ぶいすぽっ!最大級のリアルイベントが開催!熱狂のゲーム対戦と感動のライブステージをレポート!
2025.12.11(木)
コロナ禍から急速に拡大を続けるVTuber業界。その世界の中でも異彩を放つ、ゲーマーの女性陣を要したグループぶいすぽっ!が「ぶいすぽっ! フェス 2025」を11月22日~11月24日にかけてLaLa arena TOKYO-BAYで行った。
©︎ぶいすぽ
このイベントは22日をプロローグと題し、特別番組や楽屋トークの1on1でファンとの交流を深め、23日24日は前半にゲームイベントと後半にライブイベントを行うという、ぶいすぽっ!らしい特色を存分に活かしたタイムスケジュールとなっている。全ての模様をお届けしたいのは山々だが、今回は23日前半のゲームイベントと24日後半のライブイベントのレポートを織り込みつつお届けする。
23日のゲームイベントでは「FUNtastic Girls Party」と題し、様々なゲームタイトルがプレイされた。形式上はピンクvsパープルのチーム対抗戦となっているが、今回は勝敗そのものよりも、「ファンと共に楽しむこと」に重きが置かれている。
可愛らしいOP映像で幕が上がると、スクリーンの脇ではリアルタイムコメントが流れる。オンライン視聴からでも会場の一体感が味わえる演出だ。
本編の中でも特に異彩を放っていたのが「オーバークック2」だ。 プレイ中のメンバーから飛び交う絶叫や連携の声がそのまま会場に響き渡り、そのドタバタ感に客席は爆笑の渦に。オフラインならではの「生の声」が、コメディ展開に拍車をかけていた。
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そしてゲームイベントのクライマックスを飾ったのは、このタイトルをプレイするぶいすぽっ!メンバーの姿からファンになった方も多いであろう「Apex Legends」。 勝負の行方は、終始パープルチームが優勢に進めていたが、ここ一番で黒刃アリヤ&美暮ナリン、胡桃のあ&蝶屋はなびが奮起。土壇場での意地を見せ、最終的にはピンクチームが劇的な逆転勝利を収めた。
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ストイックに勝利を目指す「ガチ」な姿もぶいすぽっ!の魅力だが、メンバーが増え、国境も超えた今だからこそ生まれた「ファミリー感」や「和やかな対戦」もまた、彼女たちの新たな魅力だ。 競技性の高さと、箱内ならではの温かさ。その両方を存分に味わえる、充実したイベントとなった。
24日も前半のゲームイベントから数時間のインターバルを経て、会場は後半のライブイベントへと装いを新たにした。カウントダウンから早くもファンたちのボルテージが上がっていくのを感じた。そうしてはじまった1曲目は「DIAMOND in the ROUGH」これは本ライブのイベント名にもなっているアルバムのリード曲。その日のALL CASTで紡がれる歌声はファンのハートを強く掴み、ライブを波に乗せる。
会場全体が熱気に包まれると、ソロやデュエットによるパフォーマンスコーナーがスタート。口火を切ったオリジナル曲「君のいちばんになりたい」を歌唱した胡桃のあは、コール&レスポンスを楽しみながらステージ上を存分に使うパフォーマンスを魅せ、あざとさ全開のスマイルでファンたちをノックダウンしていく。続いて、デュエット曲の後にオリジナル曲「ラビラビュ」を披露した兎咲ミミも、負けず劣らずの可愛らしいアイドルっぷりを披露。普段、ギャンブルをはじめとする趣味を語る彼女だが、そのキャラクターとのギャップに改めて心を奪われたファンも多いことだろう。
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MCを挟んで登場した小雀ととはオリジナル曲「君がくれた羽」を披露。古参メンバーにも関わらず、誰に対しても分け隔てなく、自然体な彼女の魅力がそのまま歌にも反映されているかのような軽やかな歌声を披露。直後のカバー曲「UNDEAD」では夢野あかりと猫汰つながTikTokでも流行したポップなダンスと共に会場を盛り上げる。歌が少し苦手な印象もあった夢野だが、ダンスをしながら歌いこなす姿に積み重ねた練習量が垣間見え、感動したファンもいたはずだ。
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紡木こかげはオリジナル曲「ひとくちの魔法」を歌唱し、ファンに魔法をかけていく。「もぐもぐ担当」という謎めいた言葉がよく似合う、彼女からのキュートな"おすそ分け"にファンはメロメロ。穏やかな雰囲気が会場に漂う中、中華風のイントロで空気が一転。蝶屋はなびと甘結もかによる「いーあるふぁんくらぶ」は同期コンビという結束力を見せつけつつ、コール&レスポンスで会場を盛り上げた。楽曲の持つ中華風の世界観と格ゲーマーの二人の魅力が見事にリンクした選曲と言えるだろう。
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その後のMCで夜乃くろむの2周年が祝われると、そのままオリジナル曲「Ready set glow」へ。普段の可愛らしい声からとは打って変わった歌声と、クールで鋭いリリックが突き刺さり、ファンの熱量はさらに高まっていく。テンポが速くトリッキーなこの曲をライブで歌いこなす姿は流石の一言だ。デュエット曲の次に続く、小森めとのオリジナル曲「Everyday Party Time!」は「毎日がパーティー」というタイトルに恥じない小森めとの太陽のようなエネルギーが詰まった一曲。ここまでギャップで魅せるメンバーが多い中、あえて自身のストロングポイントを全力で振りまく小森の姿にファンたちからは自然と沢山の笑顔がこぼれていた。
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ライブはまだまだ続く。MCでウェーブをファンと楽しんだ蝶屋はなびがそのままオリジナル曲「蝶影繚乱」を披露。先程の中華風とは対照的に、今度は和のテイストを散りばめた楽曲を舞っていく。ヴィジュアルと相まって、まさしくクールビューティーな姿だ。ソロで続いたのは夢野あかり。オリジナル曲「ビッグドリーマー」というタイトルは彼女自身の姿が投影されたようなもの。彼女に紐づく様々な言葉が散りばめられた楽曲を歌う夢野を思わず、ファンが応援してしまう。ドリーマーでありながら夢を与える姿がファンに元気を与えていた。
ライブも終盤に差し掛かる。オリジナル曲を披露していないメンバーも残り少ない。先陣を切ったのは猫汰つなで「適材適所ワンモアトライ!」を披露。会場を爆アゲするナンバーで最後までファンを先導していく。対照的に、甘結もかの「Next Page」はファンをうっとりさせるバラードに近いナンバー。彼女のこれからを想起させるような艶のある歌声にファンは静か聴き入っていた。ラストのオリジナル曲は「はかない担当」、空澄セナの「Momentary Light」。歌声に定評がある彼女の伸びやかな歌声は正しく照らしてくれる光のようで最後を飾るにふさわしい圧巻のステージとなった。
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ラストのMCでは「笑顔で楽しく終わりたい!」と語った胡桃のあと兎咲ミミ。ここまで23曲を披露し、怒涛のステージを繰り広げたメンバー全員で歌うラストソングは「for Victory!」。お馴染みの曲が流れる中、ファンたちは思い思いのメンバーにしっかりと愛を届けた。絆が現れた素晴らしい空間は沢山の歓声と感謝で幕を閉じた。
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メンバーからの感謝のメッセージが流れる中、発表されたのはesportsイベント『VSPO! SHOWDOWN 2026 powered by RAGE』の開催。前回も盛り上がりをみせたイベントが帰ってくる。詳細は随時更新される予定だ。これからも彼女たちから目が離せない。
文=田中諒
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