に抹殺する5つの方法 Re:venge」
放送日時: 2025年12月17日(水)&24日(水)深夜1:00~
チャンネル: テレ東ほか
出演=加藤史帆、飯島寛騎